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ブックマーク / j.ktamura.com (5)

  • 一杯のつけ麺 | quipped

    この話はフィクションであり、そして完全な内輪ネタである。一部の人にしかウケないだろうが、そもそもこのブログは大勢の理解を得られるものでもないだろう。わかる人はわかるだろうし、わからない人はわからないだろう。いずれにせよ、電車を待つ時間を無為に非生産的に過ごすための手助けになれば嬉しい。 ††† リピと呼んでくれ。某会社で一般的なイケメンプログラマーをやっていた男だ。 そして今日はデートだ。 ひょっとしたら俺が勝手にデートだと思い込んでいるだけかもしれない。「男友達との軽い夕」かもしれない。あるいは「この男、その気にさせておけば、程よく勘違いして前のめりになり後々役に立つかもしれないから、期待だけでも目一杯膨らませてやる」事なのかもしれない。まあネーミングなんてなんでもいい。文章にする上では、「デート」と書いてしまえば3文字ですむ。 そう、だから今日はデートだ。相手の名前はT島D子さんと

  • リヴァイアサンに斬鉄剣 | quipped

    NO科学者の茂木健一郎さんが、日教育システム、特にペーパーテスト偏重の入試のシステムを批判している記事を読んだ。有名人の嘯くデタラメなど黙ってやり過ごすべきなんだろうが、いくつか僕の心に近いところで支離滅裂なことを言われて腹が立ったので、なるだけ冷静に説明したい。 ちなみにこのエッセーのタイトルだが、彼が引き合いに出しているリヴァイアサンが、Thomas Hobbesのものだとは考えられないので(だって説明が無茶苦茶なんだもん)、多分ファイナルファンタジーの召喚獣の方だと空気を読んだからだ。グングニルで刺してもいいけれど。 まず、茂木さんは、まつもとゆきひろさんに謝るべきだと思う。ご人も仰っているように、まつもとさんは、入学試験を受け、一定の点数を取り、筑波大学情報学群へと進学されたはずだ。それがモギイズムにかかると、こう曲解される。 ここで茂木氏は、オブジェクト指向スクリプト言語「

  • 花とアリスとポストモダニズム | quipped

    注意書き:ぼくは映画批評もポストモダニズムも全くの素人です。これは完全なおふざけです。怒らないで。ちなみに映画を観てなくても楽しめると思います。逆に、映画そのものが好きでも、楽しめないかもしれません。あと基的にネタバレです。 知り合いの家で岩井俊二の「花とアリス」を観た。 岩井作品は、大学の時に「リリィ・シュシュのすべて」を観て気に入っていたし、蒼井優はなかなか良い女優だと評価しているので、彼女のルーツを探ることも兼ねて観ることにした。「花とアリス」は蒼井優が初主演した映画でもあるのだ。 映画を見始めてまず気がつくのは、映像美だ。岩井俊二というのはキレイな映像を撮るのが上手い。ぶっちゃけこの映画は、5分から10分くらいのキレイな映像を繋ぎ合わせただけなのだが、一つ一つがとても美しいので、しょうもないストーリーにも関わらずなんとか最後まで観れてしまう。もし「花とアリス」がだったとしたら、

  • Perfumeはスタートアップのお手本 - quipped

    先日、大学時代の友人Perfumeの話になった。日のテクノダンスユニット(なのだろうか)のPerfumeだ。 ノースキャロライナ生まれミネソタ育ちの生粋のアメリカ人である友人に、Perfumeの存在を教えたのは、3ヶ月くらい前だったと思う。ちょうどPerfumeの新しいウェブサイトが出たかなんかで、ウェブエンジニアである彼に、「このサイト斬新じゃない?」という感じで紹介したのだ。ウェブサイトそのものに対しては「へー」とそっけないものだったが、Perfume音楽には興味を持ったらしく、今となっては僕よりも詳しい。 そいつと先日、「Perfumeはスタートアップのお手である」という話になった。久しぶりに何から何まで合点がいったので、文章におこしておこうと思った。あらかじめ断っておくが、ぼくは自分で起業したこともないし、まさかPerfumeのメンバーと友達というわけでもない。あくまで見聞

  • ウェブ業界で起業したいならMarcoを目指そう | quipped

    Marco Armentという人をご存知だろうか? Instapaperという「ブックマークして後で読む」アプリの作者として知られており、アメリカで大人気のブログサービスTumblrの共同創業者でもある。彼は2010年にTumblrを離れ、今はInstapaper一にしぼって仕事をしている。主な収入源は$4.99のiOS用Instapaperアプリで1、アプリのダウンロード数が常時ランクインしていることを考えると、十分生活できるだけの額だろう。 今日のお話は至極単純なもので、ウェブ業界で起業したい人たちは、Mark ZuckerbergでもSteve JobsでもなくてMarco Armentをお手にするべきだという話だ。ここですでに納得なら、残りを読む必要はない。 ぼくがMarcoをお手とするべきだというには、3つの理由がある。 Marcoがウェブプロダクト制作に関して平均的に能力

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