スイスなどの研究チームがヨーロッパでの新型コロナウイルスの感染第2波について、突然、変異した型が原因の可能性があるとする論文を発表しました。 スイスのバーゼル大学などの研究チームはヨーロッパの患者から検出したウイルスのゲノム配列を調べたところ、中国の武漢で見つかったものから変異していることが分かりました。追跡調査の結果、この型のウイルスが6月にスペイン北東部の農場で最初に発生し、その後のバカンスシーズンにスペインを訪れた人を介してヨーロッパで急速に広まったと指摘しています。最新のデータによりますと、イギリスの新規感染者の約8割がこの型で、ヨーロッパで猛威を振るう第2波の要因となった可能性もあります。
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