例えばこんな記事「中国経済はハードランディングでバブル崩壊」 特にアメリカのエコノミストが好んで用いる論理である。 多分、アメリカ経済の先行きに相当悲観しているからこそ、アメリカへの輸出頼りの中国経済が崩壊すると強く感じるのだろう。 「中国は多くの生産過剰を抱えているが、米国経済が収縮することで中国の打つ手はなくなる」 確かに政府の成長路線つまりばら撒き政策による貸付け金の肥大化が不動産バブルや生産過剰など多くの問題をもたらしている事実は正確に認識しておくべきだろう。 でも、「米国経済が収縮することで中国の打つ手はなくなる」 アホなのか? アメリカ人はいつまで自惚れているのか? 「中国はアメリカ経済が支えている」 本気でそう思っているなら耄碌しているとしか思えない。 すでに世界の潮流は今までの流れとは全く違った方向に動き出している。 中国の貿易統計 一応2010年の4月分まで集計しているの