ブラジルのトランプと呼ばれるボルソナロ大統領は犯罪が増え続ける中、治安を改善するためだとして銃規制を大幅に緩和する大統領令に署名しました。国民の間からは銃の所持が広がることで逆に治安が悪化すると懸念する声も出ています。 ブラジルのボルソナロ大統領は15日、人口10万人当たりの殺人事件による死者の数が10人を超える都市に住む犯罪歴のない25歳以上の住民は、警察の審査なしに、ほぼ無条件で銃を購入できるとする銃規制を大幅に緩和する大統領令に署名しました。 ブラジルでは犯罪が増加していますが、ボルソナロ大統領は市民が銃を所有しやすくなれば、犯罪に巻き込まれても反撃でき、治安も改善できるなどと主張しています。 去年1年間の殺人事件による死者数が7万人以上にのぼるとされるブラジルでは、多くの都市が規制緩和の条件にあてはまり、地元メディアによりますと、25歳以上の80%がほぼ無条件に銃を購入できるように
ブラジルのリオデジャネイロにある国立博物館で2日、火事があり、200年の歴史ある建物がほぼ全焼し、2000万点以上あった収蔵品の多くが失われました。 博物館は1818年に、当時のポルトガルの王が、エジプトの美術品や恐竜の化石など、みずからの収集品を集めて設立したもので、現地の消防によりますと、この火事で200年の歴史ある建物がほぼ全焼しました。 また、博物館には南米の先住民のミイラや植物の標本など貴重な資料が集められ、南米の自然史や人類学などを研究する重要な拠点となっていますが、2000万点以上あった収蔵品の多くが失われたということです。 消防によりますと、火が出た時、博物館の一般公開は終了していて、従業員なども外に避難したため、けが人はいないということです。 博物館は老朽化が進み、修繕工事の必要性が指摘されていましたが、おととしのリオデジャネイロオリンピック以降予算が削られ、工事が進んで
【5月2日 AFP】ブラジル最大の都市サンパウロ(Sao Paulo)中心部で1日未明、24階建てのビルが大規模な火災により崩壊し、少なくとも3人が行方不明となっている。当局によるとビルにはホームレスの家族が多数、無断で暮らしていた。 火の勢いは激しかったものの、犠牲者の情報は現在のところ1人がほぼ確実に死亡したのみとされている。消防当局はAFPの取材に対し「行方不明者は3人前後で、うち1人は死亡した可能性が非常に高い」と説明。「建物内に何人いたのかが分からないため、焼け跡からさらに多くの犠牲者が見つかるかどうかは分からない」と述べた。 消防当局によると、1日午前1時30分(日本時間同日午後1時30分)ごろに火災の通報があり、消防隊が出動。火の手は数分で建物の約5階分に広がり、15~20分後には建物が崩壊した。 ブラジル経済の中心地であるサンパウロは、中南米地域で最大の人口を抱える一方、住
【1月2日 AFP】ブラジル中部ゴイアス(Goias)州の刑務所で1日、火災を伴う暴動が発生し、少なくとも9人が死亡、14人が負傷した。さらに受刑者100人超が脱走したという。地元メディアが報じた。 同国のポータルニュースサイト「G1」が当局者の話として伝えたところによると、同日正午過ぎ、ある受刑者のグループが、対立するグループが収監されている施設棟に侵入したことで暴動が発生。その後火災により複数の死者が出た。 火災はすでに消防隊によって鎮火された。またG1は憲兵隊が脱走した受刑者106人のうちこれまでに29人を拘束し、暴動も鎮圧したと報じている。 同日には、同国北部アマゾナス(Amazonas)州の刑務所からも受刑者10人が脱走している。(c)AFP
ブラジル北部パラ州を流れるアマゾン川の支流シングー川(2013年8月7日撮影)。(c)AFP/YASUYOSHI CHIBA 【9月9日 AFP】南米アマゾン(Amazon)の熱帯雨林で外界から孤立して暮らす先住民10人以上が違法採金業者に殺害された恐れがあるとして、ブラジル検察当局が捜査を進めていることが分かった。現地NGOが8日、明らかにした。 先住民族の権利保障を訴える国際組織「サバイバル・インターナショナル(Survival International)」によると事件が起きたのは8月で、現場はブラジル西部のジャンディアチューバ川(Jandiatuba River)沿い。採金業者らが先住民を殺害したことを自慢げに語っていたことから明らかになったという。これまでに2人の採金業者が逮捕されている。 ペルー国境に面した先住民の土地バーレドジャバリ(Vale do Javari)に居住するワ
ただ始まって、ただ終わる。そのシンプルな美しさ。 サンバ・カンソン(カンサォン)とは、サンバの中でも感情的な歌を重視した、ゆったりとしたロマンティックなものを指します。直接のルーツではありませんが、ボサ・ノヴァの誕生に少なからず影響を与えたとされます。福島を中心に活動するシンガー、吉田慶子。本作は、コンポーザー/アレンジャーとして活動する黒木千波留のピアノ伴奏をバックに録音した、自主制作によるサンバ・カンソン集です(2007年作)。彼女の繊細な歌声によるポルトガル語歌唱は、実に自然体。ブラジル音楽をこんなにも静かに美しく歌える日本人シンガーがいたのか、と驚くこと必至です。 ― 吉田慶子さんからのメッセージ ― 「ブラジルの古いサンバ・カンソンには、よい曲がたくさんあるのでこの楽曲をなるべくシンプルに、余計なものを加えずに、曲の美しさをそのまま表現したいと思って黒木さんのピアノと歌だけで作り
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