お肉のほうがお魚よりタンパク質が多い・・・と思っている人が多いようですが、これは間違いで、だいたい同じくらいなのです。お肉にもお魚にも平均20%くらいのタンパク質が含まれていますが、体の中で利用される量は、お肉よりお魚のほうが多いのです。さらにお魚のほうに消化されやすいタンパク質が多く、赤ちゃんからお年寄り間で無理なく食べることができます。
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸、どこが違う? 脂肪酸には骨格となる炭素がすべて飽和結合で満たされた飽和脂肪酸と、一部に二重結合(不飽和結合)を持つ不飽和脂肪酸があります(Q53参照)。さらに不飽和脂肪酸の中でも二重結合を1個だけ持つものを一価不飽和脂肪酸、2個以上持つものを多価不飽和脂肪酸と呼びます。 脂肪酸のうちエネルギー源になるのは、第一に飽和脂肪酸、次に一価不飽和脂肪酸です。飽和脂肪酸が貯蔵脂肪として使われる重要な意味は、化学的に安定した物質であるからです。これに比べて多価不飽和脂肪酸は化学的に不安定で、過酸化物質をつくりやすく、貯蔵に向いているとはいえません。 リノール酸やα-リノレン酸などの多価不飽和脂肪酸は、細胞膜を構成するリン脂質の一部であり、細胞から出るシグナル物質、プロスタグランジンなどの生理活性物質の材料として使われます。 誤解されているのが「飽和脂肪酸はコレステロールを増や
脂質は必要以上に摂りすぎると体重増加の原因になりますが、カラダには必要不可欠な栄養素です。内臓や骨格を保護したり、皮下脂肪・内臓脂肪として蓄積できる効率のよいエネルギー源となります。またビタミンA・D・Eなどの脂溶性ビタミンの吸収を助けます。 ■脂質の摂取量の目安/1日 1日の目標摂取エネルギーの20~30%程度が適量(目標が1800kcalならば40g~60g程度) 脂質はいわゆる油のことです。カラダに良い植物性のあぶらを「油」、カラダに悪い動物性のあぶらを「脂」と表現します。現代人の食生活はどうしても脂が多くになりがち。できるだけ、カラダに悪い「脂」は避けて、良い油を適量に摂ることがダイエット中のコツです。 素材選びでこんなに違う!?悪い脂をしっかりカット 脂質が多い代表的な食べ物といえば・・・ 肉類(脂身が多いもの) マヨネーズ・バターなどの調味料 魚介類(トロや青魚) ナッツ類 上
植物油に水素を付けるとなぜマーガリンができるのか? 油を摂る量を増やした方がよいのか、それとも減らした方がよいのか。はたまた、気にしなくてもよいのか。 リノール酸がよくないといわれるのはなぜか。 オメガ3の脂肪酸は1日何グラムぐらい摂ったらよいのか。 脂肪とコレステロールってどう違うのか? コレステロールはどんな食べものに多いか。 コレステロールはからだのどこにあるのか。・・・などなど。 私と同じような疑問を持っていた方なら読んでいただく価値があると思います。 いまは、ネットで検索すれば何がしかの答えは得られる時代です。しかし、インターネットにあふれる記事は本当かどうかわからない。それなら自分で調べて確かめてみようと思いました。 大人の自由研究みたいなものです。 記事はバラバラに書きましたので、目次をつくりました。目次にしたがって順番に読んでいただければ、早く理解していただけるのではないか
オメガ3は脂肪酸の種類を指しています。脂肪酸のオメガ端から3番目の炭素に二重結合をもちます。α-リノレン酸、EPA、DHAがあります。必須脂肪酸であること。融点が低く、酸化されやすい特徴があります。 最近、テレビで「オメガ3のオイル(油)」が体によいという特集をよく見るようになりました。オメガ3とはオメガ3脂肪酸のことです。油のことを知るためにオメガ3脂肪酸は必ず知らなければいけないことですが、説明できますか? この記事で、覚えてしまいましょう。
おいしいギー(精製バター)の作り方 - インド・アーユルヴェーダ料理にかかせない基本食材 - インドに来て、インドで生活してみると、ギーを避けることはほぼ不可能です。 最近でこそいろいろな食用油が売られてるけど、もともとは、油といえばギーのこと。だから、ほとんどの料理にはギーが使われていました。 もちろんカレー(サブジ)にも、チャパティにも、なにがしかのギーが使われます。ライスにもギーが入ってますね。スイートはギーで作る、といっても過言ではありません。 ギーは、インドから中近東、アフリカにいたる広範囲な地域で食用とされてます。 インドではおもに牛や水牛の乳から作られ、とくに牛は聖なる神の使者としてうやまわれています。 雌牛はミルクをだし、雄牛は牛車で重い荷物を引っ張って働く。宗教的感情ともあいまって、牛は社会にとって必要不可欠な動物なのです。 インドには世界最多の1億8500万頭(03年)
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