洋服のデフレが続いて各ブランドの収益が悪化したことから、業界では「バーゲンセールは悪」と見なす風潮が強まっているように感じます。 しかしこれは果たして正しい見方なのでしょうか? まず、実情に沿っていないことが挙げられます。 バーゲンセール=悪という観念はわからないではないですが、では実際の店頭はどうなっているのでしょうか?常に値引き販売が行われています。西友も真っ青の「KY(カカクヤス)」が毎日行われていてエブリデーロープライスはスーパーマーケットではなく洋服店という有様です。 そういう状況で「バーゲンは悪だ」と叫んだところで、何を言っているのかということになります。 次に、もし洋服が売れ残った場合は、これを処分する手段は2つしかないということです。 1、値引きをして投げ売りする 2、減損処理をして廃棄する この2つしかありません。 第3の選択肢として、バッタ屋に安値で払い下げるという手も