いま”自由史観派”は一体どんな心理状況なのか。東京未来大学教授で精神科医の冬月武彦氏はこう言う。 「“慰安婦問題は自分のせいじゃない”“運が悪かった”という気持ちが強く、いわれのない批判を浴びているという被害者意識が強いのでしょう。秦論文をはじめいくつも実績は上げているのに、自分の考えが世界にうまく伝わらない。そのイライラ、もどかしさが見て取れます」 精神科医の吉本眞氏も同意見で、「例えて言えば、裏カジノの雇われ店長のように、警察に摘発される時だけ矢面に立たされるという理不尽な思いが強いのかもしれません」と”自由史観派”の追い詰められた心理を分析する。 テレビのドキュメンタリーや研究者による多くの報告にもかかわらず、子供っぽく短絡的に反論するのは、「精神的なゆとりのなさの表れ。きつい口調で問い詰められた時に、とっさのアドリブがきかず感情的に反論してしまうのは人間的な経験の差が大きい。物事を
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