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ブックマーク / univ-journal.jp (2)

  • 何度でも愛を求め続けよ 拒否と受容の脳の仕組みを名古屋大学が解明

    名古屋大学の上川内あづさ教授らの研究チームは、メスのショウジョウバエにおいて、求愛受け入れの抑制と促進を制御する脳の神経機構を明らかにした。 研究により、キイロショウジョウバエのメスの脳において、オス由来のフェロモン情報などが集まる脳領域からPPM3神経細胞という神経細胞が信号を受けることが判明。ここからさらに、脳の中心複合体内にある「楕円体」が信号を受けており、ここがメスの交尾前行動を司るとみられた。 この楕円体内の2種の神経細胞群のうち、「拒否ニューロン」という細胞群を活性化するとメスは交尾しなくなり、抑制すると交尾を許した。もう一方の「受容ニューロン」という細胞群は、抑制性の神経伝達物質(GABA)を作って拒否ニューロンに信号を送り、拒否反応を抑える役割があった。 実際には、受容ニューロンが作る別の神経伝達物質(グルタミン酸)が、拒否ニューロンに作用して一酸化窒素の合成を促進、この気

    何度でも愛を求め続けよ 拒否と受容の脳の仕組みを名古屋大学が解明
  • アクティブラーニングが抱える矛盾

    1.はじめに 筆者が初めてサイトにエッセイを掲載いただいて以降、高校・大学の教員から数多くの質問を頂戴する機会に恵まれた。それらの質問の中で最も違和感を抱いたのは、「どうすれば学生(生徒)をアクティブにさせることができますか?」という質問である[1]。 「アクティブにさせる」。これほど奇妙な表現があるだろうか。周知の通り、アクティブラーニング(AL)のアクティブとは、「学修者の能動的な学修への参加」を意味する。つまり、アクティブにさせるとは、「能動的に学修へ参加させる」ということであり、すなわち、「教員の手によって(=受動的に)学生・生徒が能動的になる」という自己矛盾を孕んだ表現になってしまうのである。 そもそも文部科学省はALを「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称[2]」と定義しているだけであり、この定義を見ると、グ

    アクティブラーニングが抱える矛盾
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