ではいよいよ最大の問題、各指の打鍵数の問題に迫ろうと思う。 図の下にある両手と各指の打鍵数を見てみよう。前回も書いたとおり、左小指の打鍵数が多く右小指の打鍵数は極端に少ない。左手小指の負担の多さは否定できないところだ。 だがそこで、ちょっと見方を変えてみる。左右小指を除くと、人差し指から薬指にかけて順番に数が少なくなっていく。これはバランスのとれた打鍵数と言えなくはないだろうか? もちろんだからと言って小指の問題を無視するつもりは無い。だがこの問題はふたつに分けて考えるべきだ。ひとつは先述の「左小指の打鍵数過多」の問題。もうひとつは「右小指の打鍵数過少」問題である。 まずは右小指の過多の問題から考えてみよう。 表を見ると右小指はPと記号系を受け持ち、打鍵中はほとんど使われることはない。394と言う数字は全打鍵数の約0.2%だ。左小指の約2万5000(12.5%)と比較するまでもなく、あまり
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