ありとあらゆる「田舎」の姿 全25話の前半は観光業がテーマ。 いかにして、外部の人を町に呼び込むか。 ミニ独立王国、ゆるキャラ、C級グルメ、伝統工芸、映画のロケ地、婚活ツアー、ライブの誘致などなど。田舎の観光あるあるが、片っ端から盛り込まれる。 独立王国は、90年代に日本でちょっとしたブームになり、全国各地で見かけられたもの。 しかし21世紀に入るとあっという間に減っていき、今残っている独立王国はわずかだ。 作中に出てくる「チュパカブラ王国」もその1つ。今もかろうじて存在しているものの、負の遺産状態。ここに木春由乃が手違いで呼ばれ、なんとかしようと考えるところから、物語ははじまる。 後半はキャラの成長に伴って視点が変化。 町の復興にスポットが当たる。 限界集落、バス路線の廃止、廃校、シャッター商店街、町の吸収合併。 地元の人が諦念していることに向き合った由乃たち。表面上での盛り上げでは何も
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