スペイン北西部の町で24日、200人余りの乗客を乗せたスペイン国鉄の列車が脱線して、多数の死者やけが人が出ている模様で、スペインの公共テレビは、少なくとも30人が死亡したと伝えています。 スペイン北西部の町サンティアゴ・デ・コンポステーラの近郊で、現地時間の24日午後9時前(日本時間25日午前4時前)、スペイン国鉄の列車が脱線しました。 現地の報道によりますと、脱線した列車は、スペインの首都マドリードから北西部のフェロルに向かっていて、200人を超える乗客が乗っていたということです。 スペイン国鉄は、複数の死者が出たほか、けが人も多数いるとしていますが、詳しい人数はまだ分からないとしています。 スペインの公共放送TVEは、警察の情報として少なくとも30人が死亡し、多くの人がけがをしたと伝えています。 車内には取り残された乗客がいるとみられ警察や消防が救助活動を続けています。 現地のテレビ局