米Microsoftは3月24日（日本時間）、英語テキストで会話する人工知能「Tay」を緊急停止させました。23日夜に公開したばかりでした。 「Tay」は同社が開発したAIで、Twitterとチャット・サービスのGroupMe、Kikでリリースされたもの。一般ユーザーとやりとりすればするほど“賢くなる”とし、米国在住の18～24歳をターゲットにしていました。 TwitterのTay ところが、ネット上で会話することで人種差別や陰謀論を“学習”してしまうことに。既に削除されていますが、CNNによると「黒人は首を吊れ」「フェミニストは地獄で焼かれろ」「ヒトラーは間違っていない」などと投稿していたようです。 公式サイト そのため、同社は「Tay」を緊急停止。調整を施した後、公開するとしています。現時点では「人間のみんな、おやすみ。私は少し寝ます。今日はたくさん会話があったので疲れました。ありがと

テレビのリモコン、エアコンのリモコン、オーディオ機器のリモコン……家電製品をそろえると家に複数置かねばならなくいリモコン。これらの必要なボタンだけを1機にまとめられるリモコン「HUIS（ハウス） REMOTE CONTROLLER」がソニーから発売されました。かさばらない上に取り間違えも起こらないなど、リモコンのいろんな面倒事を解消してくれそう。 動画が取得できませんでした 「HUIS REMOTE CONTROLLER」は、複数のリモコンをこの1機に登録しておくことで、それぞれの家電に合わせて電子ペーパーディスプレイを切り替えながらあらゆる家電を遠隔操作できるリモコン。昨年7月に製品化に向けてソニーのクラウドファンディングサイト「First Flight」で支援を募集したところ、目標額に対し達成率が489％となる2435万円を集め、このたび一般販売が開始されました。 複数のリモコンを1機

12月2日放送予定のNHK総合「歴史秘話ヒストリア」で、給糧艦・間宮が特集されます。間宮といえば艦これ提督にとって甘味処としておなじみの存在。どんな内容になるか楽しみです。 12月2日の第237回で給糧艦・間宮を特集（「歴史秘話ヒストリア」公式サイトより） 今回のサブタイトルは「お菓子が戦地にやってきた」。第二次世界大戦当時、日本海軍の将兵に最も人気があった艦、それは戦艦大和でも空母赤城でもなければ艦隊のアイドル那珂ちゃんでもなく、貴重な甘いお菓子を供給してくれる給糧艦、間宮でした。 間宮は、戦地での食料補給を目的に建造された艦で、食料用倉庫や冷蔵庫、さらに加工食品の製造設備まで完備し、全線の兵士たちの下へ肉や魚や野菜など一般食料の供給にフル稼働。ようかんなどの和菓子から日本本土でもめったに食べられないケーキなども補給できたため、間宮が入港するや、その軍港は沸き立ったといわれています。 間

人気SF作品「攻殻機動隊」の世界をリアルに実現しようというプロジェクトが始動しました。その名も「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」。 公式Webサイトより 「攻殻機動隊」に登場する「義体」「電脳」「光学迷彩」「多脚思考戦車」などのテクノロジーは、作品が発表されてから25年経った今もなお多くのファンを魅了しています。「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」は、それらのテクノロジーを「未来へのビジョン」と位置付け、日本を代表する企業や大学研究者、公共機関、製作委員会と産学が共同で追求していく企画のようです。 NTTドコモによるWebサイトでの発表 当企画の公式Webサイトでは11月21日に第1回のリポートを公開する予定となっているほか、NTTドコモが「攻殻機動隊の世界を創るスタートアップ集まれ！」と呼びかけ。あの壮大で広大な世界を創っていくプロジェクト、今後の展開が楽しみですね