遺伝子組み換え(GM)蚊。研究でブラジル南東部サンパウロ(Sao Paulo)州カンピーナス(Campinas)にある英バイオテクノロジー企業オキシテック(Oxitec)の研究所で(2014年8月21日撮影)。(c)AFP/NELSON ALMEIDA 【9月2日 AFP】ブラジル南東部サンパウロ(Sao Paulo)州カンピーナス(Campinas)にある英バイオテクノロジー企業「オキシテック(Oxitec)」の研究所では、高温多湿の環境下で「ある物」が作られている──デング熱対策のための遺伝子組み換え(GM)蚊だ。 オキシテックは、デングウイルス感染の拡大を食い止めるため、ウイルスを媒介する「ネッタイシマカ(学名:Aedes aegypti)」の遺伝子を操作している。7月にサンパウロ(Sao Paulo)州カンピナス(Campinas)に開設されたばかりのこの研究所で行われているのは、