玉ねぎで涙が出る原因となる酵素の発見(2013年、化学賞)耳の聞こえない人のためにワサビ臭を発する火災報知機の開発(2011年、化学賞)迷路を最短距離で解く粘菌の研究(2008年、認知科学賞) 粘菌による交通ネットワーク設計(2010年、交通計画賞)バナナの皮を踏んで転ぶメカニズムの解明(2014年、物理学賞) というものである。 さすがに学会誌の特集だけあって、ネタっぽい事を大真面目に記事に組んでいる。担当者はなんでこんな特集を思いついたのか、編集者はどういう心境で許可を下したのか、また各研究者の方々はどういう思いで書いたのか、興味が尽きない。 付記:日本化学会に入会していないと入手は困難と思われるが、いずれ図書館などで閲覧することができると思う。暇があったら読んでみてほしい。