2年に渡るコストカットと赤字半減の闘いのすえに、英紙ガーディアン(The Guardian)に明るい兆しが見えはじめた。現在、同紙は読者からの売上をベースにした新たなビジネスモデルを確立し、黒字転換を目前にしている。 2年に渡るコストカットと赤字半減の闘いのすえに、英紙ガーディアン(The Guardian)に明るい兆しが見えはじめた。現在、同紙は読者からの売上をベースにした新たなビジネスモデルを確立し、黒字転換を目前にしている。 ここまでの道のりは決して楽ではなかった。ガーディアンは事業規模の縮小と、世界展開の野望の見直しを余儀なくされた。だが、アクセス制限ではなく自発的寄付に頼る、独自の読者売上モデルへの転換は、このモデルへの批判が的外れであることを、さまざまな形で示す結果となった。 現在、リニューアルされたガーディアンは、近年でもっとも安定した経営基盤に立っていることに自信を深めてい
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