J・M・ウエストンは大体「クラシック」と「ミシェルペリー」の2つのラインが目立つような構造になっている。日本では完成された(良い意味で枯れた、長く愛された)良さを見出す美的センスと、ただでさえ敷居の高いブランドで冒険するのも怖いのかクラシックラインが人気でデザイン要素が多分に感じられるペリーの方は今イチだ。そんなペリーとクラシックの2つの線が交差するようなコレクションが「Country Gents」。ペリーが生み出したこのコレクションは新しい試みがクラシックなツラをしてそこに存在する。 その中でもこの330番はコレクション名を体現するような存在に思える。フォーマルど真ん中なストレートチップに施されるのは伝統的なカントリーシューズの意匠。ステッチは全て二重で道具としての側面を表現している。「冬の朝、パリ郊外のフォンテンブローからハイランド地方までの各地の森を、苔や落ち葉を踏みしめながら自信に
ジョン・ロブのダブルモンク、William(ウィリアム)を紹介していて気が付いたのですが、このサイトではジョン・ロブの靴もあまり紹介していなかったのです。 今までありとあらゆる靴を集めてきました。やはりメインはイギリス靴。 チャーチが圧倒的に多かったです。 だいぶ前になりますが、ラクダ革、アザラシ革、象革といった奇天烈なエキゾチックレザーの旧チャーチも随分手にしてきました。 以前紹介したように、ヒポポタマスの革、つまりカバ革のグレンソンも手にしました(これは勉強代と思ってですが) ジョン・ロブも持っていました。しかし、よりにもよって安いからといって変な色の靴を買ったこともあります。 もちろん悪い靴ではありません。むしろ良い靴だと思います。 しかし、こういのって飽きるんですね。 まず素材感がうるさすぎて、着る服装を考えさせるのが厄介です。 あくまで個人的主観ですが、「エキゾチックレザー靴ある
嗜好を楽しむ 筆者は新しいモノが欲しいという欲ではなく、買ったものを大切に長く使いたいという欲が強いのです。 J.M.ウエストンといえば、ローファーやゴルフ、ハントなどカジュアルテイストの強い靴を想像される方が多いでしょう。 雑誌での露出もそのほとんどがローファー、ゴルフ。 確かに靴好きの間で、熱狂的なファンが多いモデルとしてエドワードグリーンのドーヴァーに並び、この二つのモデルは抜きんでている気がします。 名作と言われるその二つの靴よりも先にこのキャップトウをピックアップする理由は、他でもなくこの靴が僕のファーストウエストンだからです。 僕はなかなか類を見ないほどの小足。 エドワードグリーンの32ラストでも5Eだと、インソールが沈むとほぼ羽根が閉じてしまうほど。(マニアにしか通じない例え) そんな僕が複数のサイズから靴を選択するなんて経験をしたのはJ.M.ウエストンが初めてでした。 当時
昨日大人買いしたJM WESTONのcountry gentsコレクションのストレートチップ。 昨夕、Vibramのラバーをソールに貼り、コバをコバインキで黒に、また、シューレースを黒に変更。 アッパーはサフィールのブラックで気持ち色を加えました。 クラシックラインの300はシングルソールですが、country gentsコレクションはダブルソール。 トゥラインは300と比較して流線型のラウンドトゥですが、履き心地はガッシリ硬い。このモデルのラストはかなり優秀です。 ヒールカップも300より高く、ホールド感も改善されています。 まだ大好きなポリッシュはしていませんが、レザーはWESTONですからエイジングが楽しみです。 太陽光ではグリーンです。 履き心地がなんか似ている。 何だっけ? あっ ジョンロブのラッセルだ 今は、おそらく廃番。 いい靴がどんどん無くなっていく。 今あるラッセルを大切
オードリー Crockett&Jonesらしさを最も体現した同社の代表モデルと呼ぶに相応しい1足がこの「オードリー」。英国伝統のストレートチップの風格を残しつつ、フランスならではの優雅さを絶妙に加味し表現された雰囲気にCrockett&Jonesの技術の高さを窺い知る事が出来ます。ビジネスにおいて最もフォーマルで基本とされるデザイン、冠婚葬祭においてもその足元に相応しい「黒のストレートチップ」。極めてシンプルなデザインだからこそ、素材・作りの上質さ・ラストの美しさが際立ちます。 【HandGrade Collection】 ハンドメイドのクオリティを目指して作られたコレクションです。革本来が持つ特性を活かすために、あえて手間の掛かるハンドカッティングを行い、素材においてはアッパーのみならず、ライニング、インソール等にもより上質な革を使用しています。また、ソールは伝統的な樫木のチップとともに
靴好きの皆さん当方のブログに訪れて頂き有難うございます。 靴好きのn-1234がゆっくり、のんびりと靴やスーツ色々な小物について書いていきたいと思います。 まず最初はジョンロブのシティⅡ。 「シティーで始まり、シティーで終わる」との名言があるほどあまりにも有名な靴だ。 このシティ、購入したのが香港のジョンロブ・マンダリンオリエンタルホテル店。 香港はウィズの展開がEEが基本で、Eはあまり扱っていない。 当方「間抜けの小足」の24.5の為5ハーフがジャストなのだが、EEでは5でジャストだった。 もし香港に行って購入されるなら、いつものサイズよりハーフからワンサイズ小さいのを購入するのも手かもしれない。 ジョンロブはプレステージラインとクラシックラインの二つがあるが(現在はこの区分は無くなったみたいである)、プレステージラインからはやや劣るといわれている、クラシックラインでもちょっと磨くだけで
上の写真のように、爪先に一文字状のステッチングのみを施したスタイルの靴を、「ストレートチップ」と呼びます。ご年配の方を中心に、「一文字」の愛称で親しまれている方も多いかもしれません。キャップトウの代表格と言っても過言ではなく、この靴で真っ先に思い浮かべるのは、恐らく内羽根式の黒のものでしょう。 なぜなら内羽根式の黒のこの靴は、ビジネス用としてだけでなく、礼装用としても不可欠な、「特別なもの」だからです。厳密にはモーニングなどの「昼間の儀式用の礼装」に合わせる靴の模範解答になります。鼻筋に線がシャープに通ったような凛々しい印象を与えるので、確かに個人的にも、このスタイルは内羽根式のプレーントウと同様茶系は眼中になく黒のみ、使う場面もセミフォーマルユース以上のかしこまった場に限りたくなります。 だからでしょうか、日本では1980年代までは、この靴は茶系のものがほとんど売られていなかった記憶があ
ロイドと言うとマスター・ロイドを思い浮かべる方が多いかとおもいますが、本品はロイドのスタンダードラインの商品です。 マスター・ロイドがDワイズを採用しておりやや細いのに対し、スタンダードラインはEワイズを採用しています。日本人の足形に合っていると言う点では、スタンダードラインの方がロイドの精神により則っていると言えるかも知れません。 本モデルの仕様 ストレートチップ バルモラル(内羽根式) レザーソール 革靴を履くならやっぱりレザーソールでなければ、と思う方も多いでしょう。履き心地を求めるならやはりレザーに還ります。 ダイナイトソールのモデルと比べて、Genuine leatherで内張されていおり高級感があります。 本品は、靴の基本形とも言えるオックスフォード・シューズです。最も拡張高いと言われるきれいなラウンド・トゥは決して飽きる事はありません。ソールを取り替えながら十年以上は履き続け
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く