概要 ストレージ(storage)とは、コンピュータの主要な構成要素の一つで、データを永続的に記憶する装置。磁気ディスク(ハードディスクなど)や光学ディスク(CD/DVD/Blu-ray Discなど)、フラッシュメモリ装置(USBメモリ/メモリカード/SSDなど)、磁気テープなどがこれにあたる。 一般的には通電しなくても記憶内容が維持される記憶装置を指し、コンピュータが利用するプログラムやデータなどを長期間に渡って固定的に保存したり、他の機器へのデータの運搬や複製、配布などのために用いられる。 コンピュータ内にはストレージとは別に、半導体記憶素子などでデータの記憶を行う主記憶装置(メインメモリ)が内蔵されており、利用者がプログラムを起動してデータの処理を行う際にはストレージから必要なものをメモリに呼び出して使う。 同じコンピュータに搭載される装置同士で比較すると、ストレージはメモリに比べ
フィンランドのノキアと独シーメンスは6月19日,両社の通信機器事業を統合することで合意したと発表した。 ノキアのネットワーク・ビジネス・グループと,シーメンスの固定・モバイルの通信事業者向け部門を対等合併し,ジョイント・ベンチャーを設立する。新会社の名称は「ノキア・シーメンス・ネットワークス」。本社はフィンランドのヘルシンキに置き,新会社のCEO(最高経営責任者)にはノキア ネットワーク部門のサイモン・ベレスフォード ワイリー上級副社長兼ジェネラル・マネジャーが就任する予定。 新会社の事業規模は,合併前の両社の実績から158億ユーロ(日本円に換算すると約2兆3000億円)に上るという。従業員数は約6万人。新会社では,通信事業者向けにIMS(IP Multimedia Subsystem)やW-CDMA/HSDPAなどのネットワーク製品を提供する。 通信機器市場は,通信事業者の合併が進んでい
概要 プラットフォーム(platform)とは、台、壇、台地、高台、舞台、演壇、乗降場、綱領などの意味を持つ英単語。ITの分野では、ある装置やソフトウェアを動作させるのに必要な、基盤となる機器やソフトウェア、ネットサービス、あるいはそれらの組み合わせ(動作環境)のことをプラットフォームという。 相対的な関係性を表す言葉であるため、具体的に何がプラットフォームとなるかは対象によって異なる。アプリケーションソフトにとってはオペレーティングシステム(OS)やミドルウェア、ライブラリ、言語処理系(ランタイム)などがプラットフォームであるし、OSにとってはハードウェア(コンピュータ本体)や仮想化ソフトなどがプラットフォームとなる。 スマートフォン向けのアプリストアや、クラウドサービス上に構築されたWebアプリケーション、家庭用ゲーム機向けのダウンロード販売サービスのように、特定のネットサービスや通信
NECとSAPジャパンは6月14日、製品の設計・開発・製造に関する情報を管理するPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)分野で協業すると発表した。具体的には、NECのPLMソフト「Obbligato II(オブリガート・ツー)」とSAPジャパンのERPパッケージ(統合業務パッケージ)「mySAP ERP」を連携させるためのソフトを、NECが開発する。 開発するのは、SAPのミドルウエア群「SAP NetWeaver」上で動作するソフト。Obbligato IIの設計部品表にある部品属性などを自動変換し、mySAP ERPの生産部品表にリアルタイムに展開できるようにする。NECは、原価情報の受け渡し機能の実現も計画している。開発したソフトは第三四半期(10~12月)から出荷する。 これまでNECは、Obbligato IIとmySAP ERPの連携には、個別開発で対応してきた。しか
知り合いから相談に乗ってやってくれと頼まれたので、ある若手プログラマと会って話をした。お題はスキルパスについでだ。大学を卒業後、独学でプログラミングを学び、現在は中規模開発会社で、主に業務システムの開発に携わっているそうだ。 で、相談の内容は、「このまま現在の業務を続けるか、辞めて、専門学校などでゼロからプログラミング(というかシステム構築)を学びなおすべきか」というものだった。 で、「どうして?」って聞いたところ。 「やっぱり、オブジェクト指向とか、きちんと理解していないので、基礎からやり直したいんです」とのこと。 で、よくよく話を聞いてみると、要は、現場の開発において発生するいろいろな課題を解決できないのは、オブジェクト指向などをよく理解していないからでは?と思いこんでいるようである。 「・・・・」 この手の相談を受けるたび、正直私は気が遠くなるのだ。ITmediaの紙面上で書くのは少
NECは自社製アプリケーションサーバ「WebOTX」のシェア拡大を図るため、新たなパートナー支援プログラム「WebOTX WORKS」を同日から開始することを明らかにした。 NECは6月1日、自社製アプリケーションサーバ「WebOTX」のシェア拡大を図るため、新たなパートナー支援プログラム「WebOTX WORKS」を同日から開始することを明らかにした。新施策は、主に独立系ソフトウェアベンダー(ISV)を対象としており、ビジネスパートナーとなるISVを技術面、営業面から支援する。 NECはこれまで、ビジネスパートナーの支援施策として「パートナープログラムforソフトウェア」を提供していたが、今回はこれを製品別プログラムとして展開する。 具体的には、WebOTXをアプリケーションサーバとして採用するパートナーに対して開発ライセンス、検証/評価環境の提供、最新技術情報の提供、プロモーション支援
概要 スクリプト(script)とは、台本、脚本、原稿、手書き、筆記体などの意味を持つ英単語。ITの分野では簡易なコンピュータプログラムをスクリプトと呼ぶことが多い。 プログラムの種類の一つで、人間が読み書きしやすいプログラミング言語で書かれたプログラム(ソースコード)を即座に実行できるようなものをスクリプトという。そのようなプログラムを記述するための言語を「スクリプト言語」(scripting language)という。 通常、プログラミング言語で書かれたコードはコンピュータが直に解釈して実行することができないため、機械語(マシン語)へのコンパイル(翻訳)や必要な外部プログラムのリンクなどの操作を行ない、実行可能ファイルを作成する作業工程が必要となる。 スクリプトではこの工程を専用のソフトウェア(インタプリタや仮想マシンなど)が自動的に行なってくれるため、プログラムを作成あるいは入手後、
フィクションがいい悪いではないが。また、フィクションは事実ではないが。 ⇒asahi.com:ルワンダ大統領、映画「ホテル・ルワンダ」を事実誤認と批判 - 文化芸能 Terry George曰く⇒Smearing a Hero: Sad Revisionism Over 'Hotel Rwanda' 追記⇒CNN.co.jp : 映画「ホテル・ルワンダ」は誤り、ルワンダ大統領が指摘 - エンタテインメント しかし、カガメ大統領は、ルセサバギナが英雄のように描かれているのは、誤りだと指摘。「(1200人以上が助かったのは)ルセサバギナと関係ない」「彼は、偶然にもあの時に、ホテルに居合わせただけで、生き残ったのは虐殺の対象になっていなかったからだ」と語った。 また、ホテルが襲撃を受けなかったのは、国連軍がホテルに滞在していたことと、武装勢力側が打ち合わせをしたり、ビールを飲むための場所とし
収穫された豆から緑の双葉が伸びている「いかにも地球に優しそうな」表紙(前日のエントリ参照)。最初書店でこの本を見かけたとき、スティグリッツと「フェア・トレード」という意外な組み合わせに興味を引かれた反面、「生産者と直接結びついた取引をして、おいしいコーヒーやワインを飲みましょう」なんてことが書かれていたらどうしようかと思った。が、それは全くの杞憂で、この本の内容は「流通業者による中間搾取を排して生産者と直接結びつこう」という社会運動としてのフェアトレードとは全く関係ない。よく考えればあのスティグリッツがそのような本を出すわけがないのである。 というわけで基本的には『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』ISBN:4198615195いい内容だが、前著が主に通貨危機に陥った国に対するIMFの経済介入に対する批判が主なものだったのに対して、今回の焦点はWTOに当てられている。 WTOというと、
水曜日に経済学部主催のセミナーでウィリアム・イースタリーの講演会があったので参加してきた。イースタリーの基本的な主張はすでに47thさんが手際のよい紹介をされている(1、2、3)なのでそちらを参照してください。 それを読んでいたため、もっとサックスやアンジェリーナ・ジョリーやボノらに対する悪口がぼんぼん出てくるかと思ったけどそんなことはなくて、あくまでもデータに基づいた真面目な現状分析と政策提言の話が中心だった。ホームグラウンドでの講演とは違ってやはり若干慎重になったのだろうか。 ただ、データとはいっても以下のような紹介の仕方をするところはやはりこの先生お茶目(パワーポイントをメモしたものなので正確ではありません)ではある。 1960年代: ウォルト・ロストウ、J.F.ケネディに途上国への援助額を2倍にすることを進言。 1970年代: 世界銀行総裁のマクナマラ、途上国への援助額を2倍にする
アフリカを貧困から救うすばらしき7箇条。 (The Economist Vol 379, No. 8475 (2006/4/29), "The magnificent seven," pp. 49-50) 山形浩生訳 (hiyori13@alum.mit.edu) ちょっとした改革でアフリカの村落は貧困から脱出できる。 アフリカは山ほど問題を抱えているので、国際機関からはしばしば重病患者のような扱いを受け、そのベッドサイドからは定期的に重要な生命反応に関する速報が発表されることになる。そして万が一集中治療室を出られたとしても、かなり厳しいリハビリプログラムにしたがわなくてはならない:それが国連のミレニアム開発目標 (MDG) だ。これは 2000 年に合意されたもので、2015 年までに一日一ドル以下で暮らす人々の数を半減させるといった目標を掲げている。他の大陸も同じ目標は掲げているが、貧
Expired:掲載期限切れです この記事は,Associated Press との契約の掲載期限(30日間)を過ぎましたので本サーバから削除しました。 このページは20秒後にNews トップページに自動的に切り替わります。
中堅企業向けERPソリューション「EXPLANNERシリーズ」の刷新および事業強化 ~中堅企業向けで国内初、開発環境とERPパッケージソフトのセット提供により柔軟なカスタマイズを実現~ NECおよびNECソフトは、中堅企業向けERPソリューション「EXPLANNER(エクスプランナー)シリーズ」の販売・会計・人事給与パッケージソフトについて、NECのシステム構築統合開発環境「SystemDirector Enterprise(システムディレクター エンタープライズ)」(注1)を活用して、機能の追加・改変が容易な「EXPLANNER/Ai(エクスプランナー・アイ)」を新たに開発いたしました。 両社は、(1)「EXPLANNER/Ai」ならびに製造業・建設業などの業種向けERPパッケージソフトと、(2)開発環境「SystemDirector Enterprise」、(3)業務可視化ツールを組み
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