ロシアが2月24日にウクライナへ侵攻を開始したことを受けて、米国のシカゴ商品取引所では小麦と大豆、トウモロコシの先物取引価格が急上昇したと報じられている。世界有数の穀倉地帯からの輸出が市場に影響を与え日本にも影響しかねない。農林水産省が毎月発行している「食糧安全保障月報」1月号では農林水産政策研究所の調査による最近のロシア農業動向をまとめている。ウクライナ農業の概要も合わせて基本データを整理してみる。 ロシア 小麦輸出に力 ロシアとウクライナの麦類の生産量は世界有数だ。ロシアは小麦7600万tで世界4位、大麦1900万tで世界2位。ウクライナは小麦2600万tで世界7位、大麦は830万tで世界5位となっている。 トウモロコシはウクライナが3300万tで世界6位、ロシアは1300万tで世界11位となっている。(データは2018/19年度~2020/21年度の3年度平均)。 ロシアはトウモロコ
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