気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(フィード・イン・タリフ=FIT)が7月からスタートした。国内各地でメガソーラー(大規模太陽光発電所)の計画が目白押しで、建設も始まっている。FITにより、太陽光発電による電力は「1キロワット時当たり42円」で20年間、電力会社が買い取る。「42円」は政府が設置した調達価格等算定委員会で決定した数字だが、需給で価格が決まる電力取引市場では、もっと高い単価での価格交渉も進んでいる。6月に開設された「分散型・グリーン売電市場」によって新電力がメガソーラーの電力を売買できるようになった。 低めに設定された再エネの原価 卸電力取引や電力の需給管理を手掛けるベンチャー企業のエナリス(東京都足立区)は、太陽光発電電