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ブックマーク / newsweekjapan.jp (7)

  • 外弁慶の日本アスリートたち、内向きの「喝」はスルーが勝ち?

    ワールドカップ予選リーグが佳境を迎える一方で、野球のメジャーリーグは交流戦の真っ只中、バスケのNBAファイナルは実にドラマチックなレイカーズの連覇劇となるなど、この6月の後半は正にスポーツたけなわの季節というところです。アメリカで色々な中継を見たり、観戦をしたりしている私には、とりわけこの週末は日人選手の活躍が目につきました。 まず、W杯の予選第2戦のオランダ戦は、守りに徹して相手を精神的に追いつめた前半、先取された後にロスタイムに到るまで集中力が途切れなかった後半と、過去の日A代表にはなかなか見られなかった輝きを感じるゲームでした。特に後半の1点を追う展開の中で、非常にポジティブな連携プレーが波動のように持続したあの時間は、日も、日人も変われるんだというような不思議な希望を抱かせる時間であったと思います。 ゴルフも大変なもので、女子のLPGAでは私の地元ニュージャージーで行われた

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    babelap 2010/06/21
  • 日本人には天下りがふさわしい

    今週のコラムニスト:レジス・アルノー 近頃の日では、政治家と官僚は90年代のオウム真理教並みに人気のようだ。政治家のスキャンダルと並んで官僚の権力乱用が連日報じられ、霞ヶ関ではもはや誰も安心していられない。 政治家たちが「絶望的な無能集団」なら、官僚は日を破滅させる卑劣な組織とみなされている。この時期、「将来は公務員になりたい」などと学生が言えば、「ポン引きになりたい」と言ったかのごとく、父親にひっぱたかれるかもしれない。「天下り」も国民への侮辱と見なされつつある。官僚はどこにも行きつかない橋を建設し、自分たちが監督すべき業界でお気楽な仕事を手にしている「ひどい奴ら」だ。 だが日人は気付いていない。鳩山由紀夫首相も退陣と相成り、5年間で4人も首相が変わるような政治不安の日では、官僚こそが「縁の下の力持ち」だということを。 私自身はお役所に出向くたびに、職員たちの熱心な仕事ぶりや優し

    日本人には天下りがふさわしい
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    babelap 2010/06/07
  • アメリカはもう台湾を守れない

    米政府は台湾への武器輸出を表明したが、台湾に戦略的価値はないし今のアメリカには小さな民主国家を死守する余裕はない バラク・オバマ大統領はこの一週間、さまざまな相手を怒らせてきた。まず、共和党議員を中身のないただの目立ちたがり屋だと糾弾。EU(欧州連合)に対しては、5月に予定されているEUサミットに出席しない意向を表明した。 さらに、企業に温室効果ガス排出枠を課すキャップ・アンド・トレード方式の新年度予算への計上を見送る方針を決定。環境保護団体に対して、もはやこの方式に期待していないというメッセージを送ったも同然だ。 だが、なかでも最も大きな意味をもつのは、台湾に64億ドル相当の武器を売却するという決断だ。 予想通り、中国は激しく反発した。中国外務省は「多大な内政干渉の一環」であるとし、「強烈な憤慨」という表現で怒りを露わにした。 オバマ政権1年目の中国への対応はブレまくっていた。そのため率

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    babelap 2010/02/03
  • 写真の修整は規制するべきか

    9月28日のニューヨーク・タイムズ紙によると、広告や雑誌に掲載する女性の写真をデジタル処理で修整した場合には、注意書きを義務づけるという法案が9月15日にフランス国民議会下院に提出された。 これはいいニュースに違いない。モデル写真の修整が規制されれば、ファッション誌が「こうあるべき」という理想像を女性たちに押し付け、それに合わせて服を買わせたり、体型を変えさせるようなことがなくなる。 と思ったが、当にそうだろうか。ひょっとして、人々は広告写真が操作されることを望んでいるのかもしれない。写真が修整されていることなんて何十年も前から知っていて、今さら何の影響も受けないのかもしれない。実際のところ、人々は広告写真の影響をどれくらい受けているのだろう? もしかしたら、修整していない写真に「修整していません」と注意書きを付ける方が賢い戦略かもしれない。人々は注意書きに気を付けるようになり、それが明

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    babelap 2009/10/21
    "もしかしたら、修整していない写真に「修整していません」と注意書きを付ける方が賢い戦略かもしれない"そう、それが正解。修整なし、整形なし、ヤラセなし。ブランド化しちゃいなさいよ
  • ついに逮捕者を出した「日米の親権争い」、ヒラリーはどう出てくる?

    このブログで以前にお話した日米での親権争いですが、遂に今週は逮捕者を出すという事態となりました。まず改めて背景をお話しておきましょう。世界中で国際結婚が増加する中、国際間の結婚が不幸にも破綻した場合に、親権を決め、親権のない方の親の面会権を保障し、養育費の支払いに強制力を働かせなくてはなりません。その場合に、子供の人権を守るために国境を越えて関係国が協力して、離婚調停の結果を履行させるために「ハーグ条約」というものがあり、多くの国がこれを批准しています。 ところが日はこの条約を批准していません。理由は明白で、日の民法では両親が離婚した際に、(1)子供が双方の親を行き来する共同親権制度がない、(2)親権のない方の親の面会権が保障されていない、(3)養育費の支払いについて「差し押さえ」などの法的な強制力がない、という制度となっており、ハーグ条約の前提を全く満たしていないからです。これに加え

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    babelap 2009/09/30
  • 「民主308議席」の民意とは?

    民意が2大政党を行き来するアメリカでは、大きな政権交代の波には必ず「民意の核」が見えるものです。例えば、昨年のオバマの「チェンジ」を支持した民意は、ブッシュの一国主義的な軍事戦略の行き詰まり、そして金融グローバリズムの「虚業」にバブルを生ませ破綻させた経済政策、この2つへの「ノー」でした。その核にある感情は「アメリカはもっと世界から尊敬されるはずだ」という思いと「自分たちの生活不安を解消してほしい」という思いの交錯したものでした。この「核」が巨大な波を起こし、史上初の黒人大統領候補を圧勝させたのです。 今回の「民主308議席」を動かしたのも似たような「核」です。そして今回の場合は、「日はもっと善なる国家イメージを周囲に与える中で紛争に巻き込まれないという安全を指向すべきだ」という軍事外交のニュアンスもありますが、それ以上に「自分たちの生活の先行き不安を解消してほしい」という思い、いや一言

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    babelap 2009/08/31
  • なかなか伸びないアメリカのサッカー人気

    ウズベキスタン戦で一気にW杯選の出場を決めることができた日ですが、一方で北中米カリブ(CONCACAF=コンカカフ・リーグ)の最終予選もヤマ場を迎えています。この最終予選は6チームが参加して、上位3チームが選出場権を獲得するのですが、アメリカ、メキシコ、コスタリカに加えて、サッカーの勝敗が遺恨となって戦争をしたこともある因縁のホンジュラスとエルサルバドル、そしてトリニダード・トバコという顔ぶれは、なかなか興味深いところです。 アメリカは現在のところ、2連勝した後に先週の6月3日にコスタリカに大敗していますが、6日のホンジュラスとの戦いでは前半に1点を先行されたものの、エースのドノバンが相手のハンドに際してのPKを決めて同点、その後逆転勝ちし、現在のところは3勝1敗1分で有利な位置につけています。まだ安心はできませんが、仮に4位になっても大陸間プレーオフが残っていますし、メキシコとの直

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    babelap 2009/06/11
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