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J-POPとアニメに関するbandshijinのブックマーク (8)

  • B.B.クィーンズ『おどるポンポコリン』 心に踏み入る靴下のように

    以前、このブログで『走れ正直者』を取り上げた。 西城秀樹が歌う『走れ正直者』はアニメ『ちびまる子ちゃん』2代目エンディングテーマ(1991)。作詞:さくらももこ、作曲:織田哲郎。 アニメを象徴する曲として広く知られるのが『おどるポンポコリン』ではないか。1990年、初代エンディングテーマ曲。B.B.クィーンズが歌う。ボーカルは近藤房之介と坪倉唯子の二人だ。当時は覆面ユニットだったそう。ヒットと要望の大きさによってメディアへの露出へ踏み切ったのか。 作詞:さくらももこ、作曲:織田哲郎。『走れ正直者』と同じ二人が作者。 コード進行はめっちゃシンプル。 Aメロは|Ⅰ|Ⅵm|Ⅳ|Ⅴ|。 Bメロは|Ⅳ|Ⅳ|Ⅰ|Ⅰ|Ⅵm|Ⅵm|Ⅴ|Ⅴ|。1つのコードにつき2小節に渡る。出だしをⅣにすることで雰囲気を変えた。 サビはAメロと同じパターンだが|Ⅰ|Ⅰ|Ⅵm|Ⅵm|Ⅳ|Ⅳ|Ⅴ|Ⅴ|と1コードでひっぱる長さを

    B.B.クィーンズ『おどるポンポコリン』 心に踏み入る靴下のように
    bandshijin
    bandshijin 2021/02/16
    昨夏『磔磔というライブハウスの話』で見た近藤房之助。『おどるポンポコリン』のB.B.クィーンズ、今更結びついた。『走れ正直者』といい歴代主題歌といい『ちびまる子ちゃん』のまわりには音楽の果房ができている。
  • 『となりのトトロ』エンディングテーマ 不思議の森への通行手形

    短調ブームからのジブリバトン 最近私が味わった曲。『ゲゲゲの鬼太郎』、『益荒男さん』(くるり)、『ちいさい秋みつけた』、『君をのせて』(『天空の城ラピュタ』主題歌)。 どれも短調の旋律をもつ曲。 今日も短調をテーマに音楽体験の蒐集にあたろうかと思ったけれど、ちょっと外してみることにした。 となりのトトロ エンディングテーマ 『君をのせて』から、ジブリ作品関連。井上あずみが歌う、『となりのトトロ』。アニメ映画『となりのトトロ』主題歌(エンディングテーマ)・イメージソング。 イメージソングとして1987年にシングル発売、映画が公開された年の1988年に主題歌としてあらためてシングル発売とWikipediaにある。 井上あずみのシングル『となりのトトロ』 アレンジ、歌メロ、コードについて カリンバ?のイントロ。エスニックなパーカッションとともに出だし、主題の単語にしてこの世で最も認知度の高いであ

    『となりのトトロ』エンディングテーマ 不思議の森への通行手形
    bandshijin
    bandshijin 2020/11/22
    “トトロ トトロ”のリフレインは百年先に届くのでは?トトでもトロでもなく「トトロ」。由来は宮崎駿氏の知人の少女が所沢を「ととろざわ」と発音したとも(?)。幼い子の発音の至らなさほど可愛いものもない。
  • 『君をのせて』メロディの秘密(『天空の城ラピュタ』主題歌)

    『君をのせて』 宮崎駿監督のアニメ映画『天空の城ラピュタ』(1986)。その主題歌が『君をのせて』。1986年は私の誕生年……同い年です。 作詞:宮崎駿、作曲:久石譲(音楽も担当)。歌は井上あずみ(『となりのトトロ』のオープニング『さんぽ』エンディング『となりのトトロ』の歌唱も担当)。 2拍3連のオープニング。木琴風のサウンド。倍音が強い小口径のベルのようなサウンド。エレピサウンド。 歌メロがなんともいえない美しさを醸しています。 他の人からも、メロディのなんともいえない美しさを讃える声を聞いたことがあるのですが…… その秘密? かもしれない要素に気付いたことがあるのでここでお伝えします。 調和のメロと緊張のサビ それは、A・Bメロでの、ベースとの関係が3度になる音程の多用です。 3度という和声音程(同時に鳴る複数の音の距離)は、調和を感じさせます。3度は転回すれば6度。 この曲のA・

    『君をのせて』メロディの秘密(『天空の城ラピュタ』主題歌)
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    bandshijin 2020/11/21
    ベースと歌メロで3度関係を多用した調和のヒラウタと、同度や5度のせつなさのサビ。フィニッシュはまるで「起承転結+転」。感服の名曲の秘密? 『天空の城ラピュタ』主題歌『君をのせて』。
  • ゲゲゲの鬼太郎 不気味な愛嬌

    『手のひらを太陽に』『見上げてごらん夜の星を』いずみたく作品『ゲゲゲの鬼太郎』 水木しげる漫画のテーマソング このブログでこれまでに『手のひらを太陽に』『見上げてごらん夜の星を』を取り上げた記事を投稿した。 私はいずみたく作品のファン。『手のひらを太陽に』作詞はやなせたかし。『見上げてごらん夜の星を』作詞は永六輔。 そして日のテーマ『ゲゲゲの鬼太郎』作詞は水木しげる。テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』テーマソングとして知っている人が多いだろう。私もそう思っていた。あなたもそうか。 この曲は、先に、漫画『墓場の鬼太郎』(週刊少年マガジン)のテーマソングとしてキングレコードとのタイアップで発表された(1967)。アニメ化にあたって改題の結果、原作漫画、アニメともに『ゲゲゲの鬼太郎』となった。 歌詞 ゲゲゲ おばけにないもの 熊倉一雄の歌唱が不気味で絶妙。“ゲッゲッ ゲゲゲのゲー”(『ゲゲゲの鬼太

    ゲゲゲの鬼太郎 不気味な愛嬌
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    bandshijin 2020/11/15
    水木しげる作詞、いずみたく作曲『ゲゲゲの鬼太郎』。ド短調(弩級のド、C…ドレミのド)のフック。短2度でうろつく歌メロ。編曲の妙。歌詞のおかしみ。
  • Astaire SUEMITSU & THE SUEMITH 末光篤 ピアノ・エンターテイナー

    SUEMITSU & THE SUEMITH『Astaire』(2006) 2000年代 TVドラマテーマ曲 ベストというプレイリストにSUEMITSU & THE SUEMITH『Astaire』があった。 エレクトリックギターの同音連打のカッティングのオープニング。ストリングス。ピアノのストローク。ダブったボーカル。 リフレインするサビの歌い出し。解放感あるコードのうつろいが透き通る。あれよあれよと率いられて、いろいろなところに連れて行かれてしまう感じ。それも、夢のある場所に。 曲名の『Astaire』はフレッド・アステアから。フレッド・アステアはエンターテイメント・スター。アメリカ出身のダンサー・俳優・歌手。 「夢のある場所に次々と連れて行かれてしまう感じ」は、リスナーとして非常に、表現者の的を射た受け取り方かもしれないと我ながら思う。そう、フレッド・アステアがたくさんの聴衆をそうし

    Astaire SUEMITSU & THE SUEMITH 末光篤 ピアノ・エンターテイナー
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    bandshijin 2020/10/29
    木村カエラ『Butterfly』作曲の末光篤。『花嫁は厄年ッ!』(TBSドラマ)主題歌『Astaire』。アニメ"のだめ"Op/Ed。アレンジのセンス、コードワーク、熾烈なピアノプレイ、あか抜けた歌唱のダブサウンド。私はすっかりファン。
  • 谷澤智文の宇宙

    私が谷澤智文を知ったのは、アニメ『君に届け 2ND SEASON』がきっかけだった(その時の彼の名前はカタカナでタニザワトモフミとつづられていた)。アニメのオープニングテーマの『爽風』。 タイトルから受ける印象の通り、気持ちのいいポップだった。ちなみに、このタイトルは『君に届け』の主人公たちの名前の文字を積んでいる(黒沼 爽子、風早 翔太)。さかのぼってみると、すでにファーストシーズンの『君に届け』のテーマ曲を担当していた(タニザワトモフミ『きみにとどけ』)。 『爽風』は彼のアルバム『日に落ちてきた男』(2011)に収録されている。アルバムを購入して聴いてみると、彼の音楽、ことばの幅、奥行き…「スペース」がますます私をとりこにした。 私は当時の恋人と一緒に、彼のライブを観に行ったこともあった。代官山UNITだった。寒色系の12弦エレキギターに6の弦を張って(6の副弦を外して)使用して

    谷澤智文の宇宙
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    bandshijin 2020/09/10
    アニメ『君に届け』主題歌で知って大ファンになった。タニザワトモフミ→谷澤智文と漢字表記に変えていた。世界旅行を経た彼。タニザワールドの広がりは果てしない。
  • たま『あっけにとられた時のうた』『ちびまる子ちゃん』の架空の日常と現実 〜おこたの上でランデブー〜

    きのうYouTubeをさまよっていたら、なんのお告げか西城秀樹の『走れ正直者』に行き当たった。私がYouTube上で押した「高評価」ボタンだとか視聴履歴だとかに基づいて表示されたのであろうことは予想できる。 『走れ正直者』はアニメ『ちびまる子ちゃん』2代目エンディングテーマ。作詞がさくらももこ、作曲は織田哲郎。 歌詞がもうすごいのなんの。ぶっ飛んでいる。音韻が印象的で、でも「マイマイ」のあとに「でんでんかたつむり」と続けるなど脈絡がみられ、かつ突飛。お前らはどこから来たんやといいたくなる跳躍力ある歌詞。その出身地はまぎれもなく『ちびまる子ちゃん』登場人物たちが生きるあの町だろう。どこにでもありそうな普通の町。架空の日常の息吹。 ちびまる子ちゃんの、さくらももこの、西城秀樹の、織田哲郎の威力におののきながら、ちびまる子ちゃん周りについてすこし掘ってみる。安易だが検索、入り口としてWikipe

    たま『あっけにとられた時のうた』『ちびまる子ちゃん』の架空の日常と現実 〜おこたの上でランデブー〜
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    bandshijin 2020/09/02
    たまを認知したのは大人になってからだったけれど、その楽曲や歌・演奏には触れていたのだと気づく。アニメちびまる子ちゃんのテーマソング『あっけにとられた時のうた』もそのひとつ。
  • 走れ正直者 ちびまる子ちゃん2代目エンディングテーマ

    YouTubeを見ている詩郎(このブログの筆者です)。 詩郎「なんか、ときめかねーなー。もちっと、なんかねーの?」 YouTube(以下、YT)「ではこういったものはいかがでしょうか」 詩郎「お、なんかよくなってきた。このへんの音楽は…80〜90年代くらいかな?」 Wikipedia(以下、Wp)「そんな感じダヨ」 詩郎「やっぱそーかー。なんつーかね、歌唱力とか…歌手ひとりの華がすごいよね。曲もいいしね」 Wp「なんか偉そうダナ」 詩郎「うるせ。あ、これ…」 YT「はい。アニメちびまる子ちゃんのエンディングテーマ『走れ正直者』ですね。西城秀樹さんが歌っています」 詩郎「さ、西城秀樹! 亡くなったよね?」 Wp「そーダナ。2018年5月16日に亡くなったヨ。急性心不全ダナ」 詩郎「おまえほんとなんでも知ってんだな」 Wp「チョロイもんダヨ。ユーザーが入れ知恵してくれるヨ。詩郎はなんの知恵もく

    走れ正直者 ちびまる子ちゃん2代目エンディングテーマ
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    bandshijin 2020/09/02
    アニメちびまる子ちゃん2代目エンディング曲『走れ正直者』。さくらももこの歌詞がすごい。西城秀樹の痺れる歌声との対比に驚く。子どもの頃なんの疑問も持たなかった。作曲は織田哲郎。ZARDの『負けないで』作曲者。
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