まるで準決勝ドイツ戦の再現のように、前半のわずか17分までに2点を取られてしまい、そのまま1点も取れずに敗れてしまったブラジル。守備戦術優位の今大会における象徴的な、まさにガラパゴスと呼ぶべき存在として記憶に残される羽目になってしまったと言える。 オランダは、スナイデルが怪我をしたためにデ・グスマンが入り、デ・ヨングの代わりにクラシーが入った以外はほぼベストメンバー。そしてブラジルは先発を大きく変えて来て2列目の3人はラミレス、ウィリアン、オスカルのチェルシートリオで、左SBはマルセロじゃなくてマクスウェル。 で、試合はいきなりブラジルが高い位置からのプレスをかけまくって来て、その割に全体の押し上げがないのでどうかなと思っていたら、ワンツーであっさり飛び出したロッベンをチアゴ・シウバが手で引っ張ってしまい、エリア外には見えたがPK。そして17分にはフリーでボールを受けたロッベンからサイドに