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MM総研が2014年の携帯電話端末の出荷概況を発表した。それによれば、スマートフォンの出荷台数が2年連続で減少、一方でフィーチャーフォン(従来型携帯電話、いわゆるガラケー)は増加した。フィーチャーフォンの出荷台数が前年を上回ったのは、スマートフォンが年間100万台規模で出荷された2008年以来、初めてとのことだ。ロイターをはじめ、イギリスのデイリー・メール、インド版ギズモード、タイのテック・アジアなど世界各国のメディアが報じている。 ◆ガラケーの出荷台数が5.7%増加 MM総研のニュースリリースによれば、2014年のスマートフォンの出荷台数が前年比5.3%減で2770万台。2012年から2年連続の減少となっている。一方のフィーチャーフォンは前年比で5.7%増加、1058万台が出荷された。 総出荷台数に占めるスマートフォンの比率は、72.4%と圧倒的に多いものの、端末契約数では、スマートフォ
多くのハイテク技術を生みだしてきた日本が、いまだにファックスという時代遅れのコミュニケーションツールを使っている。海外メディアはその理由を論じた。 【高齢者が好む時代遅れのツール】 ロボットや新幹線、高速ブロードバンド・ネットワークなどのハイテク技術で知られる日本は、先進国のほとんどで時代遅れとなったファックスをいまだに愛用している、とニューヨーク・タイムズ紙は報じた。アメリカでは骨董品として、スミソニアン博物館の展示に加わるほどだが、日本の家庭は昨年だけで170万台のファックスを購入しているという。日本の内閣府によると、2011年には会社オフィスのほぼ100%、個人家庭の45%がファックスを所有していた。 日本においてファックスは必要不可欠なビジネスツールだ。専門家は、官僚が承認の判子を押すという事務処理を生みだすファックスを、行政が好んでいると指摘する。企業は受注や出荷の記録を残すため
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