「マスコミたらい回し」とは?(その139)毎日社説の「産科医訴訟」とは毎日新聞奈良支局のある奈良県立奈良病院の話 奈良支局の報道が一連のメディアスクラムを生み、大淀病院の産科を閉鎖に追い込んだ毎日新聞のお笑い社説「産科医訴訟判決 医療崩壊への警鐘だ」 これは唖然。 というか 報道機関としての矜持はない ってことだな、毎日新聞。 全世界の日本の産科医療崩壊ウォッチャーの皆様(というか拙blogにはアメリカを始め、海外の大学など研究機関からも、アクセスを頂いている)、本日の 毎日新聞社説は永久保存 して下さいね。 社説:産科医訴訟判決 医療崩壊への警鐘だ 医療が崩壊するか、医療従事者がつぶれるか。これが今、多くの医療現場で起きている厳しい現実だ。公立病院など多くの医療機関が赤字経営になっている一方、勤務医の過重労働と医師不足が深刻化している。 そうした中、奈良地裁が産科医の夜間や土曜休日の宿日
今日の甲州は朝からよく晴れていて気温もぐんぐんあがっております。まるで初夏の陽気ですね。 さて、自分の論文と来月のスパイクマン(スピークマン)についての講演会の準備のために、先週あたりからリアリズムの理論をおさらいしておりまして、そこで気がついたことを少しここにメモっておきます。 リアリズム、特にネオリアリズムの理論を英米系の大学で少しかじったことのある方々ならご存知かも知れませんが、理論書としてはかなりスタンダード(というか古典)な部類に入るものとして Robert O. Keohane (ed.), Neorealism and Its Critics, (NY: Columimbia University Press, 1986) という本があります。 これはいわゆる「ネオネオ論争」の初期の集大成とでも言える論文集でして、ウォルツやギルピンなどがリアリズムを擁護し、それに対して批判的
日本地ビール協会は、国内最大級のビールイベント「ジャパン・ビアフェスティバル2009」の入場前売券を販売中。6月6日と7日に恵比寿ガーデンプレイス(東京・恵比寿)、7月18日〜20日に京セラドーム(大阪・西区)、9月19日〜21日には横浜港大さん橋(神奈川・横浜)で開催される。 「ビアフェス」の愛称で親しまれている同イベントは1998年より毎年開催され、今年で12回目(大阪開催は7回目、横浜開催は4回目)。入場料のみでビール約120種類が飲み放題とあって毎年大盛況で、昨年は1万5,000人が来場したとのこと。開催日程が昨年より2日間増えた今年は1万8,000人の来場者数を予測しているという。 「ジャパン・ビアフェスティバル2008横浜」の様子。醸造者から直接ビールを注いでもらえることもあるという 東京・大阪会場では、4月4日に開催されたビールコンテスト「ジャパン・アジア・ビアカップ2009
【鳩山幹事長会見詳報】「(永住外国人の地方参政権は)愛のテーマだ。付与されてしかるべき」 (1/2ページ) 2009.4.24 17:25 民主党の鳩山由紀夫幹事長は24日、党本部で記者会見し、永住外国人への地方参政権付与について、「愛のテーマだ。地方での参政権は付与されてしかるべきではないか」と述べた。会見の詳報は以下の通り。 【永住外国人への参政権付与】 --ニコニコ動画の鳩山氏の発言がネットで批判的に議論されている。「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」という発言の真意は。韓国では2月に海外にいる韓国人に対し、国政選挙を認める法律が成立したが、大統領の決裁待ちだ。日本にいる韓国人にこの参政権を認めると、二重に投票できることになる。それでも日本にいる永住外国人に参政権を与えるべきか 「私がニコニコ動画で発言したことが大変、話題になっている。国民に大いに議論してもらいたい。これは大き
民主・鳩山氏 「永住外国人の地方参政権は、愛のテーマだ。地球は、生きとし生ける者のもの。日本も、動植物の所有物で…」 1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ :2009/04/24(金) 18:00:30 ID:???0 民主党の鳩山幹事長は24日、記者会見した。 −ニコニコ動画の鳩山氏の発言がネットで批判的に議論されている。「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」という発言の真意は。韓国では2月に海外にいる韓国人に対し、国政選挙を認める法律が成立したが大統領の決裁待ちだ。日本にいる韓国人にこの参政権を認めると、二重に投票できることになる。 それでも日本にいる永住外国人に参政権を与えるべきか 「国民に大いに議論してもらいたい。これは大きなテーマ、まさに愛のテーマだ。友愛と言っている原点がそこにあるからだ。地球は生きとし生けるすべての者のものだ。そのように思っている
医療が崩壊するか、医療従事者がつぶれるか。これが今、多くの医療現場で起きている厳しい現実だ。公立病院など多くの医療機関が赤字経営になっている一方、勤務医の過重労働と医師不足が深刻化している。 そうした中、奈良地裁が産科医の夜間や土曜休日の宿日直勤務について労働基準法上の時間外労働に当たるとの判断を示し、奈良県に割増賃金の支払いを命じた。この判決は勤務医の処遇のあり方に警鐘を鳴らしただけにとどまらず、医療費削減の流れの中で起きている医療崩壊への対応について、国民に問題を提起したものと受け止めるべきだ。 厚生労働省が07年に病院や診療所1852件の立ち入り調査を行ったところ、8割に労基法違反があり、改善指導した。違反事例では労働時間関係が5割弱、割増賃金が3割強だった。厚労省は割増賃金の支払いに加え、「宿直は週1回、日直は月1回が限度」と指導しているが、多くの医療機関では労務管理が不十分な所が
中国政府がデジタル家電などの中核情報をメーカーに強制開示させる制度を5月に発足させることが23日、明らかになった。 中国政府は実施規則などを今月中にも公表する方針をすでに日米両政府に伝えた模様だ。当初の制度案を一部見直して適用まで一定の猶予期間を設けるものの、強制開示の根幹は変更しない。日米欧は企業の知的財産が流出する恐れがあるとして制度導入の撤回を強く求めてきたが、中国側の「強行突破」で国際問題に発展する懸念が強まってきた。 制度は、中国で生産・販売する外国製の情報技術(IT)製品について、製品を制御するソフトウエアの設計図である「ソースコード」の開示をメーカーに強制するものだ。中国当局の職員が日本を訪れ製品をチェックする手続きも含まれる。拒否すれば、その製品の現地生産・販売や対中輸出ができなくなる。 どの先進国も採用していない異例の制度で、非接触ICカードやデジタル複写機、金融機関向け
中国・北京(Beijing)の天安門広場(Tiananmen Square)に掲げられた中国国旗(2009年5月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/GOH CHAI HIN 【4月24日 AFP】(一部訂正)中国の都市部で法令の順守状況を監視する「城管(Cheng Guan)」と呼ばれる治安維持要員向けに当局が作成した、「証拠を残さずに違反者を殴打する方法」などが記載されたマニュアルの一部が23日、インターネット上に流出し、地元メディアやブログなどで怒りの声が上がっている。 流出したマニュアルは、城管の北京(Beijing)支部が作成したもの。ウェブサイトに抜粋掲載された内容によれば、「相手の人物の顔から血を流させてはいけない。目に見えるけがをさせてはいけない。目撃されてはいけない。素早く実行する」などの指示が記されている。 こうした記述にインターネット上では、「彼らはごろつき以下だ」と
民間企業への大規模な公的支援、各種銀行への資金注入、そして、保険会社の国有化・・・。アメリカではここ数ヶ月の間に、市場自由主義・資本主義を標榜する国とは思えないくらい大胆な市場介入策が行われてきた。金融危機に対処するためではあるが、市場に対する国の関与とコントロールは着実に拡大している。 銀行や金融機関への公的資本の注入や国有化は、スウェーデンが1990年代初めに行い、当時の金融危機・経済危機を3-4年のうちに最悪の状態から立て直すことに成功した教訓がある。このことは昨年秋にもこのブログで「the Stockholm Solution」として特集した。 2008-09-15: The Stockholm Solution (1) 2008-09-17: The Stockholm Solution (2) 2008-09-19: The Stockholm Solution (3) 200
昨今の経済状況をめぐる議論で、だれもが疑わない前提がある。それはこの不況が、いずれは終わるということだ。日本経済にはもっと実力があるので、政府が景気対策で「GDPギャップ」を埋めて時間を稼いでいれば、「全治3年」で3%ぐらいの成長率に戻る――と麻生首相は信じているのかもしれないが、昨年の経済財政白書は次の図のような暗い未来像を描いている: これは秋以降の経済危機の前の予測だから、潜在成長率は1%弱だが、今はマイナスになっている可能性もある。90年代の「失われた10年」と現在はつながっており、そしてこの長期停滞には終わりがないかもしれないのだ。これを打開するには、生産性を上げるしかない。特に雇用を流動化して労働の再配分を行なう必要があるが、それには非常に抵抗が強い。日本の産業構造が老朽化しており、これを再編しないと衰退する、と多くの人が90年代から警告してきた。20年間できなかったことが、
19日の記事には驚くほどの反響があり、出版化の話まで来た(さすがに無理なのでお断りしたが)。コメントも150を超え、延々と議論が続いている。2ちゃんねるでもスレが立ったようだが、いつものシニカルな反応が少なく、共感する声が意外に多い。日本の閉塞状況の深い部分を、この記事が期せずして突いてしまったのかもしれない。 そのキーワードは「希望」のようだ。救いのない状況に置かれたとき、人は「今ここにないもの」に希望を求める。古代ユダヤ教が故郷をもたないユダヤ人に信じられたのも、ウェーバーが指摘したように「救いは現世ではなく来世にある」という徹底した現世否定的な性格のゆえだった。キリスト教が激しい弾圧に耐えてローマ帝国の貧民に広がり、最終的に国教になったのも、この世の終わりがまもなくやってきて、現世で救われない者ほど来世で救われるという教義のためだった。 近代において社会主義が強い影響力をもつのも
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