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ブックマーク / www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo (2)

  • 徒然草第55段

    徒然草(上) 第55段 家の作りやうは、夏をむねとすべし。 家の作りやうは、夏をむねとすべし*。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり。 深き水は、涼しげなし。浅くて流れたる、遥かに涼し。細かなる物を見るに、遣戸は、蔀の間よりも明し*。天井の高きは、冬寒く、燈暗し。造作は、用なき所を作りたる*、見るも面白く、万の用にも立ちてよしとぞ、人の定め合ひ侍りし*。 家の作りやうは、夏をむねとすべし:家を作るときには、夏の住みやすさを優先して作るのがよい。 遣戸は、蔀の間よりも明し:<やりどは、しとみのまよりあかし>と読む。遣り戸の部屋は、蔀の部屋よりも明るい。「遣戸」は引き戸のこと。「蔀」は、平安時代から住宅や社寺建築において使われた、格子を取り付けた板戸。上部に蝶番(ちようつがい)をつけ、外または内側に水平に釣り上げて開ける(『大字林』より)。 造作は、用なき所を作りたる

    betelgeuse
    betelgeuse 2015/03/21
    「暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり」、夏場には風通しが悪いとカビで呼吸器をやられるから http://allabout.co.jp/gm/gc/384388/
  • 徒然草第85段

    徒然草(上) 第85段 人の心すなほならねば、偽りなきにしもあらず。 人の心すなほならねば、偽りなきにしもあらず*。されども、おのづから、正直の人、などかなからん*。己れすなほならねど、人の賢を見て羨むは、尋常なり。至りて愚かなる人は*、たまたま賢なる人を見て*、これを憎む。「大きなる利を得んがために、少しきの利を受けず、偽り飾りて名を立てんとす」と謗る*。己れが心に違へるによりてこの嘲りをなすにて知りぬ*、この人は、下愚の性移るべからず*、偽りて小利をも辞すべからず*、仮りにも賢を学ぶべからず*。 狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり。悪人の真似とて人を殺さば、悪人なり。驥を学ぶは驥の類ひ*、舜を学ぶは舜の徒なり*。偽りても賢を学ばんを、賢といふべし。 人の心すなほならねば、偽りなきにしもあらず:人はこころがまっすぐで 純粋でないと、偽善が無いとは限らない。 おのづから、正直の人、な

    betelgeuse
    betelgeuse 2014/11/08
    中二病の真似とて腕の暴走を抑えたり邪眼の疼きで顔を覆わば、即ち中二病なり。
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