5日付スペインのスポーツ紙「アス」の一面を飾ったのは、15歳の少年だ。見出しは「ジダンの後継者は…ジダン」。ジネディーヌ・ジダン氏の長男エンゾくんを大々的に取り上げている。 現在レアル・マドリーのU-15チームで背番号10をつけ司令塔として活躍する主将エンゾ・ジダン。数年前までレアル・ユースの選手リストにジダンの名はなかった。目立ちすぎるのを避けて、母方の姓フェルナンデスで登録していたためだ。 それがいまや15歳。名前でなく実力でアピールできる選手に成長した。クラブのスポーツ・ディレクター、ホルヘ・ヴァルダーノ氏も「ピッチではジダンに生き写し」と絶賛する。 アス紙によると、そろそろU-16代表入りも囁かれている。問題はスペインをとるかフランスをとるかだ。両親はともにフランス人だが、母方の祖父母はスペイン人で、エンゾくんは2つの国籍をもっている。 二重国籍をもつ選手の代表問題については、最近