ヤフーの統合的地域情報サービス「Yahoo!ロコ」の提供開始が6月1日に決定した。同サービスは本来、4月上旬に公開される予定だったが、東北地方太平洋沖地震の発生を受け、ヤフーが震災復興支援に注力するためサービス開始を延期していた（関連記事）。 Yahoo!ロコは、従来よりヤフーが手がけていた複数の地域情報サービスを集約するもの。現在地や出かけたい地域、行きたい場所などを検索すると、周辺のさまざまな店舗や施設などを地図と一緒に表示する。携帯電話やスマートフォンからもアクセスできる。 既存の「Yahoo!クーポン」「Yahoo!電話帳」「Yahoo!マチモバ」「Yahoo!グルメ」「Yahoo!地域情報」「Yahoo!道路交通情報」「Yahoo!地図 路線ワイワイマップ」を統合し、サービス開始時のユニークユーザーとして約2,600万人を見込んでいる。なお、これら7サービスで利用者が登録していた

iPhone発売当初から、「スケジュールアプリはコレで決まり！」と評価されていた「さいすけ」。1200円という値段は決して安くはありませんが、スケジュール帳を毎年買い換えることを考えると、この機能性は十分に満足できるはずです。

自動車の事故・故障時に「やるべきこと」をナビゲーションするスマートフォン用アプリケーション「トラブルナビ」を、ソニー損害保険が公開した。国内の保険会社としては初の試みとしている。iPhone版が利用可能で、加入している保険会社にかかわらず無料でダウンロードできる。 これまでソニー損保が手がけた事故解決のノウハウをもとに開発したアプリ。自動車のトラブル発生時に、けが人を救護したり、警察や保険会社に電話したり、相手側のさまざまな情報を確認したり、といったやるべきことを順に把握できる。 アプリ上で事故対応のマニュアルを開き、状況に応じてメニューを選択して読み進めていくことが可能。さらに事故のメモ画面で、相手から聞くべき情報をリストに沿って質問、入力できる。テキストのほか、音声や画像も保存できる。 事故時に気をつけるべきことや、避けたほうがよい会話例など、円満な事故解決に向けた要点も参照できる。こ

わずかな時間で情報収集ができたり、ライトなコミュニケーションを楽しめるのがTwitterの醍醐味。フォローしているアカウントが増えたり、リストのアカウントが増えたりすると、リプライの数も自然と多くなり…。新たなツイートの読み込み時間や書き込みに時間がかかると、イライラしてしまいますよね。 私がTwitterクライアントに求めるのは、「快適性」と「スピード」。とにかくストレスフリーなTwitterライフこそ正義です！　2つの視点から、どちらのアプリがTwitterクライアントとして優れているのかを決めたいと思います。 ●両アプリの利点は？ 「Twicca BETA」は、Androidでは珍しい日本製のTwitterクライアントなので、初心者にも使いやすいアプリです。「カラーラベル設定」や「フィルタリング機能」など、機能やプラグインも豊富。連携しているアプリが多いので、ベテランのTwitter

今週は、「ついっぷる for iPhone」と「TwitBird Premum」を紹介しました。両アプリとも、いちユーザーとして愛用した経緯があります。とはいえ、iPhoneのTwitterアプリはいずれも完成度が高く、よそのアプリに浮気しがち。隣の芝生は青く見えますよね…。 Twitterは、一日に何度もチェックするコミュニケーションツール。それだけに、まず求められるのは動作の快適性です。その次が、ツイートをサクサク読める細かな機能でしょうか。“ストレスを感じずに、そのアプリを毎日使い続けることができるのか”という観点で、真のTwitterアプリを決めたいと思います！ ●両アプリの利点は？ 無料の国産Twitterアプリの代名詞といってもいい「ついっぷる for iPhone」は、iPhone初心者でも馴染みやすい仕様が特徴です。頻繁にアップデートされているので、どんどん弱点がなくなって

スマートフォン「iPhone（アイフォーン）」が、利用者の位置を無断で追跡している、という話題が関心を呼ぶなか、メーカーのApple（アップル）がこの件に関してQ＆Aの形で報告した。追跡については否定したものの、iPhoneのOSである「iOS」に「バグ（不具合）」があったとして、2011年4月末から数週間以内に修正するとしている。 Appleの報告によると、iPhoneは利用者の周辺にある無線LANアクセスポイントや携帯電話基地局のデータを自動収集しているが、それらは利用者から160km以上離れている場合もあり、しかも目的は利用者の要求に応じて現在位置を素早く、正確に割り出すため。GPSのデータだけでは現在位置の特定に何分もかかるうえ、屋内や地下にいる場合には使えないからという。 こうした現在位置の割り出し処理は、iPhoneが収集したデータを匿名、暗号化してAppleのデータベースに送

ソーシャルメディアのビジネス利用をめぐり、iPhoneで使える写真共有アプリケーション「Instagram（インスタグラム）」が注目を集めている。コンビニエンスストア大手のローソンがミニブログ「Twitter（ツイッター）」と並んで販促キャンペーンに導入するなど、国内でも企業の取り組みが始まった。 Instagramは、世界で300万人以上の利用者がいる人気アプリ。撮影した写真をインターネット上に投稿して共有できるほか、Twitterのようなフォローやコメントの機能があり、利用者同士のコミュニケーションが魅力になっている。 ローソンはコンビニ業界として初めてこのアプリを使ったキャンペーンを実施する。InstagramまたはTwitterから、専用ハッシュタグ「#onigiriya」付きで投稿された写真を特設サイトに掲載し、さらにその中から優秀作品を選んで、絵はがきにして投稿した人に贈る。2

人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するキャラクター、シャア・アズナブルになりきって、ミニブログ「Twitter（ツイッター）」を利用できるiPhone（アイフォーン）用アプリケーションが登場した。バンダイナムコゲームスが開発したもので、販売価格は350円。 アプリの名称は「シャア専用モビルTwit」。タイムライン（投稿一覧）やリプライ（返信）、ダイレクトメッセージ、リストの表示など、Twitterの基本操作が行えるほか、タイムラインを「通常の3倍」の速さで移動できる機能を備え、シャア・アズナブルをほうふつとさせる機能、デザインを随所に盛り込んでいる。 またシャアのせりふ「坊やだからさ・・・」「さらにできるようになったな、ガンダム！」などを引用してツイートやリプライを投稿することが可能。さらに「ザクの宙間機動音」「モノアイ点滅音」「駆動音」などアニメで使われている効果音がさまざまな操作に応

米Apple（アップル）の最新タブレット型端末「iPad 2」を、クラムシェル型のノートパソコンのように使えるようにするBluetoothキーボードが登場した。ITコンサルティングのコスモウェブが直販サイトを通じて販売する。価格は9980円。 製品名は「ZAGGmateキーボード for iPad2」。モバイル端末の周辺機器メーカーとして知られる米ZAGGの製品で、国際家電見本市「International CES 2011」に出展し、優秀な製品を表彰する「CES Award」のデザイン＆エンジニアリング部門の賞を獲得している。 キーボード本体にiPad 2が斜めに立てかけられるようになっており、画面をノートパソコンのディスプレイのように見ながら文字入力が行える。キーボードはASCII（英語配列）。ファンクションキーを設定してあり、「F1」キーは検索画面への移動、「F2」はスライドショーの

米Amazon.com（アマゾン）の電子書籍リーダー「Kindle」向けの作品を、Android（アンドロイド）搭載のタブレット型端末で利用できる公式アプリケーションが登場した。「Kindle for Android」の最新版で、従来のAndroid 2.1以降を搭載したスマートフォンに加えAndroid 3.0搭載のタブレット端末に対応した。Amazon AppstoreまたはAndroid Marketから無料でダウンロードできる。 タブレット用に開発したAndroid 3.0、別名「Honeycomb（ハニーコム）」で電子書籍の購入がしやすくなった。新聞と雑誌のレイアウトが改善し、フルカラー画像も表示できるようになった。スマートフォンより大画面で電子雑誌を読みたい、という人向けの機能拡充だ。 このほか作品のダウンロードを一時停止したあと再開するレジューム機能も追加している。さらに25

展示会やフェアなどイベントごとに、参加した人がスマートフォンで撮影した写真をコメント付きで共有できるアプリケーション「EventJot（イベントジョット）」をリコーが公開した。ミニブログ「Twitter（ツイッター）」とも連動し、写真やコメントを投稿するつど、リアルタイムに情報をツイート（つぶやき）として流し、その場にいない人とも話題を共有できる。アプリはAndroid（アンドロイド）端末とiPhone（アイフォーン）で利用できる。 EventJotでは、利用者が自由に「イベント」を立ち上げ、ほかの利用者も参加して写真を投稿していくことが可能。写真ごとにコメントを投稿して交流できる。盛り上がっているイベントや最新のイベントを一覧でき、イベントごとに「盛り上がり度合い」を確認できる。 また人気のイベントはWebサイトからも確認でき、Twitterのアカウントを使ってサイトにログインするとアプ

スマートフォンのGPS情報をもとにタクシーを呼び出し、事前に自宅などの位置を指定することで、乗車後は眠りこんでしまっても目的地に到着できる。こうした機能を持つタクシー配車アプリケーションのAndroid（アンドロイド）版とiPhone（アイフォーン）版を日本交通が公開した。アプリ自体は無料。ただしアプリから配車を依頼すると、電話依頼の場合と同じく1台につき400円の迎車料金がかかる。 以前に日本交通が開発したアプリに複数の機能を追加したもの。GPS情報をもとに、日本交通グループのタクシー約3,200台から現在位置近くを走行中の空車を呼び出せるほか、新たに「お送り先指定」機能を使ってアプリから事前に目的地を指定できるようになった。 配車センターへの電話が混み合う雨や雪といった悪天候でも依頼しやすく、さらに乗車後に口頭で行き先を説明するなどの手間を省けるのが利点だ。 また過去の履歴から再注文で

Android（アンドロイド）スマートフォンからバス停留所の位置や時刻表を検索できるアプリケーション「バス時刻表＆ナビ」を、エムティーアイが公開した。関東や関西を中心に最大14都府県、約8,000路線を網羅し、同種のアプリとしては最大のデータ量があるとしている。料金は月額315円。 スマートフォンのGPS機能を利用し、周辺にあるバス停の位置を地図上に表示できるほか、自分のいる位置からバス停までの徒歩ルートを一目で把握できる。 地図に表示したバス停を選択すると、その名称と発着する各路線の時刻表が確認できる。さらに時刻表から乗車したい時刻を選択すると、乗車予定のバスが停車するバス停の名称と停車予定時刻をリスト表示できる。 これに加えよく利用する機会のある自宅や学校、勤務先などのバス停の時刻表を「MY時刻表」として50件まで登録でき、毎回検索する手間をかけず、すぐに時刻表を確認できる。 なおAn

イサナドットネットは、独自ブランドのスマートフォン向け「Facebook（フェイスブック）」アプリケーションを作成できるサービス「Agile Sloth（アジャイルスロース）FBPage」を開始した。Facebookサイトでビジネス公式ページ「Facebookページ」を開設している企業は、スマートフォンユーザーによるアクセス時間の拡大とリアクションの促進が図れるとしている。 Facebookページは、企業、団体、著名人などが顧客やファンと交流を図る場となるもので、最新情報や特典情報の掲載、専用コンテンツやサービスの配信などを通じて、ブランド向上やプロモーションに利用する企業が増えている。 Agile Sloth FBPageでは、Facebookページにスマートフォンからアクセスするための専用アプリケーションを作成する。投稿や更新情報のウォール表示をはじめ、コメントや画像を投稿する機能、ウ

MMD研究所が実施したソーシャルメディアの利用実態に関する調査によると、「Facebook（フェイスブック）」で実名を公開しているユーザーは約８割で、「mixi（ミクシィ）」と「Twitter（ツイッター）」の約２割を大きく上回った。 ３大ソーシャルメディアと言われるFacebook、mixi、Twitterの利用者に、プロフィールでの個人情報の公開範囲について尋ねたところ、実名利用を推奨しているFacebookでは84.3％が実名を公開していたが、Twitterとmixiはともに23.0％にとどまった。 Twitterとmixiは知人や友達だけに分かる名前を使用する人が多く、Twitterでは43.1％、mixiでは56.2％がプロフィールにニックネームを載せている。Facebookではその割合は7.1％だった。また知人にも分からない名前で利用している人は、Facebookがわずか4.9

米Google（グーグル）は、インターネット検索の結果画面に並ぶWebサイトへのリンクなどについて称賛や好感の意思表示ができる「+1」（プラスワン）ボタンを追加した。SNS世界最大手のFacebook（フェイスブック）が展開する「いいね！（Like）」ボタンなどに対抗し、ソーシャルメディアの機能をネット検索に取り込む試みといえる。まずはGoogleの英語版に導入し、今後数週間で順次ほかのサービスに拡大する方針。すぐ使ってみたい人のための試用版もある。 +1ボタンを利用するには、Googleアカウントを取得し、自己紹介ページ「Googleプロフィール」を作成する。そのあとはGoogleの検索結果に並んだリンクについて、内容に感心した際や、ほかの人に勧めたいと思った場合に+1ボタンを押す。するとGoogleは自動でその情報を収集し、家族や知人が検索した際に表示する。なお自分が押した+1ボタンに