ハルキゲニア 属名(Hallucigenia ) カナダのバージェス頁岩から化石が発見された ハルキゲニア属スパルサ種(Hallucigenia sparsa) 5億年もの大昔の海底に棲んでいたバージェス動物群のなかでも 有名な1種だ! ハルキゲニアとは「幻覚が生んだもの」という意味で、 1977年に発表された論文に ハルキゲニアの奇妙な姿の復元図が載せられた! これが当初のハルキゲニアの復元だ! 背中に触手が生え 長く真っ直ぐなトゲで海底を歩くその姿は まるで 「1,2!1,2!」と 竹馬でムカデ競争をしているかのごとく 珍妙な動作であり、 現在のどの動物にもかけ離れた まったく分類不能な不思議動物だ! しかし 有爪動物の化石が多産する中国の澄江で ハルキゲニア属のフォルティス種(Hallucigenia fortis)が 発見され、 ハルキゲニアは現在生息している ミミズに脚が生えたよ