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ブックマーク / tsuriyoubi.jp (1)

  • 釣り曜日 - 遊魚漫筆

    ボラは釣り人に嫌われる。 なせかというと美味しくないからである。 一部に熱狂的なボラファンがいる。 なぜかというと美味しいからである。 ボラのファンは地元に多い。それぞれの地元で偏愛する釣り人がいたのだ。むかしは魚の旬というのがはっきりしていた。 ボラは冬のものであったのである。 冬になって、眼の前に脂肪をため、白濁して濁った眼のボラが最上のものとされた。俊敏なボラも、この時期には眼が見えず釣りやすいのである。 いろいろな狙い方があるのだが、ふつう「騙し」などと呼ばれるルアーの1種で狙う。赤いビニール片が、びらびらとついていて、その下に大きな掛けバリがあるというのが騙しであり、これで掛け釣りをする。 デトリタス性、藻性のボラが、赤いビニール片を、いったいなにと思って寄ってくるのだろうか、よくわからない。昔の釣り人にいわせると、眼が見えないから、なんでも寄ってくるのだといっていた。 この

    betelgeuse
    betelgeuse 2014/02/08
    『むかしは、目を瞠るほど大きなボラがいた。ごつい道具で、そういう「とど」を釣る男たちがいた。いまは消えてしまった』
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