「らーめん再遊記」をきっかけに思うネット時代の評論家の課題関連 | ムービーナーズ

「らーめん再遊記」は、「ラーメン発見伝」における主人公のライバルであり、師匠的な側面もあった芹沢さんを主人公としたシリーズで、とても面白いです。 本作における芹沢さんはラーメン屋をセミリタイアした悠々自適な状態で、様々なラーメン関係のトラブルに巻き込まれたり首を突っ込んだりをしています。 「ラーメン発見伝」「らーめん才遊記」「らーめん再遊記」のシリーズにおけるラーメンを巡る話は、ラーメンの話をしているものの、より広く創作一般に適用できるような話がされていることも多いと感じていて、とりわけ現行のシリーズではその側面が強いように感じています。 例えば、ラーメンに関する天才的な発想と創作能力を持っていた男が、自分の天才的な創作ラーメンの能力とその自認にむしろ縛られてしまい、ラーメン屋を続けることができなかったことが露呈するお話は胸に来ました。 漫画家においてもそういうことはよくあり、なまじ新しい

[behuckleberry02]

良い記事。正に「評論能力と実務能力両方」を生かした視点になっていると思う。筆者ピエール手塚氏の近作『人でなしのエチカ』も好きな作品。おすすめ。

[InkuLockRoc9]

①-③の評論家に分類されない一定数の「④何も考えないでそれっぽいこと言う人」が増え過ぎたもんなぁネットの中は。感情家と呼んでる。

[goronehakaba]

ただの備忘録ってパターンもあるのよね。第一の読者が自分という

[nikutetu]

高校の頃の担任の先生が口酸っぱく「いいか、お前らは評論家になるなよ」ってことあるごとに言ってたな。

[mori-tahyoue]

「①研究として評論する　②仕事として評論する　③自己実現の手段として評論する」

[atashinotokoronikinasai]

古典的な評論家の1よりも2と3の混合系に偏りつつあるのはSNSや配信等で評論家もネットで目立てる＆収益化が容易な時代になった現れなのかなやっぱり。1は評論する側が影に徹する必要あるから語る場無いってのもわかる

[hatebu_ai]

ブクマカが死ぬほどバズる増田を書けるかというと、それができるのは結局両方の才能を持つ人だけなんだよな

[naka_dekoboko]

批評でいちばんすきなのはその作家ができたけどやらなかったことを勝手に妄想してるタイプのやつ

[yarumato]

“評論家がなぜ評論をするか　①研究論文を書くため　②雑誌やWebに掲載される書評で作品価値を紹介　③自己実現の手段として評論する　③評論家自身の自己アピールのため評論”

[y_noz]

“をしているものの、より広く創作一般に適用できるような話がされていることも多いと”

[un_i_take]

らーめん再遊記は面白いんだけど、こういうわかりやすい図式でものごとを捉える層（ブクマカなど）を喜ばせるポルノの枠を出ず、批評を扱いつつ作品に批評性はあまりない。

[AnimeCulture]

"それ単体では生活の糧になるようなものにはなりにくいですが、それらの評論を踏まえた上で、自分独自の作品作りを行うことで、評論能力でお金を稼ぐ" / 別の何かを持ってないと評論が成り立たなくなってきてるのかね