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ブックマーク / geopoli.exblog.jp (14)

  • 地政学を英国で学ぶ : 横綱の共通項

    ↑特亜の「国籍法」による浸透戦略を学べ!↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。世界情勢が流動的になっている毎日ですが、私は最近、特にこれから「生き残る方法」をよく考えております。 そしてブログで提唱していることは「横綱」レベルの運を持つ人間になることでは?ということなんですが、日に帰ってきて読んだの中で他にも様々な横綱の共通項を発見したのでここに書いておきます。 1、生活がシンプルである 横綱というのは基的に満たされている人々なので、とくにがむしゃらに「これが欲しい」「あれがべたい」「あそこに行きたい」という余計な欲望がないみたいです。よって生活はかなりシンプルです。 よく考えてみれば、バブル崩壊時などでもわかったように、経済が荒れている時に一番失敗するのは余計な欲を出した人。しかし横綱にはそういう欲がなく淡白なので、変に経済的な状況に影響されることがない、ということなんですね。

    baya128
    baya128 2008/12/04
  • 地政学を英国で学ぶ : 中国の原則

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部は風は強かったのですがよく晴れました。そろそろ寒くなってきたので出不精になってきた私は安心して部屋で勉強できます。 今夜は全米大注目の副大統領候補同士の討論会が開かれますが、それにしても昨日のクーリックによるペイリンのインタビューは痛かったですね(苦笑 上はその前のインタビューのパロディですが、保守派の間では彼女が最高裁の判決を知らないことや、新聞などを読んでいないのでは?ということで絶望感が漂っております。 それにしてもSNLの元メンバー(ニュースコーナー担当)でライターも兼ねていたティナ・フェイは、ペイリンに似てますねぇ(笑)今ではすっかり女優になってしまいましたが、私にとってはカナダ時代によくみていたSNLの懐かしい顔です。 そんな中で下のような変なサイトを見つけました。 ペイリン・ビンゴ http://ww

  • 地政学を英国で学ぶ : インドと中国の「世界観」

  • 地政学を英国で学ぶ : 北極海の地政学:その2

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部はまたまたよく晴れましたが、とにかく気温が低めでした。夜になると完全に冬ですね。 珍しく論文作業はお休みにしまして、今日はコースメート三人で出かけてまいりました。 メンバーは、地政学を研究している日人の私と、戦略文化をやっている韓国人、そしてこの間無事にドクターになった愛国共産党中国土人という、日韓中の「東アジア三人衆」でした。 こうなるとお互い戦略学が好きなもの同士で、東アジアの情勢について色々と面白い話ができます。電車で出かけたのですが、予想通り話が盛り上がりすぎてしまい、周りのお客さんに少々迷惑だった場面も(苦笑 一番盛り上がったのはやはり北朝鮮ネタでして、これに関しては韓国人の彼が爆弾発言をしております。どういうことかというと、 「金正日が死んだら、その混乱に乗じて韓国の特殊部隊を平壌に派遣して軍部を

  • 地政学を英国で学ぶ : 「運」と「アウタルキー」

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部はまたしてもスッキリ晴れました。こんなに晴れっぱなしの週末は珍しいですね。そういえば日のほうは台風とか雨で大変なようですが。 さて、また「運」について話を進めます。 昨日は「運を上げたい場合は“自分は世界一運がよい”ということを知れ」ということまでお話しましたが、では我々のような凡人がそのような領域に簡単に行く方法はあるのかというと、実はこれはやや難しいようなのです。 昨日まで簡単だと言っておきながら「難しい」とはどういうことだ!とお怒りの方もいるでしょうが、これにはある一つの才能が必要だからです。 では運の良さを知る「才能」というのはどのようなものかというと、それは精神的な面で「アウタルキー」を作れるかどうかという点にかかってくるからです。 「アウタルキー」というのは戦前によく言われた、いわば「(国家経済の)自

  • 地政学を英国で学ぶ : マハンの地政学:その2

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部はよく晴れて気持ちよかったのですが、考えてみたら朝の最低気温はすでに6度とかになってます。朝晩は冷えますね。 さて、マハンの地政学の理論の続きを書きます。 1890年、つまりアメリカの北米大陸内のフロンティアが消滅した頃に絶好のタイミングで出版された主著『海上権力史論』ですが、マハンはこれによって一躍「時の人」となり、様々な出版社から「時事評論を書いてくれ」と問われることになります。 マハンはこの後から、まず雑誌に原稿を発表し、それをまとめてにするというスタイルを確立していくわけですが、何度も言うように、実はこの時期に書かれたマハンの時事評論で示された「地政学観」というべきものが、地政学の理論では大事になってくるわけです。 この頃、つまり19世紀最後のアメリカの戦略問題というのは、太平洋を越えた向こうにあるハワイ

  • 地政学を英国で学ぶ : マハンの地政学:その1

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部は朝からよく晴れてまして、気温は低めですがとってもさわやか。これはあとで出かけないといけませんな。 高知沖に国籍不明の潜水艦が航行しているそうですが、これは中国のものなんでしょうか? さて、グルジア問題がとりあえず戦略レベルの問題では一段落した様子なので、これをきっかけに初期の地政学者であるマハンの地政学の理論について書かなければいけないと考えております。 なぜかというと、今回の紛争でマハンの地政学の理論(テーゼ)を参考にすると、けっこう色々なことがわかるからです。 もちろんマハンのことを書いている日語の文献は(翻訳物を含めて)その数はかなり多いのですが、マハンの「地政学の理論」について詳しく書いたものは(拙著を含めて:苦笑)ほぼ皆無という状況だからです。 ということで自身の反省の意味も込めまして、今日からこの辺

  • 地政学を英国で学ぶ : イギリスの狡猾なリアリズム

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部は昨日の雨と対照的によく晴れまして、気温は低いのですがスッキリとした天候です。 さて、あまりグルジア紛争ネタに振り舞わされてもしょうがないと思いつつ、またこれについて書きます。 とりあえず第六艦隊の旗艦がポチの沖合に到着しましたが、ロシア側には積み荷検査をさせないと言い始めましたね。これはちょっとした方針転換です。けっこうアメリカ側は強気に出ているような気が。 そうした状況をふまえて、今回は「ヘラルド朝日」(笑)に載っていた優秀な論文を一つご紹介。 これはイギリスの元外相、マルコム・リフキンドの書いたものなのですが、とにかく議論のうまさにびっくりしました。とりあえず読める人は読んでみてください。 === A hot war is no way to prevent a cold one By Malcolm Rif

    baya128
    baya128 2008/09/07
    It could be like the origin of the First World War, when binding large nations
  • 地政学を英国で学ぶ : グルジア紛争:黒海情勢/映画の声

    baya128
    baya128 2008/09/06
    You'll see.
  • 地政学を英国で学ぶ : 黒海周辺の地政学的状況を表した地図

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部は一日中雨でした。気温も下がって昨日とはうってかわってすっかり秋の気配。 今日は時間もないので、ネットでみつけてきた地図をいくつか張り付けておきます。 グルジア紛争と黒海周辺の状況がこれでなんとかおわかりいただけるのでは。

  • 地政学を英国で学ぶ : アメリカはグルジア紛争をどう考えているのか

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部はここ数日のように昼からよく晴れまして、雲は多いのですが快適な午後を過ごせました。 私の住む町では今日から三日連続で野外ロックフェスティバルが開催されるようで、昨日からリュックにテント用具や酒などを大量にかかえた若者が集まってきておりました。すでに今日の午後から外が音楽でやかましくなってます。 そういえば日も金メダルレースでけっこう上位につけておりますが、私がお世話になっているイギリスはなんと三位。人口は日の半分なんですが、中国アメリカの次に金メダル数で追従しているわけですからたいしたもんです。 さて、今日も時間がないので簡単に記事の紹介を。 このブログで何度も紹介しましたが、ヴィクター・デービス・ハンソンというアメリカの保守派で元農家という古典が得意な知識人がおります。 このおっさんがグルジア紛争に対する西

    baya128
    baya128 2008/08/25
  • 地政学を英国で学ぶ : ポチを捨てないロシアの便秘戦略

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部はまたしてもスッキリとした晴れ間が見え、とても過ごしやすい一日でした。 オバマの相方となる副大統領候補がジョー・バイデンに決定しましたが、オバマはこんな人を選んじゃっていいのか少し不安になりました。 バイデンはたしかに重鎮で外交畑の人ですが、けっこう失言が多いんですよね。それとこの人はCFRのゲルブ元代表と一緒に悪名高い「イラク三分割案」を提唱したりしてます。それに彼はイラクも認可しましたし、コソボなんかはイケイケ状態でした。 興味深いのはバイデンとオバマが今回のグルジアの経済支援のために、追加予算として10億ドルの補正予算を組め!と提唱していることでしょうか。このことを考えてみても、次の大統領の政権でもグルジア紛争は続くことがわかります。 さて、グルジア紛争でロシア軍の撤退が始まっているような雰囲気の報道も出てお

  • 地政学を英国で学ぶ : グルジア紛争で使われる「議論」

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部はそれなりに晴れまして、気温もけっこう上がりました。朝夕は寒いのですが、日中のモールの中は暑くて半袖です。 さて、今日の午前中はこのグルジア紛争に関するものをたまったニュースの中から選んで読んでいたのですが、色々と面白いことがわかりました。 しかしみなさんもご存知のように今回の紛争では様々な事情が入り組んでおりますので、スッキリと理解するためにもどのような議論(ディスコース)によって対立点があるのかということを整理してみようと思います。まずは順番にそれぞれ挙げてみると・・・ ●グルジアの支援が足りない派 vs 支援はやめとけ派 という議論による構造がありますね。前者はネオコンが中心なのですが、実はクリントン政権のビジネス系のリベラルたちかなり関わっており、一概に「ネオコンの仕業だ」と言い切れないところがあります。後

    baya128
    baya128 2008/08/17
  • 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜は朝から晴れておりましたが、それでもけっこう気温が低めでしたね。 さて、日にちが空いてしまいましたが戦略理論の論文の続きです。今回は環境をカオス理論から説いております。 ==== III. 戦略環境 戦略におけるすべてのことは非常に単純であるが、だからといって、すべてのことが非常に簡単であるということではない❋30。 クラウゼヴィッツ 戦略とは、環境に特定の効果をもたらし、有利な結果をもたらし、不利な結果をもたらさないようにすることである。国家にとって戦略的環境とは、指導者が国家の幸福を増進するために他の国家やアクターと相互作用する領域である。 この環境は、物理的世界、他の国家やアクター、偶然性、起こりうる未来との関係において、国家の成功に影響を与える内外の状況、条件、関係、傾向、問題、脅威、機会、相互作用、影響から構成される。戦略的環境は自己組織化する複雑系として機能する。戦略

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