golang 開発の松尾です。 「毎年少なくとも一つの言語を学習する― 言語が異なると、同じ問題でも違った解決方法が採用されます。つまり、いくつかの異なったアプローチを学習することにより、幅広い思考ができるようになるわけです」 (達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道) 怠惰により「Language of the Year」といったペースは果たせていませんが、それでも複数の言語を学ぶ効力はそれなりに知っているつもりです。今年はKotlinあたりが楽しそうだなあと思いつつ。 「Go事始め 」の3回目です。 参照型 前回まででgoには値型と構造体型にそれぞれのポインタ型が用意されていることがわかりました。 goにはさらに「参照型」と呼ばれる特殊な組込型が用意されています。 不正確な表現になりますが単純化するとgoの参照型とは主として「make」を使って作成するデータ構造を参照する型