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洋楽とROCKに関するbandshijinのブックマーク (8)

  • Radiohead Exit Music(For a Film) ちりつく冷感と緊迫

    Radioheadを知った高校のとき Radioheadが抜群に好き。アルバム『OK Computer』は中でも1番好きだ。『Hail to the Thief』(2003)も好き。『Kid A』(2000)も……。 高校生のときにツタヤでCDを色々借りた。その中にRadioheadがあった。それで1番好きになってしまった。1番好きなバンドを聞かれたら、Radioheadと答えた。今でもそう答えるだろう。初めて知ってもう17、8年になるか。 『OK Computer』はツタヤで借りたのち、あまりにも気に入ったので高校生だった自分の小遣いで輸入盤を買った。中でも抜群に好きな曲がある。4曲目『Exit Music(For a Film)』。いや、『No Surprises』も。あ、『Electioneering』も……(全部好きだ)。 Exit Music(For a Film) 『Exit

    Radiohead Exit Music(For a Film) ちりつく冷感と緊迫
    bandshijin
    bandshijin 2021/01/15
    Radiohead『Exit Music(For a Film)』。映画『ロミオ+ジュリエット』に書き下ろされた。短和音が柔らかく妖しく冷ややか。ブーストしたバンドが煽る後半一度きりのコーラスが劇的。トムのVo.が冴え、浮遊感あるメロトロンが絶妙
  • 矢野顕子『ひとつだけ』 ソングライターは霊媒 〜忌野清志郎と響く歌〜

    矢野顕子『ひとつだけ』を、私は忌野清志郎との共演バージョンでYouTubeで見て知った。 音楽友達と飲んでいるときに、こんなものがあるよとこの曲を教えてもらった。音楽友達には私の知らない音楽をあれもこれも教えてもらっている。音楽の原野で私はいつも生まれたての子鹿だ。か細く震えながら必死で立ち生きていこうとしているが、こうして友達に助けられながら情熱を保ってどうにか歩いている。 ひとつだけ with 忌野清志郎 https://youtu.be/rJcQf1SfDRM 重複になるが、私が最初にこの曲を知ったバージョンがこれ。矢野顕子30周年時に発売した入門者向けアルバム『はじめてのやのあきこ』(2006)収録。『矢野顕子、忌野清志郎を歌う』(2013)にも同一音源(リマスター)を収録。 くどいようだが、忌野清志郎との共演版で私はこの曲を知ったので、初めて聴いた時は彼との共作かと思った。それく

    矢野顕子『ひとつだけ』 ソングライターは霊媒 〜忌野清志郎と響く歌〜
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    bandshijin 2021/01/04
    コード進行、複雑なのだけれどとても奔放に、メロディや音楽が行きたがるほうに導いている。さすが。理屈をのアタマを愛嬌もって笑ってくれているようでもある。矢野が愛で愛が矢野だ…なんて言ってみたくなる。
  • Warm And Beautiful 絞った音数の美妙

    なんて美しい曲なんだろう。ポール・マッカートニーのアルバムは一応、いくつも聴いている。そのすべてをすり切れるほどに聴くには未到だけど、日々、ポールの関連作を漁りながら「うわぁ、これもいい」「こんなのもあった」「あのときのこれだ!」といった具合に出会い直しながら魅力を発見し続けている。そんな風にして、最近改めてその美しさ、精緻な味わいを実感している曲が『Warm And Beautiful』。 Wings名義でリリースされている。アルバム『At the Speed of Sound』収録。11曲目でアルバムを締めるクローズィング・ナンバーでもある。邦題『やさしい気持』の名にふさわしい。あたたかでやさしい速度感のサウンド。 音数を絞ってある。ピアノはポール・マッカートニー。低音とトップ・ノートの2音だけで伴奏している瞬間も聴き取れる。歌を含めれば3音。これで十分なんだなと、音楽の奥深さを思い知

    Warm And Beautiful 絞った音数の美妙
    bandshijin
    bandshijin 2020/12/14
    強拍に堂々と置く非和声音がこの曲の肝。4分音符単位の動きを主にしている。同音連打と跳躍、大胆な非和声音とその解決が色彩を見せてくれる。これで十分。いや、これが十分。Warm And Beautiful 絞った音数の神妙
  • Owls『Owls』 オルタネイティブとの遭遇

    まえがき 音楽好きのIさんのリンク 仕事で知り合ったIさんと最近、音楽の話をしました。Iさんがバンドをやっているのは前から知っていましたが、そのあたりの話をゆっくりする機会は最近までお預けだったのです。 彼がある音楽のリンクを送ってくれました。名前すら初めて見るバンドでした。一切の前情報はなし。偏見を排して鑑賞できた…かはともかく、ボタンを押せば音楽は鳴り出します。 Owls『Owls』 手触りと好センス 器楽、器械、クール、理知、そんな単語を連想する印象の出だし。いきなり変拍子をかました上、ボーカルが入ってきます。ちょっと気だるげで生ぬるい、うっすらとですが温度はあるのにクールさと同居して不思議なフィール。 音程やダイナミクス、張ったり抜いたりしゃがれさせたりする声の質感。こうしたラフさはすべて計算づくでしょうか。ときおり危うさもみせます。生々しいスリルを是とするセンスを感じます。 変拍

    Owls『Owls』 オルタネイティブとの遭遇
    bandshijin
    bandshijin 2020/12/02
    この変拍子の規則性は……?と延々と聴いてしまう。Everyone Is My Friendの塩梅が私には気持ちいい。 音楽やってる同士なのに知り合ってだいぶ経った最近、やっと音楽の話ができたIさんが教えてくれたOwls。
  • ギター・ヒーローへの道 エディ・ヴァン・ヘイレンの光

    私はギター・ヒーローの道からはつくづく逃げてきたなという実感がある。 小学校の頃、塾が同じの友人がいた。彼はB’zのファンで、松孝弘が好きだった。彼は「松さんかっこいい」(×100times)「青沼、ギターやろうよ」としきりに言ってきた。幼少期からピアノをやってきた私。ピアノの練習は好まなかったけれど、音楽そのものは好きだった。だから「いいよ(分かった、の意)」と返事をした。それで中学校への入学祝いと、5月の誕生日祝いを兼ねて親にエレクトリック・ギターを買ってもらった。 グラス・ルーツの製品で、ブリッジやナットの機構が複雑なチューニング・ロック式のものだった。5歳年上の実兄の同級生でギターをやっている人に案内してもらって、すすめてもらったギターだった。 しばらくギターをやって思ったのは、なんでこの複雑な機構のギターを最初の一にすすめたのだろうという疑問だったけれど、それはチューニング

    ギター・ヒーローへの道 エディ・ヴァン・ヘイレンの光
    bandshijin
    bandshijin 2020/10/09
    ギター・ヒーローへの道は私には遠かった…が、いつ始めるにしても遅くない。自分のギターの道を顧みつつ、エディ・ヴァン・ヘイレンの輝きをむこうにのぞむ。
  • 彼と彼女のソネット 『哀しみのアダージョ』大貫妙子による日本語詞バージョン、エルザの原曲

    彼と彼女のソネット(『哀しみのアダージョ』)曲の名義、発表の概要 原曲はエルザのシングル『T’en va pas』(1986)。映画『悲しみのヴァイオリン(La femme de ma vie)』(1986年、レジス・ヴァルニエ監督)主題歌として制作される。作詞:Catherine Cohen(カトリーヌ・コーエン)・Regis Wargnier(レジス・ヴァルニエ)、作曲:Romano Musumarra(ロマーノ・ムスマッラ)。原田知世のシングル、アルバム『Schmatz』(1987)に大貫妙子による日語歌詞のバージョンを収録。大貫妙子のアルバム『A Slice of Life(スライス・オブ・ライフ)』(1987)に大貫妙子バージョンを収録。 大貫妙子 彼と彼女のソネット(『哀しみのアダージョ』大貫妙子による日語詞)を聴く 優しくて儚いです。オーボエの音色は寂しくて品がある。輪郭

    彼と彼女のソネット 『哀しみのアダージョ』大貫妙子による日本語詞バージョン、エルザの原曲
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    bandshijin 2020/09/26
    犬の尻をみて「tale」(しっぽ)を思ったことから連想していろいろ音楽を聴きあさる。リトル・リチャード、ビートルズ、くるり、YOASOBI、Weezer。腰を落ち着ける場所が定まらない。「hip」ではじまる『Island In The Sun』で終
  • The Beatles『Two Of Us』に寄せて レビュー 〜長6度のあなたと私〜

    北米で公開とのことなので、日で私が観られるのはそれより先になるか。 The Beatlesの新ドキュメンタリー映画が、今年(※)9月に公開されるとのニュースを知った。(※【追記】執筆時、2020年時点。延期となり、紆余曲折あり結局2021年にDisney+で公開に至る。) このドキュメンタリー映画を観れば、きっとThe Beatlesのアルバム『Let It Be』のレコーディングやその時期のメンバーたちの様子をかいま見ることができるのだろう(詳しくはリンクのニュースを参照して頂きたい)。 アルバム『Let It Be』は、もちろん私も聴いた。表題曲はあまりにも有名だ。ただ、アルバムを通して1曲目からラストの残響が止むまでを、ソラで頭の中に精度高く再生できるほどには私はまだ聴き込んではいない(不勉強orz)。 …というわけで聴き込みはじめたアルバム『Let It Be』。『Two Of

    The Beatles『Two Of Us』に寄せて レビュー 〜長6度のあなたと私〜
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    bandshijin 2020/09/21
    イントロのアコギリフ、そのふたつの音程に「Two」をみる。ベースだと思ったサウンドの正体はギターだったのか。有名曲『Let It Be』を収録したアルバムの1曲目『Two Of Us』の魅力。
  • ラブリーサマーちゃん『PART-TIME ROBOT』からthe brilliant greenを思い出した

    ラブリーサマーちゃん好き。音楽も好きやけど、常にいろんなこと考えては実験と発見を繰り返してツイッターで教えてくれるから。 — 岸田繁 (@Kishida_Qrl) June 23, 2020 彼女のアルバム『LSC』(2016年)の2曲目『PART-TIME ROBOT』を聴いていてピンと来たのが、the brilliant green。the brilliant greenの『There will be love there -愛のある場所-』が1998年。22年前だから、私は12歳くらいだったことになる。あの頃8センチCDで聴いていた。カップリングの『You & I』もとても好きだった。 顔は出さないがマスク(目のみ)なら良いらしい。 こんな動画が出てくるくらいだし、いちパフォーマーのみでなく制作者のスピリットを持っているのがひしひしと伝わってくるところも私に刺さる。その動画の中で、次

    ラブリーサマーちゃん『PART-TIME ROBOT』からthe brilliant greenを思い出した
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    bandshijin 2020/09/08
    ラブリーサマーちゃんのサウンドにthe brilliant greenを思い出したらズバリだった。気だるさにじむポップロックは、彼女の思考の深さ感性の鋭さ行動力探究心すべてから来ている。本当にすごいガッツを生む人。
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