こんにちは〜! ライターの吉野です。 突然ですが、みなさんは以前、下北沢駅に貼られていた、この文字を見たことはありませんか? 一見「ゴシック体かな?」と思ったのですが、ちょっと違う。淡白なデザインなんだけど、ずっと見ているとなぜか温かな気持ちになれる不思議な書体……。 この文字を間近で見てみると、人の手によってガムテープらしきものを切り貼りして作られていました。気になって調べてみると、この文字は「修悦体(しゅうえつたい)」と呼ばれていることが判明したんです。 修悦体というのは、「2004年にJR新宿駅に警備員として勤めていた佐藤修悦さんが業務のために考案した、ガムテープとカッターを使って作り出した書体」。ネット上でも、過去の作品の一覧がたくさん紹介されています。 その後は冒頭の写真のように、新宿以外の駅の案内板だけではなく、映画のタイトルに使われたり、ガチャガチャのマスコットにまでなったり
