先日、任天堂公式Xアカウントにて突如として「ゼルダの伝説」の映画化企画が進行中であることが発表された。生粋のゼルダファンを自負する筆者としては、腰を抜かすほど驚いた……と言いたいところだが、実際のところはそこまで驚かなかった。任天堂が今後進めていくであろう、任天堂IPの映像化企画の「マリオ」の次の一手として「ゼルダ」が採用されるのはある意味必然だろうと思う。それよりも、やはり本作が「実写映画」であるということのほうが事件だ。 まだ企画開始や制作陣がある程度明かされただけで、映画の詳細な内容はまったく不明だ。逆に言えば、今なら妄想し放題ともいえる。本映画のプロデューサーの1人であり、「ゼルダの伝説」シリーズの生みの親である宮本茂は、この映画で何を描きたいのか? 映画の内容を予想しつつ、ゼルダファンとしてゼルダの実写映画化に何を望むのかを語りたいと思う。 実写と「ゼルダ」の相性 正直、ゲームや