【1月31日 AFP】スペイン北部ナバーラ(Navarra)自治州のイトゥレン(Ituren)で29日から3日間、農業と牧羊業の繁栄を願う伝統の謝肉祭が行われている。 クマに扮装(ふんそう)した人と大きなカウベルを持った「ヨアルドュナック(Joaldunak)」(バスク語で「鐘を鳴らす人」の意)と呼ばれる人々が練り歩くパレードが呼び物。(c)AFP
【1月8日 AFP】トルコの最大都市イスタンブール(Istanbul)は7日、大雪に見舞われ、陸や空の交通が混乱に陥り、市民の生活に大きな影響が出ている。 雪は前夜から日中にかけて降り続き、所によっては積雪が約65センチにもなり、週末で市外に出かけようとしていた人たちの車で道路の交通が大混乱した。混乱の収拾策としてイスタンブール地下鉄は終日運行するという。 報道によると、空の交通でも数百便が欠航し、約6000人の観光客が市内ホテルでの宿泊を余儀なくされた。このほか、ボスポラス(Bosphorus)海峡でも船舶の航行が停止されている。予報によれば大雪は7日の日中いっぱい続くが、夕方には弱まる見込み。今後も数日間は氷点下の気温が続くという。(c)AFP
マケドニア北部クマノボの自宅でAFPの取材に応じるヌーラ・アルカバジさん(左)と夫のボビ・ドデフスキさん(2016年12月21日撮影)。(c)AFP/Robert ATANASOVSKI 【12月30日 AFP】女性は戦乱のイラクを逃れセルビアを目指す大勢の難民たちの一人でクルド人のイスラム教徒、男性はマケドニア国境を警備する厳格な警官隊の一員でキリスト教徒――そんな2人が出会ったのは、およそロマンスが生まれるような状況ではなかった。 ヌーラ・アルカバジ(Noora Arkavazi)さん(20)は今年初め、戦闘状態が続くイラク東部ディヤラ(Diyala)を家族と共に脱出してドイツを目指し、3月初めにマケドニアとセルビア国境に到達した。だがここまで来てヌーラさんは高熱を出してしまった。 ヌーラさんと虚弱な母親に毛布を確保し、手当てを受けられるようにしたのが、この日たまたま同僚と持ち場を交代
豪クイーンズランド州北部ケアンズのゴルフ場「パラダイス・パームス」で、ワラビーをのみ込むアメジストニシキヘビ(2016年12月10日撮影)。(c)AFP/Robert Willemse 【12月13日 AFP】オーストラリアのゴルフコースで先週末、ワラビーと巨大なニシキヘビが格闘を演じた末にワラビーがのみ込まれ、ゴルフを楽しんでいた人々を仰天させた。 【特集】ヤマアラシ丸のみからピザまで、驚きのヘビ写真集 ごく普通のゴルフコースにオーストラリアでしかあり得ない波乱が起きたのは、クイーンズランド(Queensland)州北部のケアンズ(Cairns)にあるゴルフ場「パラダイス・パームス(Paradise Palms)」。常連客のロバート・ウィレムスさんは10日、17番ホールでプレー中、体長4メートルのアメジストニシキヘビがワラビーをのみ込んでいるという知らせを耳にした。 ウィレムスさんは一目
北極圏で、氷上をジャンプするホッキョクグマ。米沿岸警備隊提供(2015年8月23日撮影、同月24日提供)。(c)AFP/US COAST GUARD/Cory J. Mendenhall 【12月7日 AFP】温暖化が進む北極圏で海氷が縮小し、今世紀半ばまでにホッキョクグマの個体数が3分の1減少する恐れがあると警告する研究論文が7日、英国王立協会(Royal Society)の専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)に掲載された。 論文によると、世界全体で2万6000頭と推定されるホッキョクグマの個体数が今後35年で30%以上減少する確率は70%に上るという。 他の調査でも同様の結果が示されており、国際自然保護連合(IUCN)が作成する世界の野生動植物の絶滅危機の度合いを示す「レッドリスト(Red List、絶滅危惧種リスト)」でも、ホッキョクグマは絶滅の危険が増大し
マラウイ南部ヌサンジェ県の裁判所に出廷したエリック・アニバ被告(2016年8月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/ELDSON CHAGARA 【11月23日 AFP】アフリカ南東部マラウイで22日、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)陽性患者でありながら「浄化儀式」と称し報酬を得て100人を超える少女や女性と性行為に及んでいた男が、「有害な慣習」を行ったとして禁錮2年の判決を下された。 禁錮刑を言い渡されたエリック・アニバ(Eric Aniva)被告(45)は今年7月に放送された英BBCラジオのドキュメンタリー番組で、地元の風習で「ハイエナ」と呼ばれる役目を務め、12歳の少女を含めて少なくとも104人の少女や女性らと性行為に及んできたと語った。 ■少女との性交渉が役目の「ハイエナ」 多くのマラウイ国民が今日ではほぼ廃れた伝統だと述べているが、南部の一部地域には、身内から死者を出さないための悪
インド北部ウッタルプラデシュ州カンプールの列車脱線事故現場で行われる救助活動(2016年11月20日撮影)。(c)AFP 【11月20日 AFP】(更新・写真追加)インド北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州で20日早朝、急行列車が脱線し、警察によると少なくとも91人が死亡した。 事故が起きたのは同州の工業都市カンプール(Kanpur)付近で、乗客のほとんどは就寝中だった。現場には救援隊員らが駆けつけ、列車内に取り残された乗客の救助・捜索活動を続けている。 世界でも最大規模のインド鉄道網は、インドの人々にとって広大な国土を長距離移動する主要手段だが、資金不足から死傷事故が多発している。(c)AFP
ブラジル国境から19キロメートルのベネズエラ南部アマソナス州にある先住民ヤノマミの集落イロタテリで狩猟のポーズをとるヤノマミの男性(2012年9月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/Leo RAMIREZ 【11月19日 AFP】南米アマゾン(Amazon)の熱帯雨林で外界から孤立して暮らす先住民が、違法採金業者6人を弓矢で射殺した。ブラジル当局が18日、明らかにした。 ブラジル国立先住民保護財団(FUNAI)によると、殺害を実行したのはベネズエラ国境に近いブラジル北部ロライマ(Roraima)州で暮らす先住民ヤノマミ(Yanomami)の人々。 FUNAIの報道官はAFPに「ヤノマミの団体から人が死亡したと報告があり、FUNAIのチームが現地に向かう準備中だ」と述べた。ロライマ州警察の報道官によると、争いの原因は不明だという。 先住民族の権利保障を訴える国際組織「サバイバル・インターナシ
米インターネット小売り大手アマゾンのロゴ。英ロンドンで(2014年12月11日撮影)。(c)AFP/LEON NEAL 【11月19日 AFP】インターネット小売り最大手の米アマゾン・ドットコム(Amazon.com)が、現在日本など5か国で提供している有料会員向け動画配信サービス「プライム・ビデオ(Prime Video)」を、約200か国・地域へと大幅に拡大する方針であることが分かった。動画配信大手の米ネットフリックス(Netflix)に世界規模で対抗していく構えだ。 プライム・ビデオが提供されているのは現時点ではオーストリア、英国、ドイツ、日本、米国の5か国だけで、近くインドがこれに加わる。 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の17日の報道によれば、提供国は今後、約200か国・地域へ増える見込み。実現すれば、今年初めに190か国・地域への進出を果たし、史上初めて世界規模のテ
モロッコのマラケシュにある裁判所(2015年1月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/FADEL SENNA 【11月3日 AFP】北アフリカのモロッコで、キスをしているのが見つかったとされる10代の少女2人が同性愛の罪で当局に告発され、今週裁判にかけられることが2日、地元人権団体の発表で分かった。 モロッコ人権協会(Moroccan Association of Human Rights)の活動家、オマール・アルビブ(Omar Arbib)氏によると、警察は10月27日、マラケシュ(Marrakesh)で少女2人を拘束した。身元については「16歳のサナー(Sanaa)」と「17歳のハジャル(Hajar)」とだけしか明らかにされていない。 アービブ氏はAFPの取材に「2人はハイ・モハンマディ(Hay Mohammadi)地区にある家の屋根の上でキスや抱擁をしているところを見つかった。何者か
職場で仕事をする妊娠中の女性。東京で(2013年7月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO 【9月27日 AFP】妊娠時のつわりは、流産リスクの低減に関連しているとの調査結果が26日、発表された。女性が妊娠早期に経験する吐き気と嘔吐(おうと)に胎児保護の作用がある可能性を示唆する結果だという。 米医学誌「JAMAインターナル・メディシン(JAMA Internal Medicine)」に発表された研究論文によると、妊婦の50~80%が、第1トライメスター中に吐き気や嘔吐の症状を訴えるという。 米国立小児保健・人間発達研究所(NICHD)の研究者が主導した今回の研究は、797人の女性を対象に行われ、「吐き気」や「嘔吐を伴う吐き気」が、妊娠損失リスクの50~75%低下に関連していたという。 調査対象の女性は全員、過去に1~2回の妊娠損失を経験しており、吐き気の症状を
モロッコ南西部シディイフニ近郊のレグジラビーチで、岩のアーチが崩れ落ちてできたがれきの山(2016年9月24日撮影)。(c)AFP 【9月25日 AFP】モロッコ南西部のレグジラ(Legzira)ビーチで23日、同国の自然の驚異の一つとして知られていた巨大な岩のアーチが崩落した。 レグジラは南西部アガディール(Agadir)南方シディイフニ(Sidi Ifni)近郊の観光客らに人気のビーチで、世界で最も美しいビーチの一つにも挙げられ、崖から大西洋(Atlantic)に突き出した岩のアーチと夕日のコンビネーションで有名。だが、崩落により、今はその場にれんが色の岩のがれきの山があるだけだ。 レグジラのビーチ沿いの少し離れた場所にあるもう一つの岩のアーチは無事だという。(c)AFP
モンブランのロープウエー(2015年8月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/PHILIPPE DESMAZES 【9月9日 AFP】フランス・アルプス(French Alps)の高峰モンブラン(Mont Blanc)で8日午後、氷河の上を通るロープウエーが停止し、標高約3800メートルの位置で宙づりとなった複数のゴンドラに乗っていた110人が取り残された。 現地の当局者によると、スイス、フランス、イタリアからヘリコプター3機が出動し、約1時間半かけて60人が救出されたが、日没のため救助活動は一時中断。現在も約50人がゴンドラ内に取り残されている。 運営会社によるとロープウエーはグリニッジ標準時8日午後2時(日本時間同11時)ごろ、ワイヤーロープが何らかの原因で交差してしまったのが原因で停止した。取り残された乗客らとの連絡は取れており、当面の飲み水も確保できているが、ロープウエーはすぐには復
愛媛県の青島に住む猫たち(2015年11月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/KAZUYUKI ONO 【8月26日 時事通信社】日本猫が祖先で、1960年代から米国で繁殖が始まった品種「ジャパニーズボブテール」の尾が短い原因遺伝子を解明したと、中国の北京大チームが26日までに英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。この遺伝子「HES7」は、人間の場合は変異があると誕生時から脊椎や肋骨(ろっこつ)に異常が生じる。 一方、英マン島に古来生息する猫「マンクス」の尾がなかったり極端に短かったりするのは、「Tボックス」と呼ばれる遺伝子群が原因であることが知られている。中国南部に生息する尾が短めの猫は、さらに別の遺伝子が原因であることも分かった。 ペットの猫(イエネコ)は約1万年前に中東でヤマネコが飼いならされ、世界に広まったと考えられている。それ以来、尾が短くなる遺伝子変異は少なくとも3
インド・アムリツァルの収穫祭で行われるたこ揚げ(2016年1月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/NARINDER NANU 【8月17日 AFP】インドの警察当局は17日、同国の独立記念日を祝うたこ揚げで使われる、ガラスのコーティングが施された糸でのどを切られ、子ども2人と男性1人が死亡したと発表した。 ニューデリー(New Delhi)で15日、4歳と6歳の子どもが死亡する別々の事故が起きた。いずれの子どもも、車のサンルーフから顔を出した際に糸が首に絡まったという。また、ニューデリーの高架道路でオートバイに乗っていた男性が、同じく糸が首に絡まって死亡した。 これまでにこれらの事故に関連した逮捕者は出ていない。報道によると他にも5歳の子どもと警察官が糸に関連して重傷を負っている。 インドの独立記念日では、たこ揚げが非常に人気で、国旗の色などのたこが長い糸で揚げられている光景が見られる。
インドネシア・パプア州のワメナで祖先のミイラを抱えるダニ族の族長(2016年8月7日撮影)。(c)AFP/ADEK BERRY 【8月16日 AFP】インドネシア・パプア(Papua)州の高原地帯に位置する町、ワメナ(Wamena)の先住民ダニ(Dani)族の族長が大切そうに抱きかかえるのは、およそ250年前に同地を支配していた族長のミイラだ。 ワメナには遺体をミイラにする習慣はもう残されていないが、ダニ族は今でも多くのミイラを大切に保存することで、先祖への高い尊敬を表している。ミイラにされたのは部族の重要人物のみで、彼らは動物の油を用い、煙でいぶすことによって遺体に防腐処理を施していた。現在ではダニ族のミイラを一目見ようと、世界中から多くの観光客がワメナを訪れるという。(c)AFP/Adek BERRY
シリア北部マンビジで、倒壊した建物の前を一輪車を押して歩く男性(2016年8月14日撮影)。(c)AFP/DELIL SOULEIMAN 【8月16日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」から奪還したシリア北部マンビジ(Manbij)に喜び勇んで戻ってきたファティマさん(40)とモハマドさん夫婦だったが、自宅の玄関を開けた瞬間、ようやく叶った帰郷の夢は一瞬にして悪夢へと変わった。 その時の爆発音は、米軍の空爆支援を受けるクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」が先週末にIS戦闘員を追放したばかりの荒廃したマンビジ市内一帯に鳴り響いた。 IS戦闘員は、マンビジの中心部でSDFに最後まで抵抗したが、最終的には撤退した。ただ、戦闘員らは町の至る所に「わな」を仕掛けていった。 14日にマンビジに足を踏み入れたAFP記者がまず耳にしたのは大きな爆発音だった。市内を見て回る間
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