賞与を支給するときの金額は、経営者にとって悩みの種です。どんぶり勘定で金額を決めている企業もあれば、算定基準に則って賞与の金額を決めている企業もあります。 今回は、実際にある賞与の金額の決め方をご紹介します。 賞与(ボーナス)の考え方 企業は従業員の仕事への報酬としての賞与を考えたときに、結果を出した人には報いる、結果を出さなかった人には報いないという考え方が必要です。 生活の費用に補てんするために賞与を支給するという考え方もありますが、最低賃金法などの法律を守っている限り、企業が賞与を支払わなくても、法律によって罰せられることはありません。賞与は会社に対する貢献度の具体的な評価として、従業員に支払われるべきものです。 賞与(ボーナス)の金額の決め方 賞与の金額の決め方は、企業によってさまざまですが、代表的な賞与の金額のきめ方をご紹介します。 小企業に多い定額方式 規模の小さい企業で、役職