仕事のあとに「一杯」という方も多いのではないのでしょうか。 こうしたなか、気になるデータがまとまりました。 自分の意思で飲酒をやめることができないアルコール依存症の患者が増え続け、去年、全国の推計で初めて100万人を超えました。 特に急増しているのが女性の患者で、この10年間で2倍近くに増えています。 問題の背景について社会部の久米兵衛記者が解説します。 患者が初の100万人超 治療が難しく、心身の健康を悪化させるアルコール依存症。 去年、厚生労働省の研究班が行った調査で、患者の推計が109万人となったことが分かりました。 10年前の80万人から、29万人増え、初めて100万人を超えました。 このうち女性は8万人から14万人と2倍近くに急増しました。 女性患者急増なぜ 都内で30年間、アルコール依存症の患者を支援しているNPO法人「ASK」にはここ数年、女性からの相談が急増し