西イングランド大学のキャンパスに設置された発電するトイレ(2015年3月5日提供)。(c)AFP/UWE BRISTOL 【3月6日 AFP】英国の科学者チームは5日、尿のなかにあるエネルギーを解放して発電するトイレを開発したと発表した。難民キャンプなどの遠隔地の照明への利用が期待されているという。 西イングランド大学(University of the West of England)と国際支援NGOオックスファム(Oxfam)の共同研究チームが開発したこの発電トイレは、現在、同大の学生と職員らに使用してもらうことを目的に試作品がキャンパス内に設置されているという。 安定した電力源となることが確認できれば、難民キャンプなどの施設で、電気と照明をコンスタントに提供できるようになるのではと研究チームは期待している。 同NGOの水・公衆衛生部門を統括するアンディ・バスタブル(Andy Bast