タグ

ブックマーク / kirik.tea-nifty.com (38)

  • 「女性は若い時に結婚を」発言→「女性蔑視、人権侵害」→謝罪、撤回という風潮 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    こういう話を読むと、胸が痛むんだわ。 「少子化対策…女性は若い時に結婚を。40歳過ぎると男性と距離あく」発言に、「女性蔑視!人権侵害!」批判→那覇市議、謝罪 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1700858.html 34歳で結婚して、35歳で童貞を捨てた私としては、いま思い返すに結婚なんて出来ないと思っていたんだ。ましてや、自分に子供ができるなんてことも、思いもよらなかった。だから、金ばかりあって、しかもケチなもんだから使い方を知らない。せめて、有効に使ってもらおうと、同じく結婚できない人たちと一緒に児童養護施設に少しばかりの寄付をしていたわけだね。 でもだな、施設に来ている子供たちというのは、親から望まれない存在だったり、愛し方が分からない親を持ってしまったり、さまざまないきさつがあって、そして何らかの助けがあって施設に住んでる。帰る家が

    「女性は若い時に結婚を」発言→「女性蔑視、人権侵害」→謝罪、撤回という風潮 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 「ノリタカヒロ×イケダハヤト」から佐々木俊尚無双にいたるウェブ論争獣道 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    人がちょっと出張とかで忙しくしてたら面白そうなイベントを勝手に開催しやがって畜生め。おじさん、いまさらのように煽っちゃうぞ。 ● 序章: イケダハヤトという新しい観賞用資源について 最初、タカヒロさんがイケダハヤトさんをボロクソに書いていたのに、イケダさんがあまり応戦をしないのを見て「反応しないサンドバッグはただのカカシ」と思ってスルーしていたら、ブログに実にとんでもないことがしれっと書いてあって、イケダさんは実は相当な物度であることが再認識され、改めてレーダーをそちらに向け直したところです。 寛容力と「解決すべき課題」 http://www.ikedahayato.com/?p=5842 [引用]僕に対する否定の言葉を、僕のフォロワーに「晒し」たら、十中八九、発言主は叩かれるでしょう(その人が正しかろうが)。そういう意味では、僕は「戦力」を持っているようなものです。 もし僕が戦力を行使

    「ノリタカヒロ×イケダハヤト」から佐々木俊尚無双にいたるウェブ論争獣道 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 「疲弊する地方経済」の象徴である農協巡りで見た不良債権 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    ということで、東京に一時帰って来ましたが… わー、限界集落だー、とかいう語彙のかっこよさとは裏腹に、ヤバイことになっております、地方の農業。細かいところは、『農協の大罪』(山下一仁・著)というが出ておりますのでそちらをご覧いただくとして、私が見てきたのは数字の部分です。 統計と言うと、とても冷たい印象があると思います。全体で見ると何だ2兆6,000億の不良債権か、という話になりますが、そこには何百何千何万もの返済に追われる農家があり、後継者がいないので農業を継続できなくなったり縮小して所得が減り、所得が減ったのでトラクターやらコンバインやら農協から借り入れて買った設備投資も回せなくなっていく。そして、先祖代々預かってきた田んぼや山林を二束三文で売りに出そうとして、それがどこにも需要がないことを知って、80代の農家が自己破産していくわけですよ。休耕田の問題や、地方経済の担い手不足というのは

    「疲弊する地方経済」の象徴である農協巡りで見た不良債権 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 日本人はポップカルチャー好きばかりと信じる外人が多くてダルい - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    「日ではエヴァが流行ってたじゃない? あれってやっぱり当時の日人の屈した社会観や、停滞している人間関係を投影したものなんでしょ?」 「ごめん、エヴァ観てないんだ」 「どうして? コンテンツ投資が君の業でしょ? 何で観ていないの。観るべきだ。日人なら皆エヴァに関心があって、影響を受けているものだと思ってた」 「それならイギリス人は皆ビートルズを聴いて育ったとでも言うのか?」 「でも日のポップカルチャーの中心はビッグヒットのアニメであるべきだよ。日人の政府関係者がクールビジネス(おそらくクールジャパンのこと)を成長の根幹に据えると言ってる」 「コンテンツ会計でいうと、ここんとこ日のアニメ輸出はずっと伸び悩んでて、停滞しっぱなしなんだけど」 「どうして。それは日人がコンテンツを生み出して外に売っていく意欲を失ったからなのか?」 「単純に電通出身のジェネオン社員がこぞってワーナー

    日本人はポップカルチャー好きばかりと信じる外人が多くてダルい - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 女性の社会進出って、穴を掘って埋めるような作業なのかしらと妄想 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    えっと、何か資料が回ってきたんだ、女性の社会参画に関するお役所の何たら調査とかいう。片方はヒヤリングした実測値のサマリ、もう片方は何かの調査の速報値みたいなの。なので、数字は堅いところじゃないという前置きはつくとは思うんだけど。 見てたら、産休、育休を終えて職場復帰する女性の年収が平均で260万ぐらいらしい。一度退職して、休職する人の場合は230万前後とのこと。月間で見て、手取りが14万強ぐらいだろうか。もうちょっといくかな? というぐらい。 で、週5日の保育園やベビーシッターさん他育児にかかる費用が、一人当たり月間平均で8万円ぐらい。二人め以降は5万強とのことで、二人いたら13万だよな、だいたい。ってことは、働きに出て14万貰って、その間の子供預けたり他費用が子供二人だと13万かかってるってことは、そんな大差なくね。専業主婦がいいとか悪いとかではなくて、単純に家計だけで考えると、あんまり

    女性の社会進出って、穴を掘って埋めるような作業なのかしらと妄想 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 多国籍企業「日本人学生は要らない。インド、中国から雇う」の真実 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    で結構大学生や高校生の就職が厳しいという話があり、それへの警鐘というか、いわゆる危険デマとして、外資系の日人学生スルーの話が良く出るらしい。ここんとこ、シンガポールやら欧州やらわたわたと仕事をする中で、比較的先方のヒューマンリソース担当のマネージャーと話をする機会がとても多くなった。んで、日国内で聴く話と現実の様相が全然違う部分があって、一応指摘しておこうと思った。 ● もともと多国籍企業では学卒をいきなりリクルーティングするという行動原理があんまない 日人学生が駄目ってんじゃなくて、そもそもあんまり学生をいきなり採らない。「日人学生を採用しないの?」と聴くと、たいてい「人材会社から経験のある日人がいっぱい紹介されるのに、なんで経験のない、これから教育コストをかけなきゃいけない学生を採用するの? 不合理じゃね?」みたいな回答を良くされる。 同じような話はフランスでもドイツでも

    多国籍企業「日本人学生は要らない。インド、中国から雇う」の真実 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 【書評】『情報社会のいま あたらしい智民たちへ』(公文 俊平・著)ほか - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    『情報社会のいま あたらしい智民たちへ』を一度読み終わって、なお二度読みをしているのには理由があります。それは書が分かりにくいという意味ではありません。むしろ、Twitterやブログ、Facebookといったツールを普段使っている人であればなおさら、ここで語られている「文化変容」や、使っているツールの意味が、実は私たちの心の中にあって、その実在する変容を読み直しながら確認してみようという動機に繋がる、ということです。 一口に「ソーシャル化」と言われても、それが何であるか認識の形態を持たなければ意味を持ち得ないのと同様、普段面白そうだから、便利だから使っているツールがここまで人としての行動様式や思考に影響を及ぼしていることを理解するのには、やはり時間がかかります。第三者的に、Twitterはこうなる、Facebookはどうなる、という話があったときにそれを理解するのは容易でも、そういったツ

    【書評】『情報社会のいま あたらしい智民たちへ』(公文 俊平・著)ほか - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 馬鹿は馬鹿のはずなのに、なぜ滅ばないのか - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    環境は、適応していない個体を取り除くはずなんだけれども、自分も含めて「別に環境に適応してないはずなんだけど、どうにかなっちゃってる馬鹿」っていっぱいいるじゃないですか。普通は、環境が影響を及ぼして、競争に負けた個体は死んじゃったりするんだと思うんですが、振り返ってみて「ああ。私って馬鹿だなあ」と思っても、なんだかんだであれこれやらかしているうちに、どうにかなっちゃったりします。 振り返ってみると、あいつ賢いし、うまく立ち回ってるなあ、と感心してた奴が破産してたりとか。ちと原宿の某一件をさっき詳しく聞く機会があったのですけど、超うまくいってて、会社もガンガン拡大してるのに、著名で優秀なはずの人がいろんな筋に喰い付かれて身を持ち崩していたりとか。もったいないというか、残念というか。 馬鹿が滅ばないのは周辺にいる奴らはもっと馬鹿だからだ、というのもあるかもしれませんけど、でも上にいる人とか偉い

    馬鹿は馬鹿のはずなのに、なぜ滅ばないのか - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 「狼と安心料」…原発関連の安全神話とメディアコントロール - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    会合がひとつ飛んだんだが、来客までの30分でどこまで書けるかなテスト。 嘘をつく子供 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%98%98%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E5%AD%90%E4%BE%9B 寓話の中でのお話は、結構な内容でもある。嘘をつく子供(反原発知識人)が「狼が来るぞ」(原発は危険だ)という。それなりの騒ぎ(安保、反核運動)になったのだが、狼は来ない(原発には何事も起きない)。何度も騒ぎを起こしているうちに、村人は嘘をつく子供の言葉をあまり信じなくなった。 ある日、嘘をつく子供の言うとおり、狼が当にやってきた(原発が爆発して、放射性廃棄物が巻き散らかされた)。村人の大事な羊は喰われてしまう(大地が放射性物質に汚染される)。 物語はここで終わるが、現実はここから始まる。なぜ、嘘をつく子供は嘘になったのか。警鐘を鳴らしても、

    「狼と安心料」…原発関連の安全神話とメディアコントロール - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    benzostyle
    benzostyle 2011/04/19
    "ネット時代になって、調査報道が緩和されるかと思いきや、むしろ大きな事件を扱う体力がないアトム的な活動ばかりになって、むしろ社会の自浄作用は失われ、脊髄反射のような論説で一喜一憂する傾向が顕著になった"
  • 日本の経済を、考え直そう - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    というような勉強会や審議会のようなものに立て続けに参加させられ、思うところも多かったのでダイジェスト風に。明日は朝っぱらから日帰り出張なので手短になるのはご勘弁。 ● 国債とか 「復興国債は市中で消化できる規模でまず発行」とか言ってて、やはり「市中でこなせる金額が分かってればボンドトレーダーは苦労せんだろボケカス」という応酬が為されて微笑ましいわけです。どっち陣営がどっち陣営だったかは自粛。日銀大量供給と包括緩和と簡単には言うけれど、順番を間違うと共倒れになるんだよ。 で、やらかしがあるわけですね。 福島原発問題で揺れる東京電力、社債は日銀の購入対象に (1) http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aZwUJHw_MnLo たぶん、日銀の揮発性のオペというものを市場からも内部からもきちんと理解していない面

    日本の経済を、考え直そう - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 東日本大震災の気分的総括について - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    まだ初動対応は終わっていない、という気持ちもあるけど、11日に震災が起きて一応は約三週間経過したというのもあって、個人的に考えていることの総括の項目出しでもしようと思います。ありがたいことに月刊誌からも寄稿のご依頼を頂戴していたのですが、この手の話題を披露して原稿料を貰うようなのは流儀じゃないのと、いますぐ書いてアップしてしまうことで一刻も早く自分の気持ちに整理をつけたいというのがありまして、ブログで書くことにしました。 最初に書いてしまいますが、理性では「大丈夫だろう」と思っていても、いまだにとても不安です。それも、誰かと分かち合えるような不安ではなく、また、自分の生命に対する不安ではなくてですね。 もし同じような災害に遭って、愛する家内や私の息子たちが冷たい波の下に沈んでしまったら私の人生のその後何を糧に暮らしていくのかとかいう、意味はないけど拭い去れない「たられば」の不安と、私たちが

    東日本大震災の気分的総括について - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    benzostyle
    benzostyle 2011/03/31
    "いままでは、全産業を守る方針できたわけですけれども、成長戦略を考えるにあたっては重点的な政策課題をきちんと設けて、海外に依存するなど棄てる部分は棄てていく改革に着手していく時期が来たのだと思います。"
  • インデックス(アトラス)が就職活動生にdisられるのを眺めつつ合併について語る - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    何というか、ご愁傷様です。 【雑記】強く不快感を感じた!インデックス(アトラス)会社説明会レポート http://blog.livedoor.jp/atlusch-p7866/archives/1396228.html?1301332027 http://megalodon.jp/2011-0329-0136-16/blog.livedoor.jp/atlusch-p7866/archives/1396228.html 要するに、冷やかしなんでしょうかね。どういうつもりでこんな記事を書いたのかは良く分かりません。ただ、コンテンツ会社としてはこういう人にはなるだけ入ってきて欲しくないなあと思う会社さんが多いと思うのですが、読んでいて思うところがあったので雑談風に。 ● 作品が好きで入ってくる人 アトラスは「オタク」と書かれていますが、外注から見た旧アトラスはとても職人肌の人たちの集まりで、国

    インデックス(アトラス)が就職活動生にdisられるのを眺めつつ合併について語る - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 日テレ氏家さん「地上波テレビが強い日本では、ネットは脅威にならない」 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    そのまんまな話でありますが。 氏家齊一郎・日テレビ会長――地上波テレビが強い日では、ネットは脅威にならない(1) http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/cf127785b28b80153293262b4203c430/ この手の経営者の発言を見るときに見出しを読んで「日テレって現実見えてねえwww マスゴミ終わったなwww」とか煽られがちではあるんですけれども、実際にはもう少し違う読み解き方になるんだろうなあとは思います。 [引用]――そうした再編はキー局が主導するのでしょうか。 厳しくなることがわかってはいても、予防的な形で再編を進めることはできないと思う。その地域の中で、音を上げるところが出てきて、それをどうやって助けるか、ということで議論が始まるはず。わかってはいても、なかなか戦略的な再編はできない。それが日

    日テレ氏家さん「地上波テレビが強い日本では、ネットは脅威にならない」 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    benzostyle
    benzostyle 2011/03/07
    ”「ウェブやネットは収益に対する脅威である」というよりは「放送外収益を拡大し実現していくためのツールであって補完材料である」”
  • ウェブにおけるタフネス - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    イメージ的には、世紀末にモヒカンが無辜の村落を襲撃し、打撃を与えているという騒ぎを聞きつけた女用心棒がヘリで乗り付けて、そのヘリが何故か村落へ向けてミサイルを発射、さらなる大爆発を起こして村落大打撃という話でありまして、その惨状の一部始終をみんなで遠巻きで見ているというのがシュールなわけです。 んで、お詫びがありました。 ケツダンポトフ お詫び http://ptflive.jp/info/2011/03/-ddm-ddm.html 一言で言うと「ヤバいことをして申し訳ありませんでした。関係者の皆さまには深くお詫び申し上げます。ところで新サービスにリニューアルするっすよ!!」というような話であり、またさらにそれが読む者の神経を逆撫でしているので超かっこいいわけです。 普通は、どう収拾したらいいものか悩んだ結果、それなりの誠意を尽くしたお詫びをしたあとはいったんフェードアウトするなり、他の話

    ウェブにおけるタフネス - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 生活保護の受給者200万人超えとかいうニュースに関する雑感 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    年金をちゃんと納めて月6万とかに比べて、生活保護が月22万円近くて200万人とな。 生活保護受給 200万人超へ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110303/k10014415441000.html 最近、雇用調整や産業育成に関する議論を政党や官僚の人たちとする機会が突然増えて、寝る時間やゲームする時間を削って資料を読むんだけど、生活保護というか待機労働力に対する認識が私の中で変わりつつある。 一言で言っちゃえば、「まあ、しょうがねえんじゃねーの」って話だけど。 いろいろと不正受給だの問題を孕みつつも、生活保護の受給者が増加し続けている背景ってのは、雇用の受け皿になってきた産業が磨耗している部分があって、働き口がないのだから生活が維持できなくて生活保護を受けざるを得ないという同情すべき事態に陥るのは社会保障上仕方がないのかなあと。 で、その減った働き口

    生活保護の受給者200万人超えとかいうニュースに関する雑感 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    benzostyle
    benzostyle 2011/03/04
    "競争力のない産業に対する助成金や補助金で国民を養ってきたコストより、失業保険をちまちまと払っちゃって待機労働力にして職業訓練させながらバッファにさせておくコストのほうが断然安上がりという現実"
  • J-CASTの新聞記事パクリ問題について語る - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    そういえば、めっきりJ-CASTを見なくなったなあ、ここ半年ほど、という感慨とともに。 大手新聞社の友人が嘆く「一次情報の蹂躙」 http://anond.hatelabo.jp/20081204113724 昔から、「webの流儀」ってこういう感じですからねえ。 で、勝手に敷衍して議論を続けるのだが、新聞社もデジタル部門や子会社を中心に「これではまずい」ということで、web風のビジネスを立ち上げたり、web媒体を買ってみたりしていた。新聞の記事を作る、それを紙に印刷して送り届ける、という装置産業に特化してきた彼らが、この「webの流儀」に慣れ親しむまでには時間がかかるだろうし、実際時間はかかっていて、そしてかけている。そろそろ何らか芽が出る雰囲気ぐらいしてきてもいいんじゃないかと思う。何しろ一次情報を握っているのは彼らだ。デスクに座って後付で情報拾って編集して翌日上げるようなJ-CAST

    J-CASTの新聞記事パクリ問題について語る - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • マスコミはなぜネット時代の弱者になったか - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    もうかなり前にを出したとき書いたけど、いまだに地方新聞社や協会での公演で論じてくれといわれる内容があって。 まあ、分かっている人からすれば「何を当たり前のことを」という話ではあるけれども、意外に見落としがちなことが質そのものだということも多くてですね。 大メディア ネットでの言論増加に対し完全にパニック状態 http://www.news-postseven.com/archives/20110119_10419.html このポストセブンの記事では菅直人首相がテレビ出演したときの視聴率が悪いといって騒ぎにしているのですが、でも実際にはもう少し違った側面があるのだろうと。 というのは、実は私たちが考えているニュースというのはそれほどの分量があるものではなく、それこそ淡々と事実ベースだけ報じられているものであるならば通信社がヘッドラインとして流しているもので事足りてしまうわけです。あるい

    マスコミはなぜネット時代の弱者になったか - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 就職活動の大変さと、思い切って採用する勇気について - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    常見陽平氏のブログであれこれ就職活動についての話を読んでいたら、池田信夫が出てきて「学生がバカなことが就職難の原因」と馬鹿そのものの発言をしていたのを観て和んでいました。 池田信夫先生の「学生がバカなことが就職難の原因」発言で考えた、人気企業ランキングの構造 http://blog.livedoor.jp/yoheitsunemi/archives/51269117.html でも、昨今の常見氏のを読んだりしていると、企業の採用のあり方が徐々に変わってきている中でのある種の生みの苦しみなところもあるのかなあと感じるわけですが。 で、大状況は分かっても自分のところは新卒採用は第二新卒も含めて年間二人程度の採用しかしていないので、じっと手を見るところではあるのですが、新卒で定着して戦力になっている社員を見ていると、インターンのような形で在学中からお仕事を手伝ってくれている人か、こっちの業界に

    就職活動の大変さと、思い切って採用する勇気について - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 週刊ポスト「水嶋ヒロ(本名:齋藤智裕)受賞は八百長」の余波が面白い件について - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    小説編よりも周辺事態のほうが格段に面白い件でありますが、表題週刊ポストの記事に抗議し拳を振り上げたはずのポプラ社で社員の民忠が下がって叛乱、受賞レースでっち上げ&八百長のネタを各所に持ち込んで炎上という二次災害に発展しております。 件の何が面白いのかというと、まず小説がどうしようもないほど面白くないこと、その割に舞台装置が豪華で、しかもがしっかり売れてしまったので、貧乏純文業界の声のでかい人たちが激怒して騒ぎが拡散しているという状況そのものがコメディであり、まさに時事アートだともいえるクオリティの高さにあります。 純粋に商売で言うと、ポプラ社は騒ぎがここまで大きくなるとは思わなかっただろうけど売るための仕掛けとしては非常に効果あったというところでありまして、屋にモノを押し込む経緯といい美談のでっち上げ方といい、巧さを感じさせる素晴らしいビジネスモデルだったと思います。 売れればい

    週刊ポスト「水嶋ヒロ(本名:齋藤智裕)受賞は八百長」の余波が面白い件について - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    benzostyle
    benzostyle 2010/12/22
    ”騒動はもっともっと広がって、mixiやDeNAを巻き込んでみんな共倒れして欲しいと願っています。”
  • 日本国民と国益だけ考えた場合の北朝鮮対策 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    まさかの待ち時間がまとまってできたので、研究所の朝会カンファレンスで講演したことのダイジェストなど。 途中かなりはしょるけど、気にしないでね。 ● 日における北朝鮮問題と、世界における北朝鮮問題 見えるベクトルが違う。日北朝鮮研究は個別的だが、情勢管理という点では非常に良質で優秀。世界に誇っていいレベルの地域研究の質の高さだと思う。実際、北朝鮮専門家が述べる情勢分析を英訳してるだけで地域問題について語れるので、それ専用の人がいるぐらい。 逆に、地政学やアジアの中のバランスオブパワーという側面で見た場合は、世界的にも北朝鮮問題に対する枠組み(フレームワーク)作りは失敗している。というか、北朝鮮という国家自体がイスラム以上に欧米圏から見て理解不能であるので、北朝鮮が瀬戸際外交するたびにアジア担当が飛び技を見てびっくりする、慣れたころには政権が代わる、の繰り返しで、北朝鮮の伝統芸能になって

    日本国民と国益だけ考えた場合の北朝鮮対策 - やまもといちろうBLOG(ブログ)