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ブックマーク / synodos.jp (108)

  • 「古くて新しい」お金と階級の話――そろそろ左派は〈経済〉を語ろう/ブレイディみかこ×松尾匡×北田暁大 - SYNODOS

    ブレイディみかこ、松尾匡、北田暁大各氏による鼎談からなる『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』(亜紀書房)が刊行された。 日リベラル・左派の躓きの石は「経済」という下部構造の忘却にあると喝破し、アイデンティティ政治を超えて「経済にデモクラシーを」求めよとする書から一部を転載する。 北田 日では「リベサヨ」という言葉に象徴されるような妙な形で運用される言葉があるけれど、それも一理ある気がします。どうも日の「リベラル左派」というのはアメリカ的な意味での「リベラル(ソーシャル)」ですらなくて、経済的な志向性はむしろヨーロッパ的な意味での「リベラル(自由主義)」、アメリカで言えば共和党保守に近いのではないか、という話になりました。 たしかに、日の「レフト」というのは、いまやソーシャルな要素が限りなく希薄化された「リベラル」に吞み込まれつつあるような気がします。経済的な下部構造を軽視して、意

    「古くて新しい」お金と階級の話――そろそろ左派は〈経済〉を語ろう/ブレイディみかこ×松尾匡×北田暁大 - SYNODOS
    babi1234567890
    babi1234567890 2018/05/10
    良記事。「左派が労働者階級からの支持を捨ててどうするのかと。そういうことをしてきたから労働者の票を極右に奪われている」
  • 消費増税をめぐる「総括的検証」――消費の停滞についてどのように理解するか/中里透 - SYNODOS

    消費税率が8%に引き上げられて4年が経過した。2014年4月の増税は財政収支の改善に一定の役割を果たしたが、その反面、消費の大幅な落ち込みを通じて景気や物価の動向にマイナスの影響をもたらした。こうした中、19年10月には再増税(消費税率の10%への引き上げ)が予定されており、その実施・延期の決定が今秋にも行われるものと見込まれる。増税実施の可否を判断するに当たっては、14年4月の増税が景気や物価の動向にどのような影響を与えたのかをつぶさに点検することが欠かせない。 そこで、稿ではこの作業の一環として、消費税率引き上げが家計消費に与えた影響について、さまざまなデータをもとに検証を試みることとしたい。 稿の主たるメッセージは、 (1)消費の停滞を、社会保障に関する将来不安や潜在成長率の低下などの構造的要因に求める見方は、実際のデータとの整合性が確保されない。 (2)実質消費の動向は実質所得

    消費増税をめぐる「総括的検証」――消費の停滞についてどのように理解するか/中里透 - SYNODOS
    babi1234567890
    babi1234567890 2018/04/17
    消費税上がった年って必ず天候不順になるよね
  • 歴史修正主義と「言語ゲーム」――学術の力を信じるために/『歴史修正主義とサブカルチャー』著者、倉橋耕平氏インタビュー - SYNODOS

    歴史修正主義と「言語ゲーム」――学術の力を信じるために 『歴史修正主義とサブカルチャー』著者、倉橋耕平氏インタビュー 情報 #「新しいリベラル」を構想するために 90年代に現れた歴史修正主義的言説。多くの学術的な批判がなされてきたが、一向に収束する気配はなく、インターネット時代になってますます広く深く蔓延している。なぜ、学術は無力にみえるのか? あるいは、まだ学術の力を信じることはできるのか? 『歴史修正主義とサブカルチャー』の著者、倉橋耕平氏に話を伺った。(聞き手・構成/芹沢一也) ――最初に書のコンセプトを教えてください。 今国会で財務省の公文書改ざんが話題になっていますが、あれこそまさに「歴史修正主義(=歴史否定論)」の系譜にある思考です。私が今回ので問題にしていることの根幹というか、その最悪の事態がいままさに目の前で起こっている。歴史を恣意的に歪めることは、事実を歪めることです

    歴史修正主義と「言語ゲーム」――学術の力を信じるために/『歴史修正主義とサブカルチャー』著者、倉橋耕平氏インタビュー - SYNODOS
  • 裁量労働制、政府の答弁を検証する/上西充子 - SYNODOS

    安倍政権が最重要課題と位置付ける、働き方改革関連法案。今国会では、8の改正法案を束ねたものが、一括法案として提出される見込みです。時間外労働の上限規制などとともに、改革の目玉の一つとされるのが、裁量労働制の拡大です。しかし野党からは、裁量労働制の拡大は長時間労働を助長するとして、批判の声が上がっています。そんな中、政府側の答弁に使用されたデータが適切ではないとして、国会では追及の声が上がっています。問題の背景と、経過、今後の議論の在り方などについて、法政大学の上西充子教授の見解をまとめました。 2018年2月12日放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「裁量労働制の方が労働時間が短い」という政府が示したデータは当か?」、2018年2月20日放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「『裁量労働制』をめぐる不適切データ問題。このまま法案を提出していいのか」をもとに再構成(構成/増

    裁量労働制、政府の答弁を検証する/上西充子 - SYNODOS
  • 落語とポリコレ――変化しながら継承される伝統芸能/九龍ジョー氏インタビュー/α-Synodos vol.236 - SYNODOS

    新年明けましておめでとうございます。 年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。 早速、2018年最初のαシノドスのラインナップをご紹介いたします。今回のテーマは「伝統と現代」です。 巻頭インタビューは「落語とポリコレ」です。近年では若者の間でもブームになっている落語。一方で、寄席の中では現代のポリティカル・コレクトネスとは相いれない表現も耳にします。ポリコレが気になって、寄席で素直に笑えない増田が、古典からポップカルチャーまで、文化芸能に詳しい九龍ジョー氏にお悩み相談に行きました。 第2稿は、同志社大学教授のコリン・P.A.ジョーンズ氏によるハーグ条約Q&Aです。夫婦関係の破綻後、片方の親が一方的に子をもう一人の親から引き離す、子の連れ去り問題。国際的に「拉致大国」と呼ばれる日の現状について、ハーグ条約を起点にご解説いただきました。 続いては、家族社会学者の永田夏来氏による「今月のポジ

    落語とポリコレ――変化しながら継承される伝統芸能/九龍ジョー氏インタビュー/α-Synodos vol.236 - SYNODOS
  • 近藤誠氏の『ワクチン副作用の恐怖』に対する批判とその先/NATROM - SYNODOS

    ワクチンの効果は実感しにくい。インフルエンザワクチンを例として考えてみよう。成人の季節性インフルエンザワクチンの有効率は40%~60%程度である(1)。ざっくり50%として、ワクチンなしだと100人中20人が発症する集団に、ワクチンを接種すると、発症を半分、つまり10人に減らすことできる。逆に言えば、ワクチンを接種していても100人中10人はインフルエンザを発症する。 この10人は「せっかくワクチンを接種してもインフルエンザに罹った。ワクチンには効果がない」と誤認しうる。一方、ワクチンのおかげでインフルエンザを発症しなかった10人は効果を実感できない。ワクチンを接種しようがすまいが発症しなかったであろう80人の中に紛れてしまう。 有効率の高いワクチンなら効果を実感できるだろうか。麻疹(はしか)ワクチンの有効率は高く、93%~97%だとされている(2)。集団におけるワクチンの接種割合が高けれ

    近藤誠氏の『ワクチン副作用の恐怖』に対する批判とその先/NATROM - SYNODOS
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    babi1234567890 2017/11/25
    近藤誠が奪った他人の人生の合計は何年になるのだろう?何千?何万?
  • 左派・リベラル派候補がアピールすべき要点/松尾匡 - SYNODOS

    今回の選挙では、日の左派・リベラル派が、安倍自民党と小池新党の改憲・復古主義勢力の前に消滅同然に陥るか、それとも、暮らしの苦しみや不安を抱く多くの普通のひとびとのエネルギーを集めて大きく躍進するかの岐路に立っていると思います。それはひとえに、これらのひとびとの望みに答える経済政策を打ち出せるかどうかにかかっています。 私は今回、民進党が解体していく情勢の中で、「ひとびとの経済政策研究会」で経済政策のマニフェスト案を作り、まだ草稿の段階からあちこちツテを尽くして参考にしてもらえるように働きかけました。それがどのくらい伝わったのかはわかりませんが、もう公示もなされた今となっては、今さらこれ以上各党の掲げる経済政策を左右しようとしても無理でしょう。 ですから、せめて個々の候補者のみなさん、特に、政党に所属せずに、左派・リベラル系の野党統一候補などとして闘っているみなさんにお願いします。稿にお

    左派・リベラル派候補がアピールすべき要点/松尾匡 - SYNODOS
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    babi1234567890 2017/10/17
    だからマスコミは消費増税に肯定的なんだよなぁ。「大企業を支配する人や富裕層といった一握りの人の利益のための財政危機論キャンペーン」
  • 「福島で次世代に放射線被曝の影響は考えられない」ということ――日本学術会議の「合意」を読みとく / 服部美咲 / フリーライター | SYNODOS -シノドス-

    2017.09.19 Tue 「福島で次世代に放射線被曝の影響は考えられない」ということ――日学術会議の「合意」を読みとく 服部美咲 / フリーライター 2017年9月1日、日の科学者を代表する組織である日学術会議の臨床医学委員会放射線防護・リスクマネジメント分科会が、「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題―現在の科学的知見を福島で生かすために―」という報告書(以下『9.1報告』と表記)を出した。これは、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う子どもの健康への放射線影響と、被曝の健康影響についての社会的な理解や不安の状況についての報告である。この報告を受けて、医療関係者に向けた提言が今後まとめられることになる。 『9.1報告』はUNSCEAR(国連科学委員会)の各年度の白書を引用しながら、これまでの放射線被曝による健康影響についての知見や、福島第一原発事故後の住民の被曝線量の推定値

    「福島で次世代に放射線被曝の影響は考えられない」ということ――日本学術会議の「合意」を読みとく / 服部美咲 / フリーライター | SYNODOS -シノドス-
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    babi1234567890 2017/09/19
    デマを幇助し、人々を不安に陥れ、差別を助長しまくっているんだから、基本マスコミは売文屋に堕してると言われても仕方ない。当事者意識を共有した時は頑張るんだけどねぇ
  • なぜ今、ベーシックインカムなのか?/井上智洋×山森亮×荻上チキ - SYNODOS

    今、世界各国で導入が検討されている「ベーシックインカム」。この制度はどのようなもので、私たちの社会に何をもたらすのか。その実現性や課題も含め専門家の方に伺った。2017年2月8日(水)放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「各国で導入を検討、なぜ今ベーシックインカムなのか?」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組ホームページはこちら →https://www.tbsradio.jp/ss954/ 荻上 今日のスタジオ

    なぜ今、ベーシックインカムなのか?/井上智洋×山森亮×荻上チキ - SYNODOS
  • 戦争の「犠牲」のリアリティー:当事者不在の政治の行く末にあるもの/北村毅 - SYNODOS

    昨年、ロッキング・オン・グループから不定期に刊行されている雑誌『Sight』が「老人が始めた戦争で死ぬのは若者」というタイトルの特集を組み、戦争への不安感や危機感に直面する情況を問うた(注1)。私はこれまで沖縄を中心に戦争体験の聞き取りをしてきたが、当時若者だった戦争体験者からも同様の言葉を何度か聞いたことがある。 稿では、アジア・太平洋戦争(1941~45年)、とりわけ沖縄戦(1945年)の歴史的事実を踏まえて、政治的決定権という観点から、この言葉のリアリティーを今に引きつけて考えてみたい。 まず、72年前に終わった戦争について、はたして当に若者の戦死者が多かったのか、人口統計データにもとづき検証してみよう。 図1は、1945年11月の沖縄を除く日全国の人口ピラミッドであるが、その山型の一部がごっそり崩れ落ちているのが見て取れる。大きくえぐれている部分は、日中戦争、アジア・太平洋戦

    戦争の「犠牲」のリアリティー:当事者不在の政治の行く末にあるもの/北村毅 - SYNODOS
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    babi1234567890 2017/07/25
    若者世代の投票率が低いのは教育の成果なんで、なかなかそのループから抜け出すのは難しい
  • 特集:分断を乗り越える/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.224 - SYNODOS

    近年、世界中で次々とポピュリズム政党が躍進している。ポピュリズムはなぜ生まれ、私たちに何を教えてくれるのか。民主主義である限り、その存在は避けては通れないものなのか。『ポピュリズムを考える 民主主義への再入門』(NHK出版)の著者である、北海道大学教授の吉田徹氏に伺った。(聞き手・構成/大谷佳名) ◇「敵」と「人々」を創出するポピュリズム ――「ポピュリズムは悪」というイメージがありますが、決まった定義はあるのでしょうか。 定義が時代や学者によって変わるところがポピュリズムの難しいところなんです。それがポピュリズムの分かりにくさに拍車をかけています。ただ、大前提として、ポピュリズムは分析のための概念でも記述するための概念でもなく、政治での侮蔑用語として流通してきたということを踏まえる必要があります。「あいつはポピュリストだ!」と相手を非難するための言葉であって、学術用語ではありません。 つ

    特集:分断を乗り越える/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.224 - SYNODOS
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    babi1234567890 2017/07/18
    「そうなってしまうと人々は、「民主主義なのに自分たちは正当に代表されていない」という不満を募らせていく。そこにポピュリズムはつけこむわけです」
  • 特集:ネット時代の政治/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.223 - SYNODOS

    近年、日社会の右傾化が懸念されている。インターネット上では急進的な右派からマイノリティの排除が繰り返し叫ばれ、ヘイトスピーチなどの社会問題にもなっている。果たして、日社会は当に右傾化しているのか。インターネット空間における右傾化とレイシズムの関係について、社会心理学者の高史明氏に伺った。(取材・構成/増田穂) ◇日は右傾化しているのか? ――最近、日社会の右傾化を懸念する声が度々聞かれますが、実際に社会は右傾化しているのでしょうか。 その質問に答えるには、まず、どの領域での右傾化を論じるかをはっきりさせなければなりません。一言に「日社会の右傾化」といっても、それが有権者、つまり市民のレベルで起こっているのか、政治家のレベルで起こっているのか、もしくは制度の面で右傾化しているのか、さまざまなレイヤーがあります。「日社会が右傾化している」というと市民の意識レベルでも右傾化が起こっ

    特集:ネット時代の政治/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.223 - SYNODOS
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    babi1234567890 2017/07/11
    「有権者の意識が右傾化していると断定できる証拠はないとしています」
  • “共謀罪”をめぐる特別報告者の書簡で注目、国連人権理事会とは何なのか?/阿部浩己×荻上チキ - SYNODOS

    5月18日、国連人権理事会の特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏が、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案について、「成立すればプライバシーや表現の自由を制約する恐れがある」と懸念を示す書簡を安倍総理に送った。また5月30日には、国連人権理事会の特別報告者のデービッド・ケイ氏が、日の表現の自由を調査した報告書を発表した。国連人権理事会の特別報告者とはどんな立場で、どのような調査報告を行っているのか? その後ろ盾となる、国連人権理事会は、何を目的に設立されたのか。2017年5月31日放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「日政府は制度の趣旨を理解していない!?国連人権理事会・特別報告者とは何なのか?」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジテ

    “共謀罪”をめぐる特別報告者の書簡で注目、国連人権理事会とは何なのか?/阿部浩己×荻上チキ - SYNODOS
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    babi1234567890 2017/06/14
    「日本では、雇用された新聞社なりテレビ局に忠誠を尽くす仕組みになっており、横断的にジャーナリストの独立を守る仕組みがない」
  • アフリカから学ぶべき日本の教育無償化のダメな議論/畠山勝太 - SYNODOS

    海の向こうの日では高等教育無償化のために憲法を改正するか否かで議論が盛り上がっていますが、議論が稚拙すぎる感じがします。ここアフリカでは1990年代以降、教育の無償化が進み、さまざまな知見が得られているので、教育経済学の議論と共にそれを紹介してみようと思います。 (1)無償化後のビジョンが欠如している アフリカで90年代以降教育の無償化が進み何が起こったかというと、就学率の急上昇です。例えば、ここマラウイは最貧国で国民一人当たりの平均所得は1日100円にも満たない状況ですが、初等教育の純就学率は95%程度あり、不就学児童の大半は障害を抱える児童か孤児かという状況で、貧しいから学校に行けないという状況は、ほぼほぼ解消されたと言えるでしょう。 しかし、教育の無償化による教育へのアクセスの爆発は、教育の質の低下を招きました。図1が示すように、マラウイは1994年に初等教育の無償化を導入した結果

    アフリカから学ぶべき日本の教育無償化のダメな議論/畠山勝太 - SYNODOS
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    babi1234567890 2017/05/23
    「義務化をせずに教育を無償化すると、それでも大学に進学しない貧困層が納めた税金で富裕層が大学進学するという所得の逆移転が発生するので、これを大学卒業後に回収するために累進課税を強化するなどのセットも必
  • 日本の道徳教育、どこが問題なのか?/辻田真佐憲×池田賢市×荻上チキ - SYNODOS

    来年度から正式な教科となる小学校の道徳教育。戦前からその変遷をたどり、フランスの市民教育との比較も交えながら、今後のあり方を考える。2017年4月4日放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「来年度から『道徳』が正式教科に。 日の道徳教育、その変遷と今後」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組ホームページはこちら →http://www.tbsradio.jp/ss954/ 戦前の道徳教育「修身」とは 荻上 今夜の一

    日本の道徳教育、どこが問題なのか?/辻田真佐憲×池田賢市×荻上チキ - SYNODOS
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    babi1234567890 2017/04/19
    「今回の道徳の教科化によって、心の中までも、公の眼差しのもとに晒されることになりました」
  • 《教育勅語》には何が書かれているのか?/辻田真佐憲×荻上チキ - SYNODOS

    大阪の国有地払い下げ問題で注目を集めている「森友学園」が運営する幼稚園で、園児に「教育勅語」を暗唱させていることが明らかになり話題となっている。明治時代に制定され、戦後廃止された教育勅語。そこには、いったい何が書かれていたのか。また、戦前の日にどのような影響を与えていたのか。文筆家で近現代史研究者の辻田真佐憲氏に伺った。2017年03月16日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22「《教育勅語》には何が書かれ、戦前の日にどのような影響を与えたのか?」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ Session-22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させな

    《教育勅語》には何が書かれているのか?/辻田真佐憲×荻上チキ - SYNODOS
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    babi1234567890 2017/03/24
    「一番強いメッセージは「天皇国家のために努力しろ」ということなんです。もともと自由民権運動を抑えるために作られたわけですから、独立、自治、民主主義などの考え方とは当然、逆の立場になるわけです」
  • 「ボキャブラリー」の変化が、人間の思考を変化させている――思想を歴史的に研究する意味とは/現代思想・政治思想史 重田園江氏インタビュー - SYNODOS

    「ボキャブラリー」の変化が、人間の思考を変化させている――思想を歴史的に研究する意味とは 現代思想・政治思想史 重田園江氏インタビュー 情報 #フーコー#教養入門#監獄の誕生 人文系の学問は、とにかくを読むのが仕事というイメージがあります。しかし実際には、を読んで、それから何を考えているのでしょうか? 特に抽象的な思想や哲学のは、いったい何の意味があるのでしょうか? 今回お話を聞く重田先生は、「意味はあるかって、そんなのあるに決まってる」と喝破します。 明治大学4年生の私、白石が今までずっと気になっていた先生方にお話を聞きに行く、短期集中連載『高校生のための教養入門特別編』の第7弾。現代思想・政治思想史が専門の重田園江先生に、高齢者問題からトランプ現象の特異性まで、思想家のミシェル・フーコーを経由して熱く語っていただきました。(聞き手・構成/白石圭) ――先生のご専門である現代思想と

    「ボキャブラリー」の変化が、人間の思考を変化させている――思想を歴史的に研究する意味とは/現代思想・政治思想史 重田園江氏インタビュー - SYNODOS
  • 特集:感情/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.215 - SYNODOS

    小中高等学校で行われる保健体育や道徳の授業、あるいは自殺予防教育いじめ防止教育のための講演会などでは、しばしば「いのちの大切さ」「誕生の素晴らしさ」などが説かれ、感動を誘うような物語が語られる。しかし、こうした道徳論を伝えるだけの教育は、子どもの視点を忘れた大人の自己満足に過ぎないのではないか。私たちが、生きづらさを抱える子どもを助けられる大人になるにはどうすれば良いのか。精神科医の松俊彦氏に伺った。(聞き手・構成/大谷佳名) ◇子どもを追いつめる道徳論 ――昨年、『各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと』(メタモル出版)が出版され、その中の松先生の原稿がネット上でも公開されました(【BLOGOS】「『誕生学』でいのちの大切さがわかる?」)。ここでは、公益社団法人 誕生学協会が行っている授業の問題点について書かれていますが、今さまざまな学校において似たような「い

    特集:感情/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.215 - SYNODOS
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    babi1234567890 2017/03/04
    「学生の頃の記憶を思い出したくないような人は、自分から先生にはなりません。つまり、つらい状況にある子どもたちから見れば、自分たちはすでに「勝ち組」だということを意識してほしい」
  • 新春暴論:政治資金を透明化する簡単な方法/山口浩 - SYNODOS

    毎年12月になると「今年の漢字」が選ばれるのが恒例になっているが、2016年は「金」だった。理由がいくつか挙げられていて、「リオオリンピックにおける日人選手の金メダルラッシュ」のような明るい話題もあったが、前東京都知事の政治資金問題など、「政治と「金」(カネ)に絡む問題が次々と浮上した」というあまり歓迎できないものも入っている。 確かに思い返してみれば、政治資金をめぐっては、辞任に追い込まれた前都知事の件が火をつけたのか、グレーな案件だの、首をかしげたくなるような案件だのが相次いで報じられた。最近のものをちょっと拾うだけで出るわ出るわ。 ・政治資金パーティーで宝くじ配布 自民党川口支部 東京新聞2016年12月22日 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201612/CK2016122202000138.html ・三反園氏陣営

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  • 私は、あの写真をコントロールできる自由を、手にしました――「ナパーム弾の少女」と児童ポルノ/荻野幸太郎 - SYNODOS

    私は、あの写真をコントロールできる自由を、手にしました――「ナパーム弾の少女」と児童ポルノ 荻野幸太郎 NPO法人うぐいすリボン理事 社会 #ナパーム弾の少女#児童ポルノ Facebookがベトナム戦争の報道写真である「ナパーム弾の少女」を削除したことが話題となった。 この削除問題に接した多くの人々は、私を含めて、おそらくはほぼ直感的に、そしてあまり躊躇いなく、この写真の削除が間違っていると判断した。ノルウェーの首相をはじめ、多くの人がこの削除の判断に異議を唱え、Facebookは写真の削除を撤回した。Facebookが削除の判断を考え直してくれたこと自体については、私も良かったと思う。 ところで、「今回の問題の焦点は何なのか?」という問いかけに、一言で回答するのが難しいのは(あるいは説明しようとすればするほど、退屈極まりない文章になってしまうのは)、これが価値判断における対立の問題ではな

    私は、あの写真をコントロールできる自由を、手にしました――「ナパーム弾の少女」と児童ポルノ/荻野幸太郎 - SYNODOS