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ブックマーク / chama258.seesaa.net (3)

  • 第3回電王戦第4局 手番による勝率の違いとコンピュータ将棋の特徴

    ブログは下記URLに引っ越しました。 https://www.toyama-shogi.com/ 日将棋連盟棋士。 既報の通り第4局はツツカナが格矢倉で森下九段を下し、コンピュータ側が3-1となって勝ち越しを決めました。 序盤~中盤の入り口までは森下九段がリードしていましたが、そこからツツカナが地力を発揮。 コンピュータが得意とする中盤のねじり合いで差を付けられてしまった印象です。 今回は今までの振り返りと視点を変え、先手後手の勝率について記します。 ここまで電王戦は計10局行われました。 手番だけを抜き出すと、以下のようになっています。 第1回:後手0-1 第2回:先手1-2、後手0-1-1 第2回リベンジマッチ:先手1-0 第3回:先手1-1、後手0-2 トータル:先手3-3、後手0-3-1 参考にする局数は少ないですが、とはいえ見逃せないデータです。 先手が若干有利なのはプロ公式

    第3回電王戦第4局 手番による勝率の違いとコンピュータ将棋の特徴
    betelgeuse
    betelgeuse 2014/04/09
    『コンピュータは、先手番の時はじっくり進めて+の評価値を保ち、後手番の時は-の評価値を挽回しようと激しく動く』
  • 第3回電王戦第3局 YSSのログを調べてみました

    ブログは下記URLに引っ越しました。 https://www.toyama-shogi.com/ 日将棋連盟棋士。 既報の通り豊島七段がYSSに横歩取りで快勝しました。 早速YSSはログを開示しており、大変興味深く、昨日の夜から夢中で見てしまいました。 以下に気がついたことを箇条書きで。 ・1手につき、序盤は357秒、中盤戦以降は511秒で指すというのが基だった。ただし途中でそれが493秒になったり揺れていて、なぜかは開発者の方に聞かないと分からない。 ・序盤、△8六歩のところでは△2三歩や△4二玉や△4一玉も候補だった。 これは豊島七段に聞いた話とも一致。△2三歩には対策があったが、△4二玉や△4一玉は手強いと思っていたらしい。 ・話題の△6二玉は、ほぼその一択とみていた。△2三銀や△3四飛も練習では指された、とは豊島七段談。 ・それなりに時間を使っても△6二玉しか考えていないので、

    第3回電王戦第3局 YSSのログを調べてみました
    betelgeuse
    betelgeuse 2014/03/30
    #将棋
  • 電王戦第5局のGPS将棋の読み筋を精査してみました

    ブログは下記URLに引っ越しました。 https://www.toyama-shogi.com/ 日将棋連盟棋士。 GPS将棋は自分の読み筋の一部をHPで公開しています。 GPS将棋の電王戦のページ 今回の電王戦ではコンピューターの指す将棋を間近で見て検討したことにより、勉強になることが多くありました。 局面を広く読み、その読みの量から繰り出される手は、将棋の深淵を見せられることもあります。 私自身もコンピューター将棋にはかなり影響を受けていますが、一層その色が濃くなったように思います。 そこでせっかく読み筋が公開されているので、勉強も兼ねて精査してみました。 プロなんだから盤面を~という片上六段の言葉(電王戦第3局コメント欄参照)がありましたが、この試みは 「プロなんだから読み筋を精査して判断してみよう」 というものです。 読み筋といっても一部(じゃないと数億になる)ですが、それでも多

    電王戦第5局のGPS将棋の読み筋を精査してみました
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