馬岱 - Wikipedia
従兄の馬超は蜀漢の驃騎将軍。章武2年（222年）に死去する際、主君の劉備に対し、「私の一族200人余りはほとんど曹操に殺されてしまいましたが、従弟の馬岱のみが生き残っています。彼を馬氏の祭祀を守らせる者として陛下にお預けします」と言い遺した[2]。 建興12年（234年）8月[3]、五丈原の戦いからの撤退について、魏延と楊儀が主導権を争った。魏延の軍が形勢不利になり逃走すると、楊儀の命を受けた馬岱がこれを追撃し、魏延を斬殺した[4]。 建興13年（235年）、馬岱は兵を率いて魏に攻め込んだが、牛金の軍に敗れ千余りの損害を出して退却した[5]。 馬岱の官位は平北将軍・陳倉侯にまで昇った[2]。 清代に編纂された『山西通志』には、馬岱の逸話が1つ記載されている。河東郡大陽県を東へ45里の地点にある清渓の近くに石砦があり、その壁に「将軍黄巌」の四字が刻まれている。そして県志には「黄巌とは、馬岱で
馬超 - Wikipedia
馬 超（ば ちょう、熹平5年〈176年〉 - 章武2年〈222年〉）は、中国後漢末期から三国時代にかけての蜀漢の将軍。字は孟起（もうき）。諡は威侯。司隷扶風郡茂陵県の人[注釈 1]。 後漢の名将馬援の子孫[2]。関中における独立軍閥の長の座を父から引き継ぎ、曹操に服属していたが、後に韓遂と共に反乱を起こした。敗北後、涼州において捲土重来を果たすも、地元の士大夫層に離反されて根拠地を失った。流浪の末に益州の劉備の下に身を寄せ、厚遇を受けた。羌族の血を引き[2]、非漢族からの信望が厚かった。 興平元年（194年）における李傕との争いに敗れた後[5]、涼州に帰還した父の馬騰は、義兄弟として韓遂と友好関係にあったが、やがて建安初期には衝突するようになっていた。当時、馬超は勇将として知られていた[注釈 2]。若い頃に勇名を得ていた韓遂麾下の閻行が馬超を矛で刺そうとしたところ、矛が折れた。馬超はその折
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
