Jリーグで監督解任劇が相次いでいる。J2岐阜のラモス監督を皮切りに、J1東京・城福監督、J2千葉・関塚監督と連鎖反応のように退任が発表された。 私も横浜、京都、仙台で監督を務め、クビになった。チームの成績不振の責任を取るのは当然だが、そうではない解任もあった。それに関しては今さら蒸し返すつもりはない。 だが解任劇が続いている今だからこそ、いいたい。サッカーのことをよく知っている“プロ”が監督、クラブ社長、そしてゼネラルマネジャー(GM)になるべきだ。 今のJクラブでは、責任の所在がはっきりしない。チームが低迷しても指揮を執っている監督にオファーしたクラブ社長やGMの任命責任は問われない。 そのクラブ社長は親会社から「赤字を出すな」と厳命されて“天下り”でやってくる。それでいてサッカービジネスの何たるかを理解していない人物ばかりだ。 GMも同様だ。強化担当の最高責任者だけに、Jリーグ、日本協
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