刺身など生の魚介類を食べて、寄生虫のアニサキスによる食中毒を起こすケースがことしになって全国で30件以上確認され、厚生労働省が注意を呼びかけています。「こわすぎて、最近お刺身食べるのが不安」 ネット上では、アニサキスへの不安の声が多く上がり、中には「よくかんで食べたら大丈夫」「お酢が効く」などといった不確かな情報も流れているようです。ネット上のいくつかの疑問を、専門機関に取材し、アニサキスによる食中毒対策を、Q&Aにまとめました。 A アニサキスは、細い糸のように見える体長2センチから3センチの寄生虫です。サバなどの魚介類の内臓に寄生しますが、ヒトの体内に入ると胃や腸の壁を傷つけ、数日間にわたって激しい腹痛やおう吐などの症状を引き起こします。 厚生労働省によりますと、アニサキスによる食中毒の患者で、先月末までに確認されているのは、全国で32人。報告されないケースも多いと見られ、国立感染症研
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