ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~ (一迅社文庫) 作者: 十文字青,ま@や出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2009/07/18メディア: 文庫購入: 28人 クリック: 543回この商品を含むブログ (76件) を見る 【ストーリー】父親は有名な脳神経外科医で母親は外務事務官、そして姉はコロンビア大学出身という一家の主人公・ユラキ。エリートな家庭だが、家の中では、自分にべったりな妹のうずみや元天才美少女の姉・綾(現在放浪中)に囲まれ、そして学校では脚が魅力的な部活の先輩小野塚那智と二人っきりの部活動をしたり可愛いクラスメイトの桃川みうに憧れたりと普通の高校生活を送っていた。 しかし、ちょっとしたことを切っ掛けにその日常は壊れ始め、ユラキはある病気に陥ってしまう。 そんな悩める日々が続いても、変わらず”ぷりるん”はユラキの前に現れるのだった。 同社のANGEL+DIVEは脱落してしまい
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総評&次巻期待度:★★★★ ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~ (一迅社文庫) 作者: 十文字青,ま@や出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2009/07/18メディア: 文庫購入: 28人 クリック: 543回この商品を含むブログ (76件) を見る いい小説でした。あまりラノベでは描かれない負の感情に溢れてましたが、「ぷりるん」の言葉は沈んでいく主人公だけでなく読者のキモチをも下支えし、気持ちのいいラストまで連れていってくれた気がします。ハイテンションで明るく楽しいノリばっかりのお話だけじゃなく、こういう新しい感覚のお話がもっとラノベのジャンルでも出てきて欲しいと思います。 簡単にストーリーを紹介すると、ラブラブ光線がまぶしい妹のうずみと暮らす主人公ユラキは、気になる女の子桃川みうと初デート。帰りにエッチに誘われるも、実は昔姉から受けたトラウマでセックスに対して臆病(?)なため逃げ帰っ
読了 面白かったです。青少年の悩み。青春。 ちょっと、自閉的な主人公が、本当に周りの人たち、家族(姉、妹)、友人、恋人と触れ合う話。性的な触れ合いもふくめて。性描写は、エロというよりは、コミュニケーションツールの一種として登場。あまりエロくは無い。個人的には部長に言及されてるところは好き。 相当な女性運の悪さ、いやむしろいいのだろうか?主人公が気を病むのも致し方ないです。友人達の話は結構好きです。こういうのは大好物、いつかぶつからないとしょうがない。主人公みたいなのを本気で案じてくれるノボルはいいキャラ。桃川は、ころっと変わってしまったが良い方向ならそれはそれで。この作品は綺麗に終わらせているので、ハッピーエンド派の自分には良かった。 序説と書いてあるが続刊の予定があるのだろうか?これで終わらせておいたほうが良いような気がします。 作中の登場する女キャラクターを端的に言ってしまえば 姉(全
注:ネタバレがあります。 ある作家の、その最も濃い部分がぎゅっと凝縮されたような作品が、不意にぽろっと産み落とされることがある。たとえば桜庭一樹の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』や、谷川流の『絶望系』などがそうだろうか。いま最も勢いのあるラノベ作家の一人、十文字青にとって、この『ぷりるん。』がそうなるのかもしれない。正式タイトルは『ぷりるん。〜特殊相対性幸福論序説〜』。精神的性的不能者の主人公・ユラキくんが、どこかがおかしい少女たちから好意を寄せられ、セックスし、懊悩し、肉体的にも性的不能者になって、そして最後に幸福を掴むというストーリーだ。 ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~ (一迅社文庫) 作者: 十文字青,ま@や出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2009/07/18メディア: 文庫購入: 28人 クリック: 543回この商品を含むブログ (76件) を見るタイトルだけ見ればお気楽な
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