福島県の農家8人が、原発事故前の農業を取り戻したいと、5年前(2014年)、東京電力を訴えた裁判に、おととい(15日)、判決が言い渡されました。 農家たちは、金銭的な補償は一切求めず、農地から事故で飛散した放射性物質を取り除いて欲しいという、その一点だけを求めてきました。
05月21日 「eKoes 第2回 非正規雇用の悩み」収録観覧者の募集は終了しました。ご応募ありがとうございました。
厚生労働省が労働時間や賃金を不適切な手法で調査していたことの影響で、雇用保険や労災保険が本来の額より少なく支給されたケースがあり、その総額は現時点で少なくとも数億円規模に上る可能性があることが分かりました。総額はさらに増えるとみられ、厚生労働省はさかのぼって差額を支給する方向で検討しています。 「毎月勤労統計調査」と呼ばれるこの調査は、賃金や労働時間について厚生労働省が毎月、全国の事業所を対象に行っていますが、従業員が500人以上の大規模な事業所についてはすべて調査することになっていたにもかかわらず、都内ではおよそ3分の1の事業所を抽出して行っていました。 政府関係者によりますと、これによって、調査結果をもとに算出される雇用保険の失業給付や労災保険が本来の額より少なく支給されていたケースがあり、その総額は現時点で少なくとも数億円規模に上る可能性があるということです。 また、同様の手法は15
日本最大の指定暴力団「山口組」が分裂してまもなく3年。その後も分裂を繰り返し、いまも抗争状態が続く。一方で、暴力団員による「食料品の集団万引き」、「はらこを狙ったサケ泥棒」、「拳銃を担保に借金」など、これまで考えられなかった事件が全国で相次いでいる。背景には、暴対法・暴廃条例など、警察の取締りの強化によって用心棒代などの従来型の資金源を断たれ、生活費にも困窮した暴力団員が“荒手”の犯罪に手を染めている実態がある。そうした中、警察が危機感を強めているのが、切羽詰まった組員らが組織=「代紋」の枠組みを超えて資金源を獲得しようという犯罪だ。一般市民へのさらなる脅威となっている “貧困暴力団”による事件を追い、その対策を考える。
国会で与野党による攻防が繰り広げられている「働き方改革関連法案」。労基法や労働契約法など8本の法案で構成され、時間外労働に対する罰則付きの上限規制や、同一労働同一賃金の実現にむけた施策などが盛り込まれている。その中で最大の焦点となっているのが、労働規制を緩和する新たな仕組み「高度プロフェッショナル制度」だ。高収入の一部専門職を対象に働いた時間では管理せず、導入されれば残業や休日出勤をしても割増賃金は支払われなくなる。厚生労働省は、高度な知識を持ち自分で働く時間を調整できる人は労働時間に縛られず柔軟に働くことができると説明。一方、野党側は、長時間労働が助長され、健康確保が十分できないと主張。激しい攻防が続いている。労働時間を管理しない労働者を作るという日本で前例のないこの制度で、私たちの働き方はどう変わるのか、そして働き方改革はどうあるべきか、議論する。 出演者 竹中平蔵さん (東洋大学教授
長崎県議会の議員が理事長を務める社会福祉法人が、運営する施設で働く職員から毎月の給料日などに職場で寄付を集めて議員に献金をしていたことが、NHKの取材で明らかになりました。複数の職員や元職員が「職を失うのが怖くて断れなかった」などと証言する寄付集めは、20年以上前から続けられていて、職員から集めた寄付はおよそ2億円にのぼると見られます。取材を進める中で見えてきたのは社会福祉法人が議員に“私物化”され、政治活動に利用される実態でした。 (長崎放送局記者 馬場直子 安井俊樹) 同じ肩書の個人献金 今回の取材の端緒は去年8月にさかのぼります。 長崎県の「政治とカネ」の実態を調べようと、県内の政治団体が毎年選挙管理委員会に提出している収支報告書のチェックを始めました。日々の取材の合間を見つけては、インターネット上で公開されている収支報告書を読み込んで、おかしな支出入がないか確認を進めました。 そし
「東京から野菜が消える?」 「首都圏の台所」では 「外国人技能実習生がいなくなると、東京から野菜が消える—」。 そう話すのは茨城県の農家の男性。 茨城県は北海道に次ぐ全国2位の農業産出額を誇り 「首都圏の台所」とも呼ばれている。 実際、都内のスーパーなどの野菜売り場では 茨城県産の野菜を見ない日はないほど。 その茨城県では外国人がいないと 農業が成り立たない事態になっているというのだ。 「首都圏の台所」で高まる外国人"依存"。 その実態に迫った。 その野菜 栽培しているのは誰? 利根川を渡ると、一面、田んぼや畑の景色。そこは農業大国茨城県―。 チンゲンサイ、水菜、ピーマンなどは日本一の産出額を誇り 農業産出額は2008年から9年連続で全国2位だ。 ある農家を訪ねると、5、6人の若者たちが収穫したばかりの小松菜を選別していた。 1人に声をかけてみると「ニホンゴ、ワカラナイ」 他の人たちも控え
DVD発売のおしらせ お待たせしました。たくさんのお問い合わせをいただきました番組のDVDですが、2018年7月27日にNHKエンタープライズから発売されることになりました。 本編映像のほか、オリジナル映像が収録されています。詳しくは、お近くのビデオショップなどでお問い合わせください。 「弟の夫」DVD情報 佐藤隆太さんからのメッセージ 「弟の夫」を観てくださった皆さま、本当にありがとうございました。 放送直後から、番組の掲示板やSNSなどで反響があり、改めてこの作品に参加できたことを嬉しく思っています。 「家族でいいじゃない」 そんな、とてもシンプルで、温かい言葉がラストシーンには溢れていた気がします。 誰もが自分らしく、健やかに生きる。 あたりまえが、あたりまえになりますように。 佐藤隆太 把瑠都さんからのメッセージ ドラマ「弟の夫」をご覧いただきありがとうございました。 見終わっ
ひとりの女性の人生をここまで長く演じたのは初めての経験です。これまでずっと瀬名に寄り添ってきたので、今では自分の家族のように感じています。史実上、瀬名の死の理由は諸説ありますが、『おんな城主 直虎』ではどんな風に描かれるのだろうと気になっていました。そして、手元に届いた第46回の台本を読み終えたとき、私が演じる上で一番大切にしたいと思ったのは「瀬名は悪女ではなかった」ということです。振り返ってみると、彼女は人質になったり、幽閉されたりと、拘束されている時間が長かったんですよね。 それこそ、明日を迎えられるかもわからない、不安な日々を過ごすこともあったはず。だから覚悟を持って毎日を一生懸命生きていたんだろうなと、自分自身の生き方を改めて深く考えさせられました。また、結婚、子育て、子どもの成長と瀬名が段階を踏んでいくなかで“女性ってこういう生き方をしていくんだ”“旦那さんや子どもを思うってこう
グラフは横にスクロールできます 2024年8月(8月5日更新) 内閣支持25%、不支持55%(NHK世論調査) NHKは、8月2日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。 調査の対象となったのは2595人で、46%にあたる1199人から回答を得ました。 岸田内閣を「支持する」と答えた人は7月の調査と変わらず、25%でした。 一方、「支持しない」と答えた人は2ポイント下がって55%でした。 支持する理由では、「他の内閣より良さそうだから」が49%、「支持する政党の内閣だから」が18%、「人柄が信頼できるから」が15%などとなりました。 支持しない理由では、「政策に期待が持てないから」が43%、「実行力がないから」が27%、「他の内閣の方が良さそうだから」が11%などとなりました。
高瀬 「今、全国の公立の小中学校で『先生が足りない』という異常事態が起きています。」 和久田 「NHKが、都道府県と政令指定都市、合わせて67の教育委員会に取材したところ、今年(2017年)4月の始業式時点で、半数近い32の教育委員会で、定数に対して、少なくとも717人もの教員が不足していたことが明らかになりました。」 高瀬 「こうした学校では、教頭などが担任や授業を受け持つなどして、影響を最小限にしていますが、中には、授業ができなくなるところも出ています。」 関西地方の、ある中学校が保護者に配った書類です。 美術の教員が病気で休職して授業が出来ず、およそ3週間、別の教科に振り替えざるを得なくなったのです。 代わりの教員を求めたものの、教育委員会からの回答は…。 “とにかく見つかりません。” 中学校の校長 「きちっと学べないという状況は、非常に申し訳ないことをしている。 (義務教育の)責任
直虎をはじめとする井伊の人々に裏切り者と思われていた政次ですが、その真意がついに明らかになりました。結果的に井伊を裏切ってはいなかったのですが、政次自身は「自分が裏切った」という感覚を持っているはずだと思っていて。直親の書状を寿桂尼に見せられて選択を迫られたとき、その瞬間は裏切らざるを得なかったわけですから。 しかし、思いがけず直虎から真意を言い当てられ動揺したものの、政次はいま考え得るベストの方法で直虎と向き合いました。目付としては本音を全部出してしまうわけにはいきませんから、できる限り本音を言いつつ、家老として、目付として、いろんな見地に立って総合的に答えを出した。それが戦わない道を選ぶということでした。 これまでも政次は、自分の思いと剥離しないようにしながら、味方をだまし続けてきました。すべての物事において常に表裏を使い分けなくてはいけない複雑な人間に仕上がってしまっているんです。そ
フェイクニュースをきっかけに銃撃事件まで。 クリントン氏が児童売春組織に関与しているという偽のニュースを信じた男が、拠点とされたレストランを襲撃した。 フェイクニュースは、なぜ、どのようにして生まれるのか。 社会はどこへ向かうのか。 特集シリーズで迫る。
『真田丸』開始当初から、そのひょうひょうとしたキャラクターで人気を博した真田昌幸。第38回「昌幸」で、その人生に幕を閉じました。記憶に残る強烈な名ゼリフの数々を、写真とともに振り返ります!
武士道には、「最も剛毅(ごうき)なる者は、最も柔和なる者なり。最も勇気ある者は、最も愛ある者なり。驕(おご)れし者を打ち砕き、敗れし者を慈しみ、失われぬ他者への哀れみの心。平和の道に立つること、これすなわちもののふの道、武士道なり」という言葉があるのですが、これこそ本多忠勝の人物像に重なります。演じるというよりも、“忠勝になりきりたい”と常に思いながら、撮影に臨みました。 大小合わせて57回にも及ぶ合戦に加わっても忠勝が無傷であったのは、敵方の武将までも魅了するほどの忠義の精神を体現した無私の雄姿と、また、その姿を追う家臣達が「この殿に死んでほしくない」と必死で共に戦い守りぬいたおかげかもしれません。単に強いというだけではなくて、分け隔てなく人を心から思いやる人情、すべてを消化しようとするような人間臭さを、きっと持ち合わせていたのでしょう。『真田丸』で本多忠勝を演じる機会をいただいたことは
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