本連載のバックナンバー #1: 環境構築 #2: 概要と方針 #3: 大枠づくり #4: 電卓づくり #5: ファイルの分割と単体テスト はじめに 本記事は、 Rust 言語と LLVM を用いてプログラミング言語のコンパイラを作成するチュートリアルの連載第二回です。 前回の記事 では、コンパイラ作成のための環境構築を行いました。 前回の投稿から一ヶ月たってしまい1、そろそろ第二回を投稿しないとまずいかなーという気がしてきたので、今後必要となる用語等の簡単な説明や、本連載で作成するコンパイラの方針について取り急ぎ投稿します。 今回から読み始めた方は、前回の記事を参照して環境構築をおこなうか、 FROM alpine:edge RUN apk add --no-cache llvm8-dev llvm8-static zlib-static libxml2-dev gcc g++ cargo