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2020年8月28日のブックマーク (2件)

  • 映画『#ハンド全力』を観て 変化はグラデーション

    ハンドボール部がつくりたかった 高校生1年生のとき、私は無性にハンドボールがやりたかったか。なんでか。 ちょっとマイナーなスポーツをやりたかった。「自分にしか魅力のわからないものを俺はやっているんだぜ」ぶりたかったのかもしれない。スポーツや、からだを動かすこと自体はもともと好きだった。 とにかく、「部をつくる」をやってみたかった。すでにあるコミュニティに自分を適合させるのでなく、自分で居場所をつくりたかった。私が進学した高校には、ハンドボール部がなかった。 私が進学先として選ばなかった私の家の最寄りの高校にはハンドボール部があって、専用コートもあった。立派なコートでハンドボールをプレイしたり練習したりする高校生を日常的に見て、憧れがあった。かっこいいなと思っていた。自分がその学校を選ばなかったぶん、その高校にあるものに惹かれた。羨ましく感じた。 …と、無性にハンドボールがやりたかった理由を

    映画『#ハンド全力』を観て 変化はグラデーション
    bandshijin
    bandshijin 2020/08/28
    映画『#ハンド全力』。ハンドボールをがんばっている風の「SNS更新」に全力を出す主人公たち。いつになったらハンドボールのプレイに本気になるのか? 震災後の熊本を舞台に。主題歌は小山田壮平『OH MY GOD』。
  • 【音楽日記】くるり『心のなかの悪魔』(アルバム『thaw』収録) 非売品の音楽の代償

    未業のミュージシャン 34歳男の私(執筆時)。4歳からピアノをやっていた。中学生でエレキギターを手にした。地元のアマオケでパーカッションをやった。高校では軽音楽部でバンドをやった。音大に進んで、ピアノと声楽を学んだ。 曲をつくり始めたのは、高校の軽音楽部でバンドをやっていた頃だった。ヘボい曲もいいと思えるものもいろいろ作った。多作ではなかったけれど。 4トラックカセットMTRを手に入れて、ひとりでギターと歌とベースとドラムを重ねて曲をつくり始めたのが高校3年生くらいだった。それからデジタルMTR、パソコンと録音機を渡り歩きつつ録音をつづけている。 商業ミュージシャンになれればと思った。オーディションを受けて入賞したこともあった。それだけだった。 私は結局自分のために音楽をやっている。生きるために必要な糧を音楽で得られればいいと思うけど、それは私にとって二の次だった……というのは言い訳。私が

    【音楽日記】くるり『心のなかの悪魔』(アルバム『thaw』収録) 非売品の音楽の代償
    bandshijin
    bandshijin 2020/08/28
    4月に配信、5月にCDをリリースしたくるり『thaw』。一曲目が『心のなかの悪魔』。自己の内面へのまなざし、行為への自省を感じる名曲。ステイホームを叫んだ社会への最高の対比になったと思う。あなたにとっても。