昔は組み込み=Cという感じだったが、2023年現在に、組み込み(ベアメタル)プログラミングを試してみるのであればRust+Raspberry Pi Picoの組み合わせが良いだろう。理由はいろいろあるが、1:クロスコンパイラの導入が楽。WindowsでもMacでもLinuxでも、クロスプラットフォームで楽。2:ボード、クレート(HAL)、デバッガなどの情報が豊富で、みな同じ構成を使っており選択に迷いがない。3:Rustは素晴らしいシステムプログラミング言語であり、あと数年すれば仕事で書く場合でもRust>Cとなるだろう。いまから取り組んで、Rustの概念、作法に慣れておくのがよい。残念ながらCでやることになったとしてもRust的な考え方は絶対に役に立つ。 筆者は2017年ごろから組み込みRustに手をつけていた。そのころはnightlyコンパイラが必要で、cargoではビルドできず、クレー